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「ミシン初心者なんだけど、おすすめのミシンってなんだろう」
「できれば安くミシンを買いたいけど、どんなミシンがいいか不安…。」
「初心者でも使いやすくて操作が簡単なミシンが知りたい!」
入園入学の準備をしたり、バッグやポーチなど小物を作ったり、ぬいぐるみの服を作ったり…。
きっかけや趣味を理由にミシンの購入を考えるひともいますよね。
そんな中でも多くの初心者さんを悩ませるのがミシンの選び方。
ミシンはいろいろな種類やメーカーがありますが、機能や価格もバラバラなのでどれを選んでいいか迷ってしまいます。ましてやミシンを初めて買う初心者さんにとっては、さらにハードルが高い難問です。
ミシンを選ぶ基準って、いろいろありますからね…。
最低限の機能だけついたシンプルなミシン、ジーンズの裾上げができる厚物も縫えるミシン、通園グッズにぴったりの文字や刺繍を入れられるミシンなど、人によってさまざまです。
そんなとき、初心者さんでも自分にぴったりのミシンを選ぶことができたら最高ですよね(*^^*)
というわけでこんにちは、ぬいぺです!
わたしはお裁縫が大好きで、毎日ミシンを使っています。
このブログではぬいぐるみの服の作り方や型紙を配信していますが、趣味でミシンを踏んでいたり、縫製工場で働いていた経験をもとにミシンのノウハウや縫い方も発信しています(^^)
最近は母校の服飾専門学校でぬいぐるみの服作りの講師もしています。
わたしが初心者の頃は、母の家庭用ミシンを借りて洋裁を楽しんでいました。ミシンが楽しくなって近所の洋裁教室に通い、多種多彩な家庭用ミシンを使ったこともあります。
たくさんの人にブログを読んでもらっているのですが、よく質問もいただきます。
よくあるのが、ミシンの選び方。初めてミシンを買いたいけど、いざ買おう!と調べると何がいいのかわからない人も多いようで…
それもそのはず。冒頭で述べた通り、ミシンにはいろいろな機能や種類があります。お値段もお高めなので、コンビニでおにぎりを買うみたいにさらっと選べないんですよね。
とはいえ、できるだけ安いミシンが欲しい!というのが皆さんの本音だと思います。わたしもです。あわよくば操作が簡単で、壊れにくくて初心者でも使いやすくて…。などなど、理想をあげるとたくさん出てきます。
ちなみに安いミシンなら数千円からありますが、安いミシンには安い理由があります。縫える素材が限られていたり、早く壊れてしまったり。
高いミシンは安いミシンに比べて構造がしっかりしていて、耐久性もあります。厚物も縫えるし、機能も充実したものが多いです。
でも、高ければいいってもんじゃないんです。ミシンの使用頻度やサイズ、作りたいものによっては高いミシンを買う必要がなかったりします。逆に高価なミシンで必要以上の機能がついていると、初心者さんには使いにくいケースもあります。
じゃあどんなミシンを選べばいいんだ!?
と、さらに混乱してしまった人もいるかもしれません。
結論からいうと、ミシン選びのポイントは価格ではなく用途に合ったものを選ぶことが大切です!
とはいえ、他にもミシンを選ぶポイントはいろいろあります。
この記事では家庭用ミシンから職業用ミシン、工業用ミシンまであらゆるミシンを使ってきたわたしぬいぺが、初心者さんでも失敗しないためのミシンの選び方をお教えしたいと思います!
まず前半では、ミシンの選び方や初心者さんにおすすめのミシンの機能などをお教えします。
そして、後半の記事では「ここから選べば間違いない!」というぬいぺおすすめのミシンを紹介します。
ミシン選びに悩む初心者さんにぜひ読んでもらいたい!と思ってかいたら、ちょっと長くなってしまいました。「ミシン選びの教科書」を読む気持ちで、お茶でも飲みながらリラックスして読んでみてください(^^)
ちなみに、今はミシンに詳しくなったわたしですが、洋裁初心者の頃はミシンの選び方や使い方に大変苦労していました。
それでは早速いきましょう!
ミシン初心者さん
ぬいぺ
ミシン初心者さん
ぬいぺ
ミシン初心者さん
もくじ
- 初心者さん必見!ミシン選びで重要なポイント2つ
- ミシンには3種類ある!電動ミシン・電子ミシン・コンピューターミシンの特徴
- ミシンのサイズ・重さの違いって?
- ミシンってどんな機能があるの?
- おすすめのミシン購入場所とは?
- 初心者さんからよくあるミシンの質問
- 【初心者におすすめ】コンピューターミシン13選
- 【お値段安め】コンピューターミシン|ブラザー:PS202X
- 【お値段安め】コンピューターミシン|ブラザー:S71-SL
- 【お値段安め】コンピューターミシン|JUKI: HZL-G100B(GRACE HZLG100B)
- 【お値段安め】コンピューターミシン|ジャノメ:JP310
- 【お値段安め】コンピューターミシン|ジャノメ:NP400
- 【高機能】コンピューターミシン|シンガー:モナミヌウプラスSC227
- 【高機能】コンピューターミシン|ジャノメ:MP580MSE-MG
- 【高機能】コンピューターミシン|JUKI:HZL-VS200
- 【文字縫いや刺繍も!】コンピューターミシン|ジャノメ:パルシェルNP3000
- 【文字縫いや刺繍も!】コンピューターミシン|シンガー:モナミヌウアルファSC327
- 【文字縫いや刺繍も!】コンピューターミシン|ハッピージャパン:ミクリエFFH-8000
- 【文字縫いや刺繍も!】コンピューターミシン|ブラザー:parieEMM1901
- 電子ミシンのおすすめ3選
- 電動ミシンのおすすめ3選
- 【初心者でも使える!】職業用ミシンのおすすめ
- ミシンレンタルでお試しもあり!
初心者さん必見!ミシン選びで重要なポイント2つ
ミシン初心者さん
ぬいぺ
ミシン選びのポイントは使用目的を明確にすること
初心者さんがミシン選びで欠かせないポイントは、「何を作りたいか」ということ。
ミシンは作りたいものがきちんと縫えることが何より大切です。縫えればなんでもいいやと激安のミシンを探す方もいますが、これは大きな間違いです。
出来るだけミシンにお金をかけたくないという一心でミシンを購入すると、後々後悔することになります。
ミシンが欲しい方はポーチやシュシュなどの小物だったり、入園入学グッズ、ぬいぐるみの服や本格的な洋服など、使う目的がいろいろです。
でも、全部同じミシンで縫えるかといったらそうじゃないんですよね。ミシンの種類やサイズ、機能によって作れるものが変わってくるのです。
ミシン初心者さん
ぬいぺ
ミシンの使用用途はざっくり3つに分けられます。
- 小物
- 入園入学アイテム、簡単な服作り
- 本格的な服作り
例えば、小物作りメインでミシンを選ぶとします。
趣味程度であれば、一番スペックが低く、安いミシンでいいかもしれません。正直きれいに仕上げることは難しいですが、形にすることはできます。
ところが、「ミシンの腕を磨いてネットショップで自分の作品を売りたい!」という場合どうでしょうか。購入者側の気持ちだと、「作りがきれいで丁寧」な商品を買いたい。と思いますよね。
このような場合、小物対応のミシンであっても、ワンランク高機能なミシンを選んだ方がお得です。価格は上がりますが、縫い目や仕上がりの質も確実に良くなります。
入園入学アイテム作りでも、バッグに文字縫いを入れるか入れないかで選ぶミシンが違います。
文字縫いのいらないバッグであれば、機能が少ないシンプルなミシンでいいですし、逆に文字を絶対入れたいのであれば、文字縫い機能搭載のミシンを選ばなくてはなりません。
入園入学用のミシン選びは↓の記事にまとめました(*^^*)
入園入学に!ミシン初心者さんおすすめと選び方【幼稚園デビュー必見】
ミシンを選ぶときは、使用用途に加えて今後どのようにミシンを使っていくかイメージをふくらませると、さらにいいですよ(*^^*)
ミシン選びのポイント2つ目!ミシンを価格で決めるのはおすすめしない理由
ぬいぺ
ここでみなさんが一番気になるミシンの価格説明を。
冒頭でも触れましたが、初心者さんでミシン選びのポイントになるのが価格だと思います。ミシンじゃなくても何かを買う時って安いほうが嬉しいですよね。
特に初心者さんだと、予算を抑えたいので安いミシンが欲しい。という方も多いと思います。
でも、安いミシンには安い理由があるのです。
ミシンの値段は安いものから高いものまでピンキリで、ぶっちゃけ安いものだと3000円程度で買えるミシンもあります。
しかし、安すぎるミシンは壊れやすく、縫える生地も限られています。
なぜ壊れやすいかというと、安いミシンはミシンを作る費用も安いので、構造や材料もそれなりだからです。
ネットの口コミでも、
「買ってすぐ壊れた」
「全然縫えない」
「使い物にならない」
と言う悲しい報告をたくさん見るのが現状ですね。
結論から言うと、最低でも1~2万円代のミシンがいいでしょう。
ミシンの価格はスペックや耐久性に比例するのですが、これくらいの予算であれば小物や簡単な洋服が作れます。
ミシン初心者さん
ぬいぺ
まとめ
- ミシン選びのコツは使用用途をはっきりさせること!今後の使い方までイメージできるとなお良し。
- 安すぎるミシンは要注意。最低でも1~2万円代の予算がおすすめ
安いけど、ちゃんと使えるコスパがよいミシンについて、↓の記事で詳しく解説しています。
ミシンには3種類ある!電動ミシン・電子ミシン・コンピューターミシンの特徴
ぬいぺ
家庭用と呼ばれるミシンがよくお店に並んでいるミシンです。初心者さんなら家庭用ミシンを選ぶのが一般的でしょう。
ここでは家庭用ミシンの種類について説明します。
ぬいぺ
ミシン初心者さん
電動ミシン
電動ミシンはざっくりいうと昔ながらのミシンです。足踏みミシンを電力で動かすようにしたもので、スピードも踏み加減で調整します。
値段の安いものが多く、ちょっとした小物作りをする方にはおすすめです。
ただし、ミシンが止まったときの針の位置が一定ではなく、スピードを調整できないので、初心者さんにはちょっと扱いにくいです。
・作れるもの
簡単な小物
・メリット
安い
機能がシンプル
・デメリット
スピード調節ができない
ミシンが止まったときの針の位置が一定ではない
厚物や大物縫いには向かない
電子ミシン
電動ミシンを使いやすく改良した感じのミシンです。
電子基板でミシンを制御しており、針の停止位置が一定です。縫い目が電動ミシンよりも安定していて、スピード調節もできます。
低速でもそこそこの厚地が縫える貫通力があるので、簡単な服作りもカバーできるのも特徴です。
模様や糸調子などの設定を全てダイヤルで変えるので、画面を設定するのが苦手な方も使いやすいです。
・作れるもの
小物
簡単な服
・メリット
電動ミシンよりも使いやすい
操作がシンプル
スピード調節ができる
低速でも一定の力で縫える
ミシンを止めたときの針の位置が一定
・デメリット
電動ミシンよりも高い
コンピューターミシン
コンピューターミシンは、電子ミシンをより機能的にしたものです。ミシンにコンピューターを搭載し、縫い目やスピードを制御します。
パネルを押すだけで簡単に設定できるので、初心者さんにも使いやすいのが特徴。初心者さんに一番おすすめしたい種類です。
エラー表示機能もあり、間違った使い方をすると止まって教えてくれるので、安全で壊れにくいのも特徴です。
模様縫いが多種で、ソーイングデザインの幅も広がります。刺しゅう縫いや文字縫い機能のあるミシンも多く、入園入学準備にもぴったりなミシンです。
ちなみに、貫通力やパワーは電子ミシンとあまり変わりありません。
・作れるもの
小物
簡単な服
刺しゅう、文字縫いアイテム
・メリット
簡単設定で、初心者さんも使いやすい
壊れにくい
エラー表示で間違いがわかる
模様縫いが多種
刺しゅう・文字縫いもできる
小物から服まで幅広く作れる
・デメリット
電動ミシン、電子ミシンより価格が高い
コンピューターミシンのより詳しい内容については、こちらにまとめています(^^)
ミシンのサイズ・重さの違いって?
ミシン初心者さん
ぬいぺ
ミシンのサイズはミシン全体の大きさのことではなく、「ふところ」と呼ばれる部分の大きさを指します。
ミシン初心者さん
ぬいぺ
ぬいぺ
ミシンは大きさから2つの種類に分けられ、小さいものをコンパクトミシン、大きいものをフルサイズミシンと呼びます。
ぬいぺ
コンパクトミシン
小物製作向きです。軽くて持ち運びが楽ですが、軽さゆえにミシンの振動で動いてしまうので、初心者さんは少し縫いにくいかもしれません。
フルサイズミシンと比べ小型モーターを使っているので耐久性が低く、壊れやすいです。
・メリット
軽くて持ち運びが楽
・デメリット
パワーが弱い
壊れやすい
厚地縫いは難しい
大物縫いには向いていない
使用回数や年数を重ねるうちにモーターが衰えるので、買い替えが必要になることも。
年に1,2回ポーチを作る程度であれば問題ありませんが、頻繁にミシンを使うのであればフルサイズミシンがおすすめです。
フルサイズミシン
ソーイングスペースが広く、小物はもちろん洋服やバッグなど、大物が縫えます。
また、コンパクトミシンに比べて重くて持ち運びは大変ですが、ガタつきにくく、パワーと安定感があります。金属パーツを使っているので丈夫で長く使えるのも特徴です。
「大きくて重いミシンの方が音がうるさいんじゃないの?」と思われる方もいるかもしれません。が、実はミシン本体が重い方が縫製時の安定性や耐性がいいことから、静音性に適しているのです。
コンパクトミシンから買い替える人も多いので、あらかじめ長く使う、使用頻度が多そうなら最初からフルサイズミシンを買ったほうが、手間もお金もかかりません。
ちなみに、フルサイズミシンならジーンズや合皮、革のような厚地も縫えますよ(^^)
・メリット
パワーがある
安定感がある
壊れにくい
大物や厚地も縫える
・デメリット
重い
移動が大変
コンパクトミシンとフルサイズミシン、具体的なサイズと重さの違いは?
ぬいぺ
コンパクトミシン | フルサイズミシン | |
サイズ | 36~40㎝前後 | 40~44㎝前後 |
重さ | 5kg前後 | 7kg前後 |
ミシン初心者さん
ぬいぺ
コンパクト、フルサイズというくらいなので、もっと大きさに違いがあるかと思いますよね。ところがどっこい。コンパクトミシンの一番小さいミシンと、フルサイズミシンの一番大きなミシンを比べても、8㎝ほどしか変わりません。コミック単行本の幅よりも狭いですね。
ちなみに、ミシンの価格も物によってはほぼ同じなので、機能や価格の面でもフルサイズミシンを買っておいたほうが使い勝手がいいし、お得です。
というわけでわたしのおすすめは断然フルサイズミシン、です。
置く場所、しまう場所がないという理由でコンパクトミシンを選ぶ方もいますが、”コンパクト”という言葉だけにひかれて買うのはもったいない気がします。
フルサイズミシンは重いけど、出しっぱなしにするなら楽チンな話
フルサイズミシンはパワーと安定感がある分、重いという欠点がありますが、ミシン専用のテーブルがあるなど、作業スペースが固定できるなら、ミシンを移動する体力や手間が省けます。
ちなみにわたしのミシンは10kgほどの重さがありますが、頻繁にミシンを使うので、テーブル(ネット通販で3000円ほどで購入)に出しっぱなしにしています。椅子はホームセンターで1000円くらいのものです。
ミシン専用の作業スペースがあると片付ける手間も省けるので、創作意欲も倍増しますよ(*^^*)
コンパクトミシンがおすすめの人
わたしのおすすめはフルサイズミシンなのですが、どうしても軽いミシンがいいという方もいるかと思います。
体力に自信のある方であれば、重いフルサイズミシンの持ち運びも問題ないかもしれません。
でも、例えば腰痛持ちでどうしても重い物を持てない方であれば、フルサイズミシンを持ち運ぶのは厳しいですよね。
移動の頻度が高く、体に支障が出てしまいそうであれば、コンパクトミシンがおすすめです。
ミシン初心者さん
ぬいぺ
・コンパクトミシンがおすすめな人
小物製作がメイン
使用頻度が少ない
持ち運ぶ機会が多い
・フルサイズミシンがおすすめな人
服やバッグも作りたい
パワー重視
使用頻度が多い
移動は少ない
ぬいぺのおすすめはフルサイズミシン!
コンパクトミシンのもっと詳しい選び方やおすすめは、こちらの記事にまとめました(^^)
初心者も!コンパクトミシンの選び方とおすすめ11選【2023】
ミシンってどんな機能があるの?
ミシン初心者さん
ぬいぺ
初心者さんにおすすめ!ミシンの機能7選
ミシンを使う上で糸かけなど縫う前の準備はとても重要です。ぶっちゃけめんどくさいのですが、正しく準備しないとうまく縫えなかったり、それがトラウマでミシンが嫌いになったりします。
特に初心者さんはつまずきやすいので、準備が簡単で操作が楽なものを選ぶといいでしょう(*^^*)
【重要】自動糸調子
ミシン初心者さんがいちばん不安なのが糸調子あわせではないでしょうか?ミシンの糸調子は糸のテンションと生地によって変化します。糸調子がうまく合わないと、縫い始めで糸が絡まったり、縫い目が引きつったりします。
家庭用のミシンは上糸で調整するものが多く、糸調子ダイヤルを回して調整するのですが、ある程度経験がないと自分で調整するのは難しいかと思います。
自動糸調子機能があれば、糸や生地に合わせて調整してくれるので、初心者さんにぜひ使ってもらいたい機能です。
【便利!】自動糸切り
名前の通り、ミシンが自動で糸を切ってくれる機能です。ミシンにボタンがついていて、縫った後に押すとガチャっと糸を切ってくれます。
手動で糸を切ってもいいのですが、縫うたびに押さえをあげて、糸を引き出して、糸を切って…といちいち手間がかかります。自動だとボタン1つで糸切りができるので、とても楽チンです。
ちなみにわたしは自動糸切り付きのミシンを使っていますが、作業がとても快適です。手動で糸を切るミシンも使ったことがありますが、縫った後にハサミを持ち替えて切るのがめんどくさかったですね…。
ミシンを頻繁に使うならあったほうがいい機能です(^^)
自動針穴糸通し
ミシン初心者さんによくあるお悩みが針穴に糸が通らない!です。わたしも初心者の頃はなかなか糸が通らなくてイライラしていました。
最近のミシンには簡単に糸を通せる機能がありまして、レバーを押せば自動で糸を通してくれるので、おすすめです。
糸を通すのが苦手な人にもあると嬉しい機能ですね。
簡単上糸かけ機能
初心者さんに一番多いミスが上糸のかけ間違いです。ミシンは上糸と下糸のバランスが噛み合って縫われるので、糸かけを間違うとうまく縫えません。
安すぎるミシンやおもちゃのミシンでない限り、図や番号でわかりやすいように糸の順序を示す工夫がしてあります。
簡単下糸通し機能
ボビンをセットして、糸を溝に沿って通すだけで簡単に下糸が通せます。下糸のセットもつまずきやすいので、初心者さんに嬉しい機能です。
ぬいぺ
フットコントローラー
足でミシンを動かすことができます。ミシンの縫い始めや縫い終わり、速さはミシン本体で操作しますが、どうしても片手で作業するタイミングがあります。
フットコントローラーを使えば両手が自由に使えるし、手元に集中できるので、より綺麗な作品に仕上がりますよ!
できれば初心者さんに使ってもらいたい機能です。
ワイドテーブル
ミシンの作業スペースを追加で広くできる機能です。スペースが広くなると、大物アイテムの布送りがスムーズになり、作業効率も上がります。
取り外しも簡単で折りたためるので、収納にも困りません。
カーテンや大きなバッグ、服を本格的に作るならおすすめですよ!ちなみにわたしは小さいパーツをよく縫いますが、作業場所が広くなるので助かっています(*^^*)
模様縫い(かがり縫い、ジグザグ縫いも)
生地の端はほつれやすいので、かがり縫いをすることで裁ち端処理ができ、生地のほつれを防ぐことができます。
家庭用ミシンは縫い模様が豊富なものが多く、かがり縫い以外にも色々な模様が選べます。
小物にお気に入りの模様を入れたり、入園入学グッズにお子様の好きな模様を入れてあげると喜ばれますよ♪
【便利】縫い目の長さが調整できるとミシンが使いやすい話
ミシンの有名メーカーだったり、標準的なミシンには縫い目の長さを調整できる機能がついています。
でも、めちゃくちゃシンプルなモデルやおもちゃのような低価格のミシンでは縫い目を調整する機能がなく、縫い模様として数種類内蔵されているだけのミシンもあるのです。
結果からいうと、縫い目の長さが調整できるミシンがおすすめです。
理由は、縫い目の長さが決まっていると、縫い止まりたいときにぴったり終わらないことがあるからです。
縫い目調整機能があると、例えば角を縫うとき、あと1ミリだけ縫うこともできます(*^^*)(縫い模様で長さが決まっていると、足りなかったりオーバーすることもある)
ミシンを使いはじめのときは、まっすぐ縫うことや返し縫いなど基本で頭がいっぱいなのですが、慣れてくると洋裁力も上がるんですよね。
「次はこうしよう!」って考えるのが楽しくなって、もっといいものを作りたくなります。
わたしも日々お世話になっている欠かせないおすすめ機能です(^^)
そのほかの便利なミシン機能
ぬいぺ
スピード調節
初めてミシンを触るなら、ミシンが怖い。なんて方もいると思います。どれくらいの速さで縫われるのか、間違って手を縫わないか、心配ですよね。
でも安心してください。ミシンのスピードを調整できる機能があれば、お好みの速さに変えられます。最初は一番低速に設定しておけば大丈夫ですよ!
ちなみにスピード調整機能がないミシンでもフットコントローラーがあれば、軽く踏めば最定速、強く踏むと最高速で速度調整が可能ですよ(^^)
ぬいぺ
フリーアーム
ミシン本体の補助テーブルを外すだけで便利なフリーアームに変わる機能です。
今ではほとんどの家庭用ミシンに採用されていて、ズボンの裾上げやバッグの袋物などの筒縫いが楽にできます。
ぬいぐるみの服など、小さいものの縫製にも便利です。
ボタンホール
つけたいボタンをセットするだけで、そのボタンにビッタリのボタンホールを開けてくれます。洋服などボタンをつけるアイテムを作りたい方におすすめの機能です。
手縫いでも穴かがりをできないことはないですが、時間もかかるし面倒なのが本音です。
この機能を使えば早く簡単、そして綺麗なボタンホールを開けられます。
液晶画面
ミシン本体についている画面でミシンの設定ができる機能です。
コンピューターミシンに搭載されていて、縫い目の長さや模様などを1つの画面でチェックできるので作業が楽です。
針上下ボタン
縫い終わりの針の位置を選べる機能です。
針を下で止めれば布の方向転換がしやすいです。また、長い距離を縫う途中でとまっても、縫い幅も均一、縫い目もガタつかずに縫えます。
針を上で止めれば縫製後に布を取り出しやすくなります。
ライト
ライトが針元と手元を照らします。
最近のライトはLEDタイプが主流で長時間の使用でも熱くならず、ランプも長持ちなのが嬉しいです。
静音設計
従来のミシンと比べ、ミシンの運転音が静かなタイプのミシンです。
最近は日中は仕事でミシンを使うのは子どもが寝た後など、夜にしかミシンを使えない方も増えています。ご近所トラブル防止で静音設計のミシンを選ぶ方もいますね。
搭載している機種は少ないですが、運転音の静かな機種を探している方は優先すると良い機能です。
【オリジナル感アップ!】文字縫いや刺繍縫い機能
文字縫い
入園入学グッズや推し活など、作品に名前を入れたい方も多いはず。そんな方におすすめなのが文字縫い機能です。
文字縫い機能搭載のミシンであれば、かがり縫いや模様縫いと同じようにミシン本体の液晶画面で縫いたい文字を指定し、選ぶだけで簡単に文字縫いができます。
ただし、電動ミシン、電子ミシンは文字縫いの機能がないので注意です。
ぬいぺ
刺繍縫い
文字縫いと似ている機能ですが、文字縫いよりも丈夫で仕上がりが綺麗なのがポイントです。
デメリットは、刺繍機をつける必要があるため準備が手間なことと、高価なミシンが多いこと。入園入学グッズでしか使わないのであれば、文字縫いで十分です。
刺繍を入れたハンドメイドアイテムを将来的に販売したい!と考えている方であれば、刺繍縫いの機能があると作品のクオリティも上がるのでおすすめです。
ミシン初心者さん
ぬいぺ
長くなったので、おすすめの機能を厳選してまとめます。
初心者さんにおすすめ!ミシンの機能6選
- 自動糸調子
- 自動糸切り
- 自動針穴糸通し
- フットコントローラー
- ワイドテーブル
- 縫い目調整
おすすめのミシン購入場所とは?
ミシン初心者さん
ぬいぺ
ミシンの販売経路
- ネット通販
- 店舗販売
ネット通販でミシン購入するポイント
スマホやインターネットが普及したこの時代、ネットでミシン購入をする人が増えてきました。
ネット通販でミシンを購入するメリットは、なんと言っても価格が安いこと。お店は接客する人件費がかかりますが、ネット通販はサイトがお客様を接客してくれるので、その分安く販売することができます。
そのほかにも、
- ミシンの種類が多い
- じっくり選べる
- 口コミを参考にできる
- 配達してくれるので楽チン
などのメリットがあります。
お店に出向かなくてもいいので、時間と交通費が浮くのも嬉しいです。
ミシン初心者さん
ぬいぺ
初心者さんがミシン専門サイトでミシンを購入するのがおすすめな理由
ぬいぺ
いざネットでミシンを買ったけど、使い方がわからず電話かメールで聞きたい…。なんてこともあると思います。
ミシン専門店なら、ミシンに詳しいスタッフが対応してくれるので、困った時も安心です。
ぶっちゃけYouTubeで”ミシン 使い方”とかで調べると簡単に調べられる世の中なので、自分で解決できることも多いですね。
これはわたしの経験でもあるのですが…店舗だとスタッフさんが接客してくれますよね。わたしは接客してもらうのが苦手で、自分のペースで選びたい派なんです。
ミシン専門店のサイトはミシンの種類が多く、多くて100種類以上を掲載しているサイトもあります。商品の説明が丁寧で詳しいので、初心者さんも選びやすいのが特徴かと。
自分の理想のミシンをゆっくり選べるのも魅力ですね(*^^*)
ぬいぺ
ミシン購入後、大事なのが保証制度、アフターサービスです。
せっかく購入したミシンが不良品だったり、すぐ壊れてしまったら困りますよね。
そんなときでも大丈夫。ミシン専門店なら他の通販サイトよりも保証が長く、期間内であれば無料で修理してくれるショップが多いです。
修理士さんも専門の技能士の方なので、安心して修理をおまかせできます。
こんな人には向かない!ミシン通販のデメリット
ミシン通販のデメリットは対人接客がないことです。中にはスタッフさんに会って、直接説明してもらいたい人もいると思います。
また、今すぐミシンが欲しい、買ってすぐに使いたい。という方にも通販購入はおすすめできません。購入して届くまでに時間がかかりますからね。
ぬいぺ
店舗でミシンを買う上でのポイント
先ほどお話ししたように、接客願望や時間を考慮するなら、店舗でミシンを買うのがおすすめです。
店舗販売なら実物を見て、スタッフさんのアドバイスを聞きながらミシンを選ぶことができます。その日のうちに持ち帰り、すぐにミシンで作業もできます。
ここで注意してもらいたいのが、価格が通販よりも高くなってしまうということ。また、展示のスペースが限られているので、ミシンの種類も少ないです。お好みのミシンがなくても、しつこい接客をされてしまうこともあるかもしれません。
価格やサービス、利便性など、何を重視するかを考えてミシン購入を検討してみてくださいね!
ネット通販がおすすめなひと
- たくさんのミシンから選びたい
- 自分のペースでじっくり選びたい
- すでに購入するミシンが決まっている
- 保証期間、アフターサービス重視
店舗購入がおすすめな人
- 接客してほしい
- 買ってすぐに使いたい
同じミシンでも、ネット販売と店舗販売で型番が違うことがあります。
ほんの少しだけ色やデザインを変えて、別物として売っていることもあるので、お問い合わせの際は確認するといいです。
初心者さんからよくあるミシンの質問
今までの内容をふまえて、ミシンのよくある質問に答えます。
ミシン初心者さん
結論から言うと、縫えません。この価格帯のミシンはほぼおもちゃミシンにあたります。
糸と生地がかろうじて繋がって縫えるように見えるかもしれませんが、ほつれたり破ける可能性が高いです。
バッグなどの入園グッズであれば、耐久性も必要なので1万円以下のミシンはやめたほうがいいです。
もう少し予算を足すと有名ミシンメーカーのコンパクトミシンが買えるので、そちらの購入をおすすめします。
ミシン初心者さん
初めてミシンを購入するなら、糸かけが楽にできるものがいいです。
特におすすめなのは自動糸調子機能が付いてるミシンですね。糸調子の知識がなくても簡単に設定できます。電動ミシンや電子ミシンは自分で設定するものが多いので、コンピューターミシンの中から選ぶのがいいでしょう。
くわえて自動糸切りや針穴通し、スピード調整機能があると、より作業が捗ります。
ミシン初心者さん
ずばり、コンピューターミシンがおすすめです。上の質問でも書きましたが、初心者さんは糸調子をとるのが慣れていないので、糸調子機能が付いているコンピューターミシンが扱いやすいと思います。
最低限の機能については、直線縫い、かがり縫い(ジグザグ縫い)ができること。フットコントローラーがあると両手を使って集中して作業できます。
アイテムに名前を入れたければ、文字縫い機能付きのミシンを選ぶといいですよ。
ミシン初心者さん
コンパクトミシンでもデニム生地を4~5枚ほど重ねて縫うことはできますが…。厚地ばかりメインで縫うとミシンへの負担がかかり、ミシンが早く壊れてしまいます。
厚地縫いがメインの場合、コンパクトミシンはおすすめできません。パワーの強いフルサイズミシン、もしくは職業用ミシンの購入がおすすめです。
ミシン初心者さん
大丈夫です。職業用ミシンと聞くと難しく聞こえますが、直線専用縫いのミシンであり、むしろ機能は家庭用ミシンよりシンプルです。
フットコントローラーの踏み加減で速さを調節して使います。糸調子は下糸、上糸それぞれ調整が必要ですが、コツを掴めば難しくありません。購入時に専門スタッフに聞いたり動画をみれば、初心者さんでも大丈夫です。
ちなみに服飾学校の専門学生は、初めから職業用ミシンを買う人がほとんどです。
ミシン初心者さん
予算に余裕があり、小物から本格的な服まで幅広く作るのであれば、職業用ミシンをおすすめします。特に服作りであれば、お店に売っているようなクオリティが出せますよ。
いろいろな家庭用ミシンを触ってきましたが、厚地や縫い代が重なる部分は送りが弱く、ステッチが進まない、なんてこともありました。
服作りは裁ち端の始末も重要なので、ロックミシンも一緒に購入することをおすすめします。
ミシン初心者さん
有名なミシンメーカーはブラザー、ジャノメ、JUKI、ジャガー、シンガー、ベビーロックなどです。
最近は普通の家庭用ミシンであれば、機能や使いやすさはほぼ同じです。なので、ここがおすすめ!というミシンメーカーは特にありません。
「お母さん、おばあちゃんが使っていたから。」という理由で決める人もいますね。
とはいえわたしなりにおすすめメーカーをまとめてみたので、こちらも参考にしてくださいね(^^)
ミシン初心者さん
ミシンは毎年新しい機種が出るとは限りません。5年以上前に発売されたモデルがいまだ人気、というケースも多数あります。
むしろ、家庭用ミシンの場合は最新モデルよりもロングランモデルの方が信頼がありますね。
ネット通販で買う場合、口コミの件数や評価も参考にするといいです。
【初心者におすすめ】コンピューターミシン13選
いよいよお待ちかね!いろいろなミシン選びのコツを紹介しましたが、わたしがおすすめするミシンを紹介します。まずはコンピューターミシンです^^
値段や機能がたくさんあるので、いくつか視点を絞って厳選してみました。
- 【お値段安め】コンピューターミシン
- 【高機能使いやすい】コンピューターミシン
- 【文字縫い・刺繍】コンピューターミシン
ミシン初心者さん
ぬいぺ
わたしがおすすめするミシン機能をおさらいすると、これ↓でした。
初心者さんにおすすめ!ミシンの機能6選
- 自動糸調子
- 自動糸切り
- 自動針穴糸通し
- フットコントローラー
- ワイドテーブル
- 縫い目調整
これに加え、ミシンの重さやサイズなどの基本スペック、模様縫いの種類、文字縫い、刺繍ができるかなどをふまえながら1台ずつ解説していきます!
【お値段安め】コンピューターミシン|ブラザー:PS202X
「ミシンにはあまりお金をかけたくないけど、しっかり縫えるミシンがほしい。」という方におすすめのミシンになります。
ミシンの人気ランキングで常に上位、売り上げ台数もNO.1でお客様の満足度も高いのがポイント。誕生から10年以上経ちますが、シンプルな機能や使いやすさから今でも大人気!PS202Xシリーズは2021年に新発売した最新機種になります^^
コンパクトミシンなので、厚地や洋服など大きなものはちょっと縫いにくいです。標準糸通しなので、自動糸通しに似ているけどちょっと精度は低いかな。
ミシンの種類 | コンピューター |
価格 | 27,000円前後 |
送り歯 | 6枚 |
本体サイズ | 約40.7(幅)×17(奥行)×29.1(高さ)cm |
重さ | 約4.5kg |
(2024/11/20 17:15:09時点 楽天市場調べ-詳細)
自動糸調子 | × |
自動糸切り | × |
自動針穴通し | ○ |
フットコントローラー | ○ |
ワイドテーブル | 別売(+約9,000円) |
縫い目調整 | ○ |
スピード調整 | ○ |
模様縫いの種類 | 20 |
文字縫い | × |
刺繍縫い | × |
ミシン本体が27,000円前後、別売りのワイドテーブル(9,000円くらい)を合わせると、36,000円くらいになります。
ちなみに、旧型のPS202シリーズもあります。こちらは新機種より4,000円ほどお安くなります。
(2024/11/20 17:15:09時点 楽天市場調べ-詳細)
詳しい違いや共通点は↓の記事にまとめたので、参考にしてくださいね(^^)
【お値段安め】コンピューターミシン|ブラザー:S71-SL
自動糸調子機能がついていて、低速でもパワーを落とさず縫えるところがポイントです。
4万円前後のミシンで文字縫いまでついているのがすごい…!ひらがなやカタカナ、英数字、年・組など入園入学グッズに名前入れがしやすいパターンがそろっています。
7枚の送り歯なので、しっかり布送りもしてくれます。口コミではスピードを出しても安定感があり、パワーも申し分ないという評価が印象的です。
ミシンの種類 | コンピューター |
価格 | 40,000円前後 |
送り歯 | 7枚 |
本体サイズ | 約41.3(幅)×17.8(奥行)×29.6(高さ)cm |
重さ | 約4.6kg |
(2024/11/20 12:20:45時点 楽天市場調べ-詳細)
自動糸調子 | ○ |
自動糸切り | × |
自動針穴通し | ○ |
フットコントローラー | ○ |
ワイドテーブル | 別売(+約8,000円) |
縫い目調整 | ○ |
スピード調整 | ○ |
模様縫いの種類 | 40 |
文字縫い | ○ |
刺繍縫い | × |
【お値段安め】コンピューターミシン|JUKI: HZL-G100B(GRACE HZLG100B)
JUKIの「HZL-G100B」は工業用ミシンにも使われている「BOX送り」を搭載。折り目や縫い代の重なる厚みや段差に対応するなど、送りの性能の高さが売りのコンピューターミシンです。厚物はもちろん、薄物も縫い縮みや詰まりを防いできれいに縫ってくれます。
広いソーイングスペースと、ボタンをセットするだけでボタンの大きさにあった穴かがりをしてくれる「自動穴かがり」がポイントです。
自動糸調子と自動糸切りはついていませんが、縫い速度が900針/分と家庭用ミシンの中では早く、パワーや耐久性、仕上がりが高評価。耐久性がある分、ミシン本体は9kgと重たいです。
ミシンの種類 | コンピューター |
価格 | 46,000円前後 |
送り歯 | 7枚 |
本体サイズ | 約44.5(幅)×22.3(奥行)×29.2(高さ)cm |
重さ | 約9kg |
(2024/11/20 12:20:46時点 楽天市場調べ-詳細)
自動糸調子 | × |
自動糸切り | × |
自動針穴通し | ○ |
フットコントローラー | 別売(+約3,600円) |
ワイドテーブル | 別売(+約6,300円) |
縫い目調整 | ○ |
スピード調整 | ○ |
模様縫いの種類 | 20 |
文字縫い | × |
刺繍縫い | × |
【お値段安め】コンピューターミシン|ジャノメ:JP310
ジャノメのJP310は自動糸切りがなくて耐久性もちょっと弱いですが、「自動糸調子」「操作が簡単」「持ち運びが楽」という条件が初心者さんにウケています。
「入園入学準備でしかミシンを使わない!」などミシンの使用頻度が低いなら、安さ重視で自動糸切りがいらないかもしれませんね。
その他の機能は充実、おまけにフットコントローラーとワイドテーブルもついて35,000円はコスパがいいです…!
ミシンの種類 | コンピューター |
価格 | 35,000円前後 |
送り歯 | 7枚 |
本体サイズ | 約40.6(幅)×17.4(奥行)×29.8(高さ)cm |
重さ | 5.5kg |
自動糸調子 | ○ |
自動糸切り | × |
自動針穴通し | ○ |
フットコントローラー | ○ |
ワイドテーブル | ○ |
縫い目調整 | ○ |
スピード調整 | ○ |
模様縫いの種類 | 20 |
文字縫い | × |
刺繍縫い | × |
実はわたしもこのミシン、使っていました^^
職業用ミシンと併用していたこともあり、出番が少なくなったので使ってもらえる人にお譲りしたのですが。。
ちなみに使ってみて、「自動糸切り機能があったら楽だな〜」と感じたので、自動糸切り付きの最上位機種を以下紹介しちゃいます…!
【お値段安め】コンピューターミシン|ジャノメ:NP400
↑で紹介したミシン「JP310」の上位機種になります。
JP310は自動糸切りがないのですが、NP400は自動糸切りがついたんですよね。他にも水平送りや針板が金属製になったり、耐久性もレベルアップしました^^
ミシンの種類 | コンピューター |
価格 | 42,000円前後 |
送り歯 | 7枚 |
本体サイズ | 約40.6(幅)×17.4(奥行)×29.8(高さ)cm |
重さ | 約6.0kg |
自動糸調子 | ○ |
自動糸切り | ○ |
自動針穴通し | ○ |
フットコントローラー | ○ |
ワイドテーブル | ○ |
縫い目調整 | ○ |
スピード調整 | ○ |
模様縫いの種類 | 20 |
文字縫い | × |
刺繍縫い | × |
以上が価格が安めのおすすめコンピューターミシンです。
安いといっても、コンピューターだと2万円以上4万円台が自信を持っておすすめできるミシンかな。(機能や口コミをふまえて)
次からは少し予算は上がるけど、さらに便利な機能がついたミシンをご紹介します♪
【高機能】コンピューターミシン|シンガー:モナミヌウプラスSC227
文字縫いは必要ないけど、より高性能・高機能なミシンをお探しの方におすすめなのがこちら。
5万円台と決して安くはない価格ですが、おしゃれなデザインと縫い目の綺麗さでたくさんのお客様から高評価のミシンです。フルサイズミシンにはめずらしい静音設計なのもポイント(^^)
押さえ圧調整機能搭載で、厚地はもちろん、シフォンやローンなどの極薄の生地も綺麗に縫えます。
オプション購入で刺しゅう機も取り付けられるので、幅広い作品作りをしたい方におすすめのミシンです。
ミシンの種類 | コンピューター |
価格 | 54,000円前後 |
送り歯 | 7枚 |
本体サイズ | 約43.9(幅)×19.5(奥行)×28.7(高さ)cm |
重さ | 約7.7kg |
自動糸調子 | ○ |
自動糸切り | ○ |
自動針穴通し | ○ |
フットコントローラー | ○ |
ワイドテーブル | ○ |
縫い目調整 | ○ |
スピード調整 | ○ |
模様縫いの種類 | 55 |
文字縫い | × |
刺繍縫い | 別売で可 |
押え圧調整 | ○ |
厚地縫い | ○ |
静音設計 | ○ |
「高機能」ミシンから押さえ圧や厚地縫い、静音設計についても機能の有無を追加しました!
【高機能】コンピューターミシン|ジャノメ:MP580MSE-MG
「MP580MSE-MG」は2022年1月に発売された最新機種です。コードリール式なので、電源コードの片付けも楽々です^^
あったら嬉しい機能にくわえて50種類の模様縫い、押さえ圧も6段階なので細かい設定ができます。約6万円でこのスペックなら、コスパがいいんじゃないかな。
簡単糸通し機能はついているミシンが多いですが、このミシンにはさらに針元を拡大してくれる針とおし拡大レンズがついているので、針を落とす位置や糸通しが楽ちんです。
ミシンの種類 | コンピューター |
価格 | 66,000円前後 |
送り歯 | 7枚 |
本体サイズ | 約40.6(幅)×17.7(奥行)×30.2(高さ)cm |
重さ | 約6.3kg |
自動糸調子 | ○ |
自動糸切り | ○ |
自動針穴通し | ○ |
フットコントローラー | ○ |
ワイドテーブル | ○ |
縫い目調整 | ○ |
スピード調整 | ○ |
模様縫いの種類 | 50 |
文字縫い | × |
刺繍縫い | × |
押え圧調整 | ○ |
厚地縫い | ○ |
静音設計 | ○ |
【高機能】コンピューターミシン|JUKI:HZL-VS200
上で紹介したJUKIの「HZL-G100B」でも使われている「BOX送り」機能を採用し、安定した布の送りが魅力で、さらに機能が充実した機種になります。
布の薄い部分を端まで返し縫いしても、布の詰まりや縫い目の乱れなどがないこと、厚い部分でも針の貫通力が持続する点がユーザーから支持を得ています。
特許を取得した「センサー式ボタンホール縫い」は生地や段部の影響による送り詰まりを抑えたボタン穴かがりを実現。従来機種より品質がレベルUPし、美しいボタンホールが縫えると好評です。
ぬいぺ
ソーイングスペースは元々広めですが、付属のワイドテーブル設置でさらに広くなるので、大きな作品作りにもおすすめなミシンです。
ミシンの種類 | コンピューター |
価格 | 75,000円前後 |
送り歯 | 7枚 |
本体サイズ | 約44.5(幅)×21.0(奥行)×29.1(高さ)cm |
重さ | 約9.8kg |
自動糸調子 | ○ |
自動糸切り | ○ |
自動針穴通し | ○ |
フットコントローラー | ○ |
ワイドテーブル | ○ |
縫い目調整 | ○ |
スピード調整 | ○ |
模様縫いの種類 | 20 |
文字縫い | × |
刺繍縫い | × |
押え圧調整 | ○ |
厚地縫い | ○ |
静音設計 | ○ |
【文字縫いや刺繍も!】コンピューターミシン|ジャノメ:パルシェルNP3000
文字縫い含む模様縫いが300種類あるのがすごい!
ひらがなやカタカナ、アルファベットや数字、簡単な漢字まで縫えるので、入園入学準備やその他お名前入れにピッタリです。
縫い始めの糸の引き上げをしなくてもよい「下糸クイック」や、よく使うステッチは、ボタン1つで設定できる「ダイレクトボタン」など、作業効率がぐーんとUP。ストレスなくミシンが楽しめます^^
厚地を縫うときは押え圧を強く、薄地を縫うときは押え圧を弱くすると仕上がりも綺麗になります。仕上がり、針の貫通力、返し縫いの性能でも高評価。
準備から縫いまで操作しやすいと、使用者からも支持が熱いミシンです。
ミシンの種類 | コンピューター |
価格 | 71,000円前後 |
送り歯 | 7枚 |
本体サイズ | 約40.6(幅)×17.7(奥行)×30.2(高さ)cm |
重さ | 約6.3kg |
自動糸調子 | ○ |
自動糸切り | ○ |
自動針穴通し | ○ |
フットコントローラー | ○ |
ワイドテーブル | ○ |
縫い目調整 | ○ |
スピード調整 | ○ |
模様縫いの種類 | 300(文字縫い含む) |
文字縫い | ○ |
刺繍縫い | × |
押え圧調整 | ○ |
厚地縫い | ○ |
静音設計 | ○ |
【文字縫いや刺繍も!】コンピューターミシン|シンガー:モナミヌウアルファSC327
モナミヌウプラスに文字縫い機能をつけたミシンです。
ミシンの種類 | コンピューター |
価格 | 64,000円前後 |
送り歯 | 7枚 |
本体サイズ | 約43.9(幅)×19.5(奥行)×28.7(高さ)cm |
重さ | 約7.7kg |
自動糸調子 | ○ |
自動糸切り | ○ |
自動針穴通し | ○ |
フットコントローラー | ○ |
ワイドテーブル | ○ |
縫い目調整 | ○ |
スピード調整 | ○ |
模様縫いの種類 | 260(文字縫い含む) |
文字縫い | ○ |
刺繍縫い | 別売で可 |
押え圧調整 | ○ |
厚地縫い | ○ |
静音設計 | ○ |
別売りの刺繍機「EU-2JSP」を使えば、ワンポイント刺繍を楽しめちゃいます。USBメモリでテータ取り込みも可能です^^
【文字縫いや刺繍も!】コンピューターミシン|ハッピージャパン:ミクリエFFH-8000
↑の「モナミヌウアルファ」の商品ページをスクロールすると、この「ミクリエ」が最上位モデルとして上がっています。
販売元の「ハッピージャパン」はモナミヌウシリーズで有名なシンガーミシンの販売、海外でのOEM生産を行なってきた老舗メーカーです。”お客様に「使って楽しく喜びを感じるミシン」を提供する”という信念の元、2021年、新たな自社ブランドのミシンを製造・販売しました。
布送りにこだわった設計で厚地薄地はもちろん、針板のクイックチェンジもできる優れもの。普通家庭用ミシンは模様縫いやいろいろな押さえに対応できるように針穴が横に広がった形をしているのですが、ミクリエは直線縫い専用の穴が小さい針板と交換ができて。しかもワンタッチでできちゃうんです、これは神。
針穴が小さいほど布が食い込みにくくなるのでミシンの進みもよくなります。薄地やニット縫製にも効果的です^^
押さえの上げ下げをひざで操作する「ニーリフター」がついているのもすごい。。これ、工業用や職業用ミシンには必ずついているのですが、家庭用で使えるミシンに初めて出会いました。他にも魅力がたくさんあるけれど、止まらなくなるのでやめておきます笑
別売りの刺繍機「EU-2JSP」をセットすれば、刺繍もお手軽に楽しむことができます。
普通縫いや模様・文字縫いに特化したミシンがほしいけど、刺繍もちょっとやってみたい!という人におすすめです^^
ミシンの種類 | コンピューター |
価格 | 110,000円前後 |
送り歯 | 7枚 |
本体サイズ | 約4756(幅)×18.6(奥行)×30.0(高さ)cm |
重さ | 約8.9kg |
自動糸調子 | ○ |
自動糸切り | ○ |
自動針穴通し | ○ |
フットコントローラー | ○ |
ワイドテーブル | ○ |
縫い目調整 | ○ |
スピード調整 | ○ |
模様縫いの種類 | 794(文字縫い含む) |
文字縫い | ○ |
刺繍縫い | 別売りで可 |
押え圧調整 | ○ |
厚地縫い | ○ |
静音設計 | ○ |
【文字縫いや刺繍も!】コンピューターミシン|ブラザー:parieEMM1901
普通のミシン・文字縫いミシン・刺繍ミシンとして使えるブラザー複合ミシンです。
刺繍に特化しているミシンなので、種類も多く、クオリティの高い刺繍ができます。カラー液晶タッチパネルで見やすく、模様の選択や調整、編集も思いのまま。画面で操作手順を確認できるティーチング機能も備えているので、ミシン初心者でも簡単に操作ができます。
後から刺しゅうのデータを購入することができるので、飽きないもの作りができるのも魅力です。
「高性能なミシンがほしい、刺繍もたくさん楽しみたい!」という機能重視の方におすすめのミシンです。
ミシンの種類 | コンピューター |
価格 | 123,000円前後 |
縫い速度 | 最高850針/分 |
送り歯 | 7枚 |
サイズ <本体のみ> <刺繍機あり> | 約41.9(幅)×19.4(奥行)×30.7(高さ)cm 約52.5(幅)×21.9(奥行)×30.7(高さ)cm |
重さ <本体のみ> <刺繍機あり> | 約7.1kg 約8.6kg |
自動糸調子 | ○ |
自動糸切り | ○ |
自動針穴通し | ○ |
フットコントローラー | ○ |
ワイドテーブル | 別売(+約8,800円) |
縫い目調整 | ○ |
スピード調整 | ○ |
模様縫いの種類 | 472(文字縫い含む) |
文字縫い | ○ |
刺繍縫い | ○ |
押え圧調整 | ○ |
厚地縫い | ○ |
静音設計 | ○ |
実はわたしもレンタルして使ったことがありまして。初めての刺繍で「難しいかな…。」とどきどきだったのですが、説明書や動画をみて、思った以上に簡単にできました。できた刺繍もとても可愛いです(*^^*)
【ブラザー刺繍ミシン】parieの使い方&特徴【ユザワヤでレンタル】
ただ、お値段がかわいくない(泣)10万円を超えると、さすがに財布や家族と相談が必要…ですよね。。
「普通縫いも刺繍もバリバリ使うぞ〜!」という方であれば、きっと後悔しないはず…!逆に「刺繍は使うかわかんない」という方には、刺繍機能がないミシンの検討をおすすめします。
電子ミシンのおすすめ3選
ミシン初心者さん
このように、「機能より値段重視で安いミシンがほしい」という方もいるかもしれません。そんな方のために、値段のわりにコスパがいいミシンも紹介しておきますね!
JUKI:HZL-40
JUKIの「HZL-40」は1万円台後半で買える低価格ながら、糸かけや針穴通しがしやすいように設計されています。縫い模様のパターンは10種類。
速度調整のスイッチとは別に、縫い始めのスピードを落とせる「ゆっくりすすむ」ボタンが搭載されている点が初心者さんに優しいです。
使いやすさについて、薄物の生地端を返し縫いすると、「布がうまく送れず仕上がりが乱れた」というレビューも。厚地の段差は針の貫通力が落ちず、縫い目がきれいという部分はさすがJUKIです。
ミシンの種類 | 電子 |
価格 | 19,000円前後 |
送り歯 | 7枚 |
本体サイズ | 約38.8(幅)×19.8(奥行)×28.0(高さ)cm |
重さ | 5.9kg |
自動糸調子 | × |
自動糸切り | × |
自動針穴通し | ○ |
フットコントローラー | 別売(+約5,000円) |
ワイドテーブル | × |
縫い目調整 | ○ |
スピード調整 | ○ |
模様縫いの種類 | 10 |
文字縫い | × |
刺繍縫い | × |
シンガー:モニカピクシーDX5760R
シンガーの「モニカピクシーDX5760R」は電子ミシンではめずらしい自動糸調子が搭載されています。
また、模様表示の窓には適応押さえの記号が表示されるので、押さえの種類がひと目で確認できるのがわかりやすいです。
こちらも先ほどのJUKI「HZL-40」と同様に薄地は少々苦手感が見受けられ…。厚地はスムーズに布を送れるという意見が多いです。
ワイドテーブルはありませんが、補助テーブルを外すとフリーアーム仕様になるので、袖やズボンのすそ上げなど、筒縫いに便利です。
ミシンの種類 | 電子 |
価格 | 33,000円前後 |
送り歯 | 7枚 |
本体サイズ | 約41.5(幅)×17.2(奥行)×29.5(高さ)cm |
重さ | 8kg |
自動糸調子 | ○ |
自動糸切り | × |
自動針穴通し | ○ |
フットコントローラー | ○ |
ワイドテーブル | × |
縫い目調整 | ○ |
スピード調整 | ○ |
模様縫いの種類 | 15 |
文字縫い | × |
刺繍縫い | × |
アックスヤマザキ:山﨑範夫の電子ミシンAG-005
アックスヤマザキの山﨑範夫の電子ミシン「AG-005」は「厚地もしっかり縫える」、「手縫いのようにゆっくり縫える」、「縫い締まりのいい美しい縫い目」にこだわって作られた電子ミシンです。
デニムなどの厚地や厚手の帆布を11枚重ねても、目飛びせずに縫うことができます。家庭用ミシンではめずらしい垂直釜を採用しているので、下糸調整も可能。よりきれいな縫い目と縫い締まりが実現しました。
操作面ではわかりやすく簡単という意見が多かったものの、ボタンホールの仕上がりは少し荒いというレビューも。厚地や段差はしっかり縫えます。
ミシンの種類 | 電子 |
価格 | 33,000円前後 |
送り歯 | 8枚 |
本体サイズ | 約39.0(幅)×18.0(奥行)×28.0(高さ)cm |
重さ | 5.3kg |
自動糸調子 | × |
自動糸切り | × |
自動針穴通し | ○ |
フットコントローラー | 別売(+約4,000円) |
ワイドテーブル | × |
縫い目調整 | ○ |
スピード調整 | ○ |
模様縫いの種類 | 9 |
文字縫い | × |
刺繍縫い | × |
電動ミシンのおすすめ3選
ジャノメ:JN508DX-2B
ジャノメの「JN508DX-2B」は「まっすぐ縫えて布端の始末ができればいい」という本当に最低限の機能だけがついたミシンです。
スピード調整のつまみはなく、フットコントローラーの踏み込み具合で調整します。縫い始めや縫い終わりの操作もフットコントローラーです。
針穴糸通しがついており、糸かけの準備もスムーズにできるのはメリット。薄地は苦手ですが、10オンスのデニムなら6枚、キルティング生地は4枚重ね縫いができます。トートバッグの取っ手もOK。
ミシンの種類 | 電動 |
価格 | 13,000円前後 |
送り歯 | 4枚 |
本体サイズ | 約38.5(幅)×15.0(奥行)×28.2(高さ)cm |
重さ | 5.0kg |
(2024/11/21 06:42:09時点 楽天市場調べ-詳細)
自動糸調子 | × |
自動糸切り | × |
自動針穴通し | ○ |
フットコントローラー | ○ |
ワイドテーブル | × |
縫い目調整 | × |
スピード調整 | × |
模様縫いの種類 | 6 |
文字縫い | × |
刺繍縫い | × |
JAGUAR:MM-222I
JAGUARの電動ミシンは「MM-2221」をピックアップ。JAGUARと美心工房のコラボミシンです。
手元スイッチタイプとフットコントローラータイプの2種類があり、どちらか操作方法が選べます。2,000円追加でフットコントローラー対応の「MM-222I-FC」に変更OK。
自動糸切りはついていないですが、サイドにカッターがあるのでざっくりとですがはさみがなくても糸切りができます。
これまでの電子電動と同じく、薄地縫製は苦手ですがある程度の厚地はいける!という意見が多いです。
ミシンの種類 | 電動 |
価格 | 16,000円前後 |
送り歯 | 7枚 |
本体サイズ | 約36.3(幅)×19.1(奥行)×28.0(高さ)cm |
重さ | 5.2kg |
自動糸調子 | × |
自動糸切り | × |
自動針穴通し | ○ |
フットコントローラー | 別売(+約2,000円) |
ワイドテーブル | ○ |
縫い目調整 | × |
スピード調整 | × |
模様縫いの種類 | 6 |
文字縫い | × |
刺繍縫い | × |
シンガー:AmitySN20A
シンガーの電動ミシン「AmitySN20A」は一般的なミシンより小型で垂直釜を採用しているミシンです。
スタート・ストップボタンがないので、縫い始めや縫い終わり、スピード調整などすべてフットコントローラー操作になります。また、自動糸通しがついていないので、自力で針穴に糸を通す必要があります。
お手頃価格にしてはよく縫えるという意見が多いですが、シンプルな構造ゆえに機能も制限されており…。自動針穴通しやスピード調整など、初心者向けの機能がほしい人にはあんまりおすすめできません。
ミシンの扱いになれていて、たまに簡単な小物作りやリメイクメインで使いたいという人におすすめです。
ミシンの種類 | 電動 |
価格 | 11,000円前後 |
送り歯 | 6枚 |
本体サイズ | 約34.8(幅)×18.3(奥行)×29.2(高さ)cm |
重さ | 4.3kg |
(2024/11/20 22:51:53時点 楽天市場調べ-詳細)
自動糸調子 | × |
自動糸切り | × |
自動針穴通し | × |
フットコントローラー | ○ |
ワイドテーブル | × |
縫い目調整 | × |
スピード調整 | × |
模様縫いの種類 | 9 |
文字縫い | × |
刺繍縫い | × |
【初心者でも使える!】職業用ミシンのおすすめ
これまでは一般的な「家庭用ミシン」と呼ばれるものを紹介しましたが、今後本格的な服作りをしたり、合皮やビニールなど特殊素材や厚地をよく縫う人には職業用ミシンをぜひおすすめしたいです!
ミシン初心者さんにもおすすめ!職業用ミシン
ミシン初心者さん
ぬいぺ
初心者さんの中には「将来的に本格的な服を作りたい。」と考えている人もいるかもしれません。
そんな人におすすめなのが、職業用ミシンです。今わたしが愛用しているのも職業用ミシンになります。ベビーロックのエクシムプロです。
(2024/11/21 06:58:10時点 楽天市場調べ-詳細)
職業用と聞くと、難しそう…。使いにくそう…。と苦手意識を持たれる方もいるかもしれませんが大丈夫。いろんな機能が付いているミシンよりはるかにシンプルで使いやすいんです。
ちなみに服飾学校の生徒さんは洋裁初心者・経験者問わず、最初から職業用ミシンを購入してます。
職業用ミシンの特徴は、直線縫い専用ミシンであること。
家庭用ミシンのように、模様縫いやかがり縫いなどはできませんが、直線縫いに特化しているだけあり、パワーや貫通力が高く、縫製の質も比べ物にならないほどきれいです。
お値段はちょっとお高めですが、10年たった今でも購入時と同じクオリティで縫えているし、修理にも出していません。中途半端なミシンを買って、途中で買い替えるより手間も省けるし、品質もいいのでコスパがいいかな?と思います。
ちなみに、デニムの簡単な裾上げなら家庭用ミシンでもできるのですが、やはり縫い目の綺麗さや貫通力は職業用ミシンには劣ります。
縫い代が重なる部分を家庭用ミシンで縫って、針が折れた、もしくはミシンが壊れた、なんて声も聞きます。
既製服みたいな服を自分で作りたいと考えているなら、最初から職業用ミシンを買うのもありなのです。
ミシン初心者さん
ぬいぺ
職業用ミシンは直線縫い専用のため、布端の処理にはかがり縫い専用のロックミシンを使います。
こちらもお値段はお高めですが、仕上がりは既製品の服に近く、家庭用ミシンの比ではありません。
わたしも職業用ミシンとロックミシンの2台持ちで、実際に在宅のお仕事で既製服を縫っていました。既製服に近いというか、既製服が縫えますね。
ちなみに、専用の穴かがり機のアタッチメントを職業用ミシンに取り付ければ、ボタンホールを縫うこともできます。
ちなみに、お値段は1万円前後と、やや高めですが、家庭用ミシンのボタンホールより仕上がりがきれいなので、値段には理由があるなぁ。としみじみ感じます。
よくあるのが、最初にボタンホール機能つきの家庭用ミシンを買って、慣れてきたら職業用ミシンを追加で買うプランです。
職業用ミシンをメインで使って、家庭用ミシンをボタンホールや模様縫い専用にします。家庭用ミシンならかがり縫いもできるので、ロックミシンがなくてもいけますね。
ミシン初心者さん
ぬいぺ
職業用ミシンは多くのハンドメイド作家さんも使っています。
ぬい服作りにもおすすめしたい職業用ミシン
人間がガチで着る服じゃなくても、ぬい服とか小さいお洋服作りにこそおすすめしたいのが職業用ミシンなんです。
ミシン初心者さん
と思ったそこのあなた。間違いじゃない、合ってるんですけど。。職業用ミシンがぬい服作りに向いてるポイントがあるんです。
- 針穴に生地が食い込みにくい
- ニーリフターで両手が自由に
- パワーが別格
針穴に生地が食い込みにくい
家庭用ミシンは模様縫いやボタンホールなど、いろいろな縫い方ができますが、針の落ちる幅が広いので針板の穴が大きく開いています。
一方職業用ミシンは直線縫い専用なので針の落ちる位置が定まっていて、針穴が小さくなっています。
ぬい服は人間の服に比べ、縫い代が5㎜前後と細く、襟やすそなど布端から1㎜の部分にステッチを入れることもよくあります。
そのため、家庭用ミシンで縫うと、縫う際に大きな針穴に生地を巻き込んでしまうのです。特にニットや薄手など、柔らかい生地はぐちゃぐちゃになったり、糸が絡んだりします。
ぬいぺ
ニーリフターで両手が自由に
ぬい服を縫っていると、途中で一度押さえをあげ、布の向きを変え、押さえをおろし、また縫い進め、押さえをあげ…。という工程が何度もあります。
ただでさえ小さいぬい服。片手でものを押さえながら、もう片側の手で押さえを上げ下げするのはなかなか難しい。ステッチ縫うときなんて冷や汗です。
膝で押さえを上げ下げする「ニーリフター」があれば、両手があくので手元の作業に集中できちゃいます。わたしも日々使っていて、すごく楽です…!
ぬいぺ
パワーが別格
どの家庭用ミシンと比較しても最強なのが、パワーです。厚物縫いに強い!
「厚物縫いに強いよ〜!」と謳っている家庭用ミシンはたくさんありますが、やっぱり職業用ミシンには敵わないんですよね。ミシン販売店に職業用ミシンよりパワーがある家庭用ミシンはありますか?と質問するとみなさんから「ないです!」と返ってきます。
ぬい服でもデニムや合皮を使ってリアルなお洋服を作りたいとき、あるじゃないですか。縫い代が何枚も重なる部分だと、布送りがうまくいかずに縫い目がだんごになったり、針が折れたり…。わたしも家庭用ミシンを使っていて、緊張しながら針を進めていたときもありました。
職業用だとあら不思議。どんな素材もするっと進んでくれます。
ぬいぺ
ちなみに、「職業用ミシンってお高いんでしょう…?」と思う方も多いと思います。実際の相場は7万円〜です。
定価は10万、20万とかかれていたりするのですが。あとは楽天だと「お問合せで大幅にお値下げします!」と表記があったり。(謎システム)
7万円程度であれば、高機能の家庭用ミシンと同じくらいなので、高い!というイメージが少し和らぎますかね。
わたしがぬい服講座をやっている教室も職業用ミシンを使っているのですが、「縫いやすい」「パワーが違う」「もう職業用ミシンしか使えない」と感動の声が多数です^^
ぬいぺ
ちなみに、ミシン初心者の生徒さんもいたけれど、みんな素敵なお洋服を何着も完成させていたので、「初めてミシンを使う…」という人も大丈夫ですよ〜!
職業用ミシンについては、こちら↓の記事に詳しくまとめています。
【2023最新】職業用ミシンはこう選ぶ!職業用ミシンのおすすめと選び方
ミシンレンタルでお試しもあり!
ミシン初心者さん
という人におすすめなのが、レンタルミシンのサービスです。
家庭用ミシンから職業用ミシン、ロックミシンや刺繍ミシンまで、いろいろなミシンをお手軽価格で使うことができます。
年に数回しかミシンを使わない人にもおすすめのサービスです(*^^*)
ミシンのレンタル&レンタルスペースおすすめと選び方【2023年3月最新】
初心者さんにおすすめのミシン選びのコツ、いかがだったでしょうか?かなり長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。
この記事がみなさまのお役に立てると嬉しいです!
ぬいぺ
こんにちは
ミシンの購入を考えている初心者です!!
イオンネットスーパーでの購入にしようと思うのですが
ジャノメのコンピューターミシンNJ-243しかありません!!
このミシンに関しての情報が少なく迷っています。
初心者でも使いやすいでしょうか?
もしよければ教えて頂きたくたくコメントしました。
よろしくお願いいたします!!
ミシン初心者さん、こんにちは♪お返事が遅くなりごめんなさい。
最近はミシンの需要が高まって在庫が不足していますよね。
ご希望のジャノメのNJ-243について、わたしも少し調べてみました。
わたしがとくに初心者さんにおすすめしたい機能は3つありまして、
・自動糸調子
・自動糸切り
・簡単糸通し
です。
調べてみたところNJ-243にはこの3つが備わっていました。
また7枚歯送りなので、ある程度の厚地縫いも大丈夫そうです。
たち目かがりなどの押さえがついているので布端の始末やボタンホールなどもあけられるようですね(^^)
フットコントローラーやワイドテーブルも付属でついているので、大きなものも縫いやすそうだなぁ。と思いました。
あまりメジャーな品番のミシンではないので不安もあると思いますが、機能や付属をみる限りでは初心者さんでも扱いやすいミシンだと思います(*^^*)
こんにちは。初めてミシン触った超初心者です。
家にあった古いコンパクト家庭用が調子が悪く?上糸調子が上手くいかないので新たに購入を考えいます。
このブログで初心者には、コンピューターミシンで自動糸調子等々がついるのがオススメ。
とありますが、良くある初心者からの質問では、初心者こそ職業用で上糸調子は直ぐに慣れますとあります。
調べるほど、お金と場所が解決できれば、家庭用より職業用の方が良い様に思います。
問題は、上糸調子の所です。本当に初心者にはどちらが良いのでしょうか?
ヒロさん、はじめまして♪
わたしの周りのミシン初心者さんは自動糸調子が便利という方が多く、この記事では自動糸調子のミシンを推奨させていただきました。
職業用ミシンは直線縫いだけでシンプルだし、おっしゃる通り糸調子も慣れれば難しくありません。(わたしの通っていた服飾専門学校でも初心者の新入生が最初から職業用ミシンを購入していました)
あとはミシンの使う頻度や用途によるかな?と思います。
ミシン初心者さんで多いのが、ミシンにお金をかけたくない。操作が簡単なものがいい。という意見です。
また入園入学の準備でちょっとだけ使いたい。などあくまで趣味程度の使用頻度であれば家庭用ミシンで十分だと思います。
初心者だけど、ミシンにお金をかけてもいい。今後もミシンを使ってたくさん創作したい。という方であれば、最初から職業用ミシンをお迎えしてもいいですね。
ちなみに上糸調子はダイヤルを回すだけで簡単に変えられます。家庭用と違って職業用ミシンは下糸調子も変えられるので、表裏で同じテンションにできるのが魅力ですよ♪
ミシン選びの参考になれば幸いです(^^)
初めまして、去年ミシンを買い小学生ぶり?くらいに使い始めました。
しかし1年経てども使う回数が少ないためもあり、さして上達もせず。
こちらのサイトを発見してちょっとしたコツ、気をつけるポイントを拝読して大変参考になり、やる気を新たにしました。
こちらを拝読する前にすでに購入していたミシンはジャガーN400。
ぬいぺさんのオススメにあり、お墨付きをもらったような、これを使って頑張っていこうと嬉しくなりました。
オススメ通り、ド素人の私もスルスルと使い始めることができましたし、厚い布を縫うこともないので役立っています。
自動糸切りなどそんな機能の存在も知りませんでしたが、本体横に引っ掛ける糸切り?があり、私には十分なようです。
今後もこちらのサイトを読み込み、書かれているコツを参考に、少しでも上達してミシンを使いこなせるよう精進していきます。
N400ユーザーさん、はじめまして♪
嬉しい感想とご報告ありがとうございます!
これからもいろいろと楽しんで制作されることを願っております(*^^*)