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こんにちは!ぬいぺです。
ミシンで厚地が縫いたい人
Twitterやブログのコメントでよく頂くのがこの質問です。具体的な悩みは、
- 合皮やビニール、ファーを縫いたい
- 帆布でバッグを作りたい
- デニムの裾上げをしたい
などなど。
ミシンはあっという間に縫えるので便利ですが、いろんな種類があるので迷っちゃいますよね。
しかもミシンによっては厚地が縫いにくかったり、対応していないものもあるのが現状。特にミシン初心者さんには選ぶのが難しいんじゃないかな。
そんなわけで今回は、厚手対応のおすすめミシンをご紹介。結論からいうと、一番のおすすめは職業用ミシンです。その理由も詳しく解説します(*^^*)
ちなみにわたしは10年ほど職業用ミシンを使っていて、合皮やビニール、デニムなどいろんな厚地を縫ってきましたが、今も現役で使っています。(壊れたこともありません)
もちろん家庭用でも厚地が縫えるミシンもあるので、「家庭用ミシンで探している」という方の参考になれば嬉しいです(^^)
もくじ
厚物縫いは職業用ミシンがおすすめとその理由
最初でもお伝えしましたが、厚物が縫えるミシンは
- 職業用ミシン
- 家庭用ミシン
があります。(さらに厚物に特化した工業用ミシンもありますが、一般的ではないので割愛しますm(_ _)m)
「どっちがおすすめ?」と聞かれると、断然職業用ミシン推しです٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
職業用ミシンが厚物縫いに向いている理由はこちらっ。
- パワーがある
- モーターが大きい
- ミシン本体が金属製
- 下糸が調整できる
- 押え圧調整ができる
厚物縫いで大事なポイント①ミシンのパワー
職業用ミシンで一番!といえるほど魅力のパワー。
どれくらい違うのか?というと、家庭用ミシンの倍くらいです。ちなみに縫いのパワーは、
- 縫製スピード
- モーターの大きさ
で決まります。
ぬいぺ
まず縫製スピードについて、平均の目安は次の通り。
- 家庭用ミシン:7~800針/分
- 職業用ミシン:1500針/分
数字が大きいほどスピードが早くなります。ちなみに「針/分」という単位は、「1分間で何回針がおりるか」ということを表しています。
数字をみると、職業用ミシンは家庭用ミシンの約2倍のスピードが出せることがわかりますね!
厚物縫いで大事なポイント②モーターが大きい
モーターの大きさはどうなのか?というと、家庭用ミシンは主に小型のモーター、職業用ミシンには大型の強力モーターが搭載されています。
ぬいぺ
厚地を縫うときに一番大切なのは貫通力なのですが、モーターの大きさと比例する関係なんです。
もうおわかりでしょうか?家庭用ミシンよりもモーターが大きくて貫通力のある職業用ミシンの方が、厚地もスムーズに縫えるということになります。
厚物縫いで大事なポイント③ミシン本体が金属製
職業用ミシンの本体の材質は金属素材でできています。
アルミダイキャストという丈夫な素材で騒音や振動が抑えられ、長く使うことができるのです。家庭用だとプラスチックパーツもあるので、職業用に比べて壊れやすくガタつきやすいです。
職業用ミシン検討中な人
という相談を受けたこともありますが、実は家庭用より音が静かだったりします。
わたしは専門学生の頃アパートを借りていましたが、毎日課題に追われていまして…。やむを得ず徹夜でミシンを踏むこともありましたが、3年間1度も苦情はこなかったですね。(ちなみに鉄筋コンクリートの4階建て2階真ん中の部屋)
ぬいぺ
アルミダイキャストは丈夫な分重さもありますが、ミシン本体は重いほうがガタつかなくて安定するので、縫製もきれい(*^^*)
合皮やデニムのような厚みのある素材はミシンにも負担がかかるので、しっかりした金属パーツのほうが都合がいいです。
厚物縫いで大事なポイント④下糸調整
家庭用と職業用のもう一つの大きな違いは、職業用ミシンは下糸調整ができるという点です。
家庭用ミシンは基本的に上糸だけで糸調子をとります。下糸は水平釜で直接ボビンをセットする簡単仕様なミシンが多いので、下糸の糸調子はミシンにおまかせ!ということになります。「自動糸調子ダイヤルでいくらあわせても下糸がなんかつれてる?」ように見えるのはこれが理由なんですよね。
くらべて職業用ミシンは工業用ミシンと同じくボビンケース仕様です。ボビンケースに下糸を巻いたボビンをセットして、ツメを回すと弱くも強くもできます。
上糸も下糸も自分で調整できるということは、表裏で同じ糸調子、縫い目にすることもできちゃうんです(*^^*)
素材に適した縫い締まり調整ができるので、厚物だけじゃなく薄地もきれいに縫うことができます。
厚物縫いで大事なポイント⑤押さえ圧調整
ミシンの「押さえ圧」機能があるとさらにいろんな素材が縫いやすくなるのです。
押さえ圧はこれ。わたしの職業用ミシンには左上にこんなメモリと数字がついています。数字を確認しながらダイヤルを回して、無段階で調整できちゃいます(^^)
「押さえ圧ってなんぞや?」と知らない方もいると思うので説明しますね!
簡単にいうと、縫う素材や厚さに適した押さえ圧を調整する機能です。
ミシンの押さえ金には普通押さえの他、いろんなアタッチメントがありますが、押さえには縫うときに生地を安定させたり、送り歯に生地を密着させて生地を運びやすくする役割があります。
ざっくりとした調整の目安はこれ。素材によって若干の変動有りですm(_ _)m
- 厚地:4~5
- 普通地:3前後
- 薄地:1~2
厚物生地の場合は厚くて送り歯に乗りずらく、押さえが弱いと生地がすべってうまく運べません。なので強く押さえてあげて生地を運びやすくしてあげるのがいいんです(*^^*)
下糸調整や押さえ圧調整は厚地に嬉しい機能ですが、薄地をきれいに縫うポイントでもありますね。
家庭用ミシンでも厚物が縫えるポイントとは?
とはいえ最初から職業用ミシンをおすすめされても、
厚物が縫いたい人
と戸惑ってしまう人もいると思います。厚物縫いミシンのお迎えを検討中で「家庭用ミシンで探したい!」という方も多いです。
家庭用ミシンでも厚物対応のミシンもあるので、ポイントをお知らせしますね٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
- 「厚物OK!」とかいている
- 送り歯が7枚
- BOX送り
「厚物OK!」とかいている
まず大切なのが、ミシンのスペック説明に「厚物も縫えます」とかいてあること。
厚物を縫えるミシンを探している方が多いので、厚物が縫える条件は需要があるんですよね。なので、ミシン屋さんも厚物に自信がある場合はアピールしてくれます(^^)
ただし、ミシンによってどれほどの厚地が縫えるのかはさまざまです。デニムを重ねて4枚が限界のミシンもあれば、10枚縫えるミシンもあります。
説明文だけで不安な場合は、直接お店に問い合わせてみるのが一番いいでしょう。
送り歯が7枚
布を送ってくれる送り歯の数は7枚がベター。送り歯の数が細かく多いと、布をしっかりとらえて送ってくれるので安定します。
送り力が強いと、縫い代の段差も乗り越えやすいんですよね。ズボンの裾あげもできる!
ちなみに現在の家庭用ミシンでは、送り歯の数は7枚が最高です٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
BOX送り
工業用ミシンにも使われている「BOX送り」は、送り歯を水平に保ってくれるので、縫いズレを抑えて布送りをスムーズにしてくれます(^^)
他に「楕円送り」のミシンもありますが、BOX送りと比べると段差や薄地、厚地に弱いんですよね。特に縫い代が重なった部分や縫い始めは生地が進みにくいので、BOX送りが有利ですね。
送りの呼び名はメーカーによって違います。
JUKI:BOX送り
ジャノメ:水平送り
ブラザー:スクエア送り
シンガー:グリップ送り
です!
コンパクトミシンで厚物が縫えるミシンはある?
厚物が縫いたい人
ミシン初心者さんからいただくことが多い、この質問。結論からいうと、コンパクトミシンを厚物用としてフル活用するのはおすすめできません。
ミシンにもよりますが、小型ミシンでも平らなデニム生地を4枚くらいまで縫うことはできます。でもこれを続けるとミシンへの負担が大きく、早く壊れる原因にもなるのです。
購入直後はある程度耐えてくれますが、使っているうちにパワーが落ちたり、パーツが破損して買い換えることになった…。という事例もありますね。
コンパクトミシンはあくまで小物作りを想定して作られているので、厚物をメインで縫いたい!という人はフルサイズの家庭用ミシンか職業用ミシンがおすすめです。
厚物対応ミシンでどの程度の厚物が縫えるの?
厚物といってもどれくらいの厚みまで縫えるのか?みなさん気になるところではないでしょうか?
簡単にいうとミシンが縫える限界の厚みは、押さえレバーを上げた時の高さまでです。
例えばわたしの職業用ミシンは押さえをあげるとこんな感じ。
定規で図ると0.5 ㎝くらいまで上がります。なので、0.5 ㎝以内に厚みがおさまれば縫えるということですね。
家庭用ミシンも職業用と同じ0.5 ㎝くらいです。ちなみに厚地専門のミシンではないですが、ある程度の厚さが縫えることがわかります。(ジャノメのJP310です)
ちなみに工業ミシンは1.0 ㎝ほどあがります。さすがミシンの王様工業用ミシン!そういえばわたしも縫製工場勤務時代は合皮のワンピースを工業用で縫っていました٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
ミシン屋さんのサイトやカタログを見ると、10枚ほどデニムや帆布を重ねて針を刺した写真がのっているのを見たことがあるでしょうか?これは「これくらいの厚さが縫えるよ!」「貫通力があるよ!」「パワフルだよ!」ということをアピールしています。
デニムと一口にいっても、いろんな厚みがあります。シャツが縫えるような薄い素材から、デニムパンツに使われる厚手のものまでさまざまです。
同じように皮やビニール、帆布もいろいろな厚みがあるので、「何枚縫えるよ!」という写真は目安程度に留めておくのがいいですね。
ちなみにファーやボアなど、毛足がある素材は膨らみがちですが、指で潰して入る厚みなら大丈夫です!縫えます(*^^*)
厚物を縫うときはミシンのスペックはもちろん、針や糸の太さも重要です٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
糸:30~60番手
針:14~16号
ただし、ミシンによっては対応していない太さもあるので、ご注意くださいm(_ _)m無理に使うと故障の原因になります。
ミシンの厚物縫いでおすすめの機能
厚物縫いができるミシンのおすすめの機能として、
- 送り歯が7枚
- BOX(水平)送り
であることをお伝えしました。
さらに厚物が縫いやすい機能として、押さえ圧調整があるといいです。職業用ミシンではおなじみの機能ですが、実は家庭用ミシンでもついているミシンはあります。
これは厚物縫いに限ってのおすすめ機能ではないのですが、わたしの経験上
- 自動糸調子
- 自動糸切り
- フットコントローラー
- ワイドテーブル
もあったらミシンが使いやすくなると思います。
ミシン初心者さんで不安が多いのが、「糸調子あわせ」ではないでしょうか?自動糸調子機能があると、厚地から薄地まで適度な糸調子をあわせてくれるので、安心です(*^^*)
自動糸切りはミシンを頻繁に使うならあったほうがいい機能です。わたしはミシンを使う頻度も時間も長いですが、いちいち手で切るとめんどくさくて…。自動糸切りがあるとボタンひとつでガチャっと切ってくれるので、快適だし作業効率が上がります٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
フットコントローラーがあれば足でミシンを操作するので、両手が自由に使えてとても楽ちん!手元に集中できるので、仕上がりもきれいになります。
ワイドテーブルはミシンの左側のスペースを広くできるので、重い素材や大きなアイテムを作るのにとても便利。ちなみにわたしは小さなものを縫うときでもワイドテーブルをつけて使っていますよ〜(^^)作業がしやすいっ
厚物縫いでおすすめのミシン8選
厚物に向いているおすすめのミシンを
- 家庭用ミシン
- 職業用ミシン
にわけて紹介します(*^^*)
コロナ禍でミシンの人気が高まり、品薄や売り切れの機種があるかもしれません。
何とぞご了承くださいm(_ _)m
【人気&定番】厚物が縫える家庭用ミシン
JUKI(HZL-G110M)
まずは工業用ミシンで有名メーカーのJUKIから。
耐久性、仕上がりがトップクラスのミシンです。パワーも職業用ミシンには及ばないもの、同列の家庭用ミシン以上の力があります。(普通家庭用ミシンのモーター回転数は800針/分がいいとこですが、HZL-G110Mは900針/分。)
押さえ圧調整はないですが、JUKI自慢の工業用ミシンの技術を活かした厚物縫いにも定評のあるミシンです(*^^*)
送り歯の数 | 7枚 |
BOX(水平)送り | ○ |
押さえ圧調整 | × |
モーター回転数 | 900針/分 |
自動糸調子 | ○ |
自動糸切り | × |
フットコントローラー | ○ |
ワイドテーブル | ○ |
価格 | ¥55,000 |
ちなみに、HZL-G110Mの機能が少ない型もあります。自動糸調子なし、フットコントローラーとワイドテーブルは別売です。
フットコントローラーとワイドテーブルを別途購入するとHZL-G110Mと同じくらいの金額になるので、個人的には自動糸調子がついている↑のHZL-G110Mを買ったほうがお得かな?と思います。
送り歯の数 | 7枚 |
BOX(水平)送り | ○ |
押さえ圧調整 | × |
モーター回転数 | 900針/分 |
自動糸調子 | × |
自動糸切り | × |
フットコントローラー | 別売 |
ワイドテーブル | 別売 |
価格 | ¥47,300 |
シンガー(モナミヌウプラスSC227)
モナミヌウのSC227は厚地はもちろん、薄地もきれいに縫えるところがポイント。
家庭用ミシンではめずらしい押さえ圧調整機能がついていて、素材にあわせて設定ができます。
静音設計で静かなので、夜作業が多い人におすすめです(*^^*)
送り形状の記載はありませんが、「厚物が縫えるミシンとして定評がある」とスタッフさんのコメントにかいてありましたm(_ _)m
モーター回転数はJUKIのHZLシリーズより少ないので、貫通力は劣る印象です。
送り歯の数 | 7枚 |
BOX(水平)送り | 記載なし |
押さえ圧調整 | 3段階 |
モーター回転数 | 750針/分 |
自動糸調子 | ○ |
自動糸切り | ○ |
フットコントローラー | ○ |
ワイドテーブル | ○ |
価格 | ¥53,790 |
【機能充実】厚物が縫える家庭用ミシン
これまでご紹介したミシンより少しお値段は高いけど、より機能が充実したミシンを紹介します!
JUKI(HZL-VS200S/HZL-VS200P/HZL-VS200V)
わたしがあったらいいなぁ。と思う機能が全部入った夢のような家庭用ミシンです。(大げさ)
先に紹介したHZL-G110Mシリーズに押さえ圧と自動糸切りが追加されて、モーター回転数も家庭用ミシンの中でトップクラス(^^)押さえ圧7段階調整はすごい!
針が落ちる位置を37段階で細かく設定できるのも魅力です。
お値段は7万円台とやや高めですが、機能的にコスパがいいミシンだと思います。
送り歯の数 | 7枚 |
BOX(水平)送り | ○ |
押さえ圧調整 | 7段階 |
モーター回転数 | 900針/分 |
自動糸調子 | ○ |
自動糸切り | ○ |
フットコントローラー | ○ |
ワイドテーブル | ○ |
価格 | ¥70,400 |
ジャノメ(パルシェル3000)
こちらもわたしがほしい機能が全部備わったミシンです。ジャノメの最新型のミシンで、文字縫い含む模様縫いが300種類あるのがすごい!
ミシンショップ(楽天)の説明にもかいてありますが、帆布でバッグも縫えます。縫い代が6枚重なる取っ手つけの部分も大丈夫。
文字縫いはひらがなやカタカナ、アルファベットや数字、簡単な漢字まで縫えるので、入園入学準備でミシンを使いたいママさんにもぴったりです(*^^*)
送り歯の数 | 7枚 |
BOX(水平)送り | ○ |
押さえ圧調整 | 6段階 |
モーター回転数 | 820針/分 |
自動糸調子 | ○ |
自動糸切り | ○ |
フットコントローラー | ○ |
ワイドテーブル | ○ |
価格 | ¥71,170 |
【厚物縫いに特化】おすすめの職業用ミシン
素敵な家庭用ミシンをたくさん紹介しましたが、「ずばり、厚物に一番向いているのは?」と聞かれると職業用ミシンなんですよね。記事の最初でお伝えしたので、記憶に新しい人もいるかと思いますm(_ _)m
ちなみに「職業用ミシンは初心者でも使えますか?」という質問をいただきますが、使えます。全然問題ないです。わたしの通っていた服飾専門学校でも、初心者の新入生が最初から職業用ミシンを購入していましたよ(^^)
初心者だけど、ミシンにお金をかけてもいい。今後もミシンを使ってたくさん創作したい。という方であれば、最初から職業用ミシンをお迎えするのがおすすめです!買い替えの手間も省けるので٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
JUKI(シュプールTL30DX)
厚地縫いで定評があるJUKIの職業用ミシンです。
工業用ミシンの分野でトップシェアを誇るJUKIの技術と知識を活かして作られたミシンなので、基本性能が高いです。職業用ミシンで一番人気(*^^*)
静音性もあるので作業音が心配な方にもおすすめです。
職業用ミシンでは送り歯の数は3枚です。家庭用ミシンより数は少ないですが、低機能というわけではありません。
ひとつひとつが長く、生地をしっかり運べるようにできています。形や数は違いますが、家庭用ミシンの送り歯よりも優れているのでご安心くださいm(_ _)m
送り歯の数 | 3枚 |
BOX(水平)送り | ○ |
押さえ圧調整 | 無段階 |
モーター回転数 | 1500針/分 |
自動糸調子 | ○ |
自動糸切り | ○ |
フットコントローラー | ○ |
ワイドテーブル | ○ |
価格 | ¥93,500 |
ベビーロック(エクシムプロEP9600)
厚地縫いで最高性能・機能を兼備する職業用ミシンといっても過言ではないかと思います。
ちなみにエクシムプロは実はジャノメのOEMなんです。要するに、ミシン本体はジャノメが作っていることになります。
国内ではJUKI、ブラザー、ジャノメの3社が職業用ミシンを販売していまして、この中で一番パワーがあります。(モーター回転数がJUKI、ブラザーは1500針/分だけど、エクシムプロは1600針/分)
わたしもこのミシンの古い型を使っているのですが、仕上がりが別格だなぁ。と感じています。家で既製品の服を縫う仕事でも難なく使っていました。特に厚地が得意!
購入したのは学生時代で、他の職業用ミシンと縫い比べたのですが、貫通力や縫い目の綺麗さにひかれて購入しました。今でも最高の相棒です٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
欠点をあげるなら、価格がちょっと高めなところですね。でも楽天のショップHPを見ると、「お問い合わせで大幅値下げ可能」とかいてあるので、ぜひ聞いてみてほしい!
縫い目はめちゃくちゃ美しいのですが、自動糸切りの音はJUKIよりちょっと大きいかな?という印象です。
送り歯の数 | 3枚 |
BOX(水平)送り | ○ |
押さえ圧調整 | 無段階 |
モーター回転数 | 1600針/分 |
自動糸調子 | ○ |
自動糸切り | ○ |
フットコントローラー | ○ |
ワイドテーブル | ○ |
価格 | ¥179,300(大幅値下げ可能) |
ここでは紹介していませんが、ブラザーの職業用ミシンもあります。
他に機能など、もっと職業用ミシンについて知りたくなった人はこちらの記事を参考にしてくださいm(_ _)m
【2023最新】職業用ミシンはこう選ぶ!職業用ミシンのおすすめと選び方
今回は厚物縫いができるミシンについてポイントや機能、おすすめをご紹介しました。
お気に入りのミシンは見つかりましたでしょうか?
みなさまのミシン選びの参考になると嬉しいです٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
「合皮でバッグ作り」に目覚め楽しんでいる素人主婦です。厚みがあると縫い目が飛ぶことに悩みぬいぺさんの所に行きつきました。ミシンについてわかりやすく説明していただきありがとうございます。
boominmamaさんへ
嬉しい報告ありがとうございます(*^^*)
大変参考になりました・・!
持っていたミシンがあまり厚物に適していないことを知らずに、どんどん厚物を無理やり縫っていたら、とうとう壊れてしまいました・・・
一体どんなミシンなら問題なく縫えるか一生懸命探していたら、こちらの記事が見つかり、助かりました!
丁寧な記事ありがとうございます!
エナさんへ
嬉しいコメントありがとうございます!参考になれば嬉しいです
JUKI HZL-G110M-Bを半年ほど前に購入し、服作りを楽しんでいます。まだ普通地しか縫っていませんが直線縫いをしていると、どうしても徐々に上布が余ってきてしまうのが悩みでした。こちらの記事を読んで参考になりました。押さえ圧調整機能がないためですね。何か対処法があったら教えていただきたいです。
美鈴さんへ
お返事が大変遅れて申し訳ありません…!
上布が余るというのは、縫い終わったときに上の布だけ飛び出す…ということでしょうか?
ミシンの構造上、上の布が手元側に送られてしまうのですが、余ってしまう分だけ奥側にずらして縫い始めてみてください。
素材にもよりますが、わたしは最初から2~3ミリずらすだけでぴったりに縫えています(^^)