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ブラザーで人気のコンピューターミシン、PS202シリーズ。
安価な価格で初心者に使いやすい点が人気で、累計30万台以上売れているベストセラーミシンです。
そのPS202シリーズから、新モデルのPS202Xが発売されました。(PS202は2011年発売、PS202Xは2019年発売)
パッと調べた感じでは違いが分かりにくく、ミシン好きのわたしとしては「どこが違うんだろう?」と気になったので調べてみたところ、大きな違いは以下の7つです。
・価格
・アルミダイキャストフレーム採用
・ぬい模様
・デザインの違い
・ミシンの速度
・ふところサイズ
・モード切替機能が増えた
…結構ありましたね。ググっただけではわからなかったので、お店の方に質問して調査しました。(お答えいただきありがとうございます…!)
旧モデルのPS202と新モデルのPS202X。
迷っている人
と悩んでいる人も多いと思います。
型落ちでも十分使えるのか…?
自分に合ったミシンはどっち…?
とミシンの購入を検討しているあなたの参考になれば嬉しいです(*^^*)
わたしのメインユーザーさんであるぬいぐるみのお洋服作りをされる方には、本当は職業用ミシンを一番におすすめしたいのですが、職業用ミシンは高価格なので…。
PS202シリーズはお値段と機能のコスパがいい点でピックアップしました。
とりあえずミシンが欲しい、使ってみたいけど、お値段のハードルが低いものを選びたい!という方におすすめです^^
職業用ミシンの選び方やおすすめはこちらを参考にしてください。
【2023最新】職業用ミシンはこう選ぶ!職業用ミシンのおすすめと選び方
もくじ
【PS202XとPS202の違いを比較】ブラザーの人気ミシン
まず先ほどお伝えした、PS202XとPS202の違いをもう一度見てみましょう。
・価格
・デザインの違い
・アルミダイキャストフレーム採用
・ぬい模様
・ミシンの速度
・ふところサイズ
・モード切替機能が増えた
順番に説明しますね(^^)
価格
ミシンを買う上で特に気になるのが、価格だと思います。
PS202とPS202Xで、最安値の価格を比べてみました。
PS202X(新型) | PS202(旧型) | |
楽天 | 24,850円 | 21,000円 |
Amazon | 22,600円 | 20,400円 |
Yahoo | 24,850円 | 21,000円 |
結論を先に言うと、旧モデルのPS202のほうが安いです。新モデルのPS202Xは数千円高くなっています。お値段だけみると、安いミシンを欲しくなりますが…。高いミシンには理由があるんです。笑
これから機能を説明すると、少し高い理由がわかる&納得するはず…!
ただ、ミシンの価格は変動するので、タイムリーな値段は下のリンクからチェックするといいです(^^)
●PS202X(新モデル)
●PS202(旧モデル)
ちなみに、楽天とYahooは針やボビン、糸などおまけをつけてくれるのでAmazonより少し高め。特に楽天はおまけを多くつけてくれる店舗が多いです。ミシン以外に付属も欲しい人は、楽天がコスパいいかもです。
デザインの違い
こちらがPS202Xのデザインです。
PS202こんな感じ。
どちらも白い本体にピンクやブルーをアクセントカラーで入れています。液晶やぬい模様の配置も少しずつ違いますね。全部ホワイトのボディもあって、おしゃれです(*^^*)
2011年モデルのPS202の方が、丸みをおびたデザインになっています。PS202Xはグッドデザイン賞を受賞しています。デザインについては好みがあるとおもいますが、正直ミシンについてみなさんが求めているのは機能面だと思うので、1番の重要ではないかな?
ふところサイズの広さUP
ちなみに、PS202Xのほうがふところスペースが横に2㎝広くなっているんです。ふところスペースというのは↓の矢印の部分
ミシンを長く使っているわたしから言うと、この2㎝は大きいです。ミシン屋さんに直接聞きました(^^)
個人的には、広い方が絶対いい!です。おすすめです!!笑
バッグとか大きなものを縫うとき、広い方が布の向きを変えたり、振り回しが楽です。デザインの改善でワークスペースが広がり、大きいアイテムも作りやすくなりました。
機能的な意味では、PS202Xが魅力的に感じますね。
PS202Xからアルミダイキャストフレームを採用
PS202Xはミシンの内部構造がアルミダイキャストフレーム仕様に変更になりました。
アルミフレームに変更されたことで、針棒も固定と変更されたため、布への貫通力がアップされました。段差ある部分の縫製も現行モデルより快適になります。これは嬉しい(*^^*)
要するに、縫製能力が今までよりもアップしましたね。ミシンの強度が増したので、ミシンの耐久性があがり、長くミシンを使えるようになりました。
(使用頻度や縫う素材によって、ミシンの需要は変わるので、ご承知おきください…!)
金属と聞くと、重さも増えるのでは…?と疑問に思う方もいるかもしれません。特に女性やお子さんだと、軽い方がいいですよね。
両モデルの重さを比較すると、
・旧モデルPS202は4.5kg
・新モデルPS202Xは4.8kg
0.3kgしか変わりません。これはほぼ変わらない…といってしまってもいいでしょう。(お肉のパック1つ分くらい)
持ち運びの便利さは変わらずに、縫製能力がUPしたのはさすがブラザー様…!ですね。
ぬい模様
PS202XとPS202のぬい模様は、どちらも20種類です。しかし、17種類の模様は同じですが、残りの3種類に違いがあります。
PS202Xのぬい模様はこちら。
・サテンスカラップ
・シェルタック
・つきあわせ
の実用縫いがPS202との違いです。
一方、PS202のぬい模様はこれです。
・キルト用アップリケ2種
・キルト用手縫い風直線
がPS202Xとの違いです。
以上の違いから、実用飾り縫いの種類が多くほしい人はPS202X、キルト用の縫い模様が欲しい人はPS202を選ぶのがいいと思います。自分の作りたい作品に合わせて、どちらのミシンを選ぶかチェックしてほしいです(*^^*)
ミシンの速度UP
PSPS202XとPS202Xの共通機能が毎分710針から750針に変更になりました。
最低速度はスピードは変わらないので、細かな部分の縫製はこれまで同様、ゆっくり縫えます。最高速度が速くなったことで、直線縫いの縫製がスピーディーに(^^)ミシンは速さ=馬力なので、貫通力も上がったことになります。
モード切替機能が大幅にUP
PS202Xの追加機能で、モード切替機能が大幅にアップしました。
ミシン出荷時の状態からご自身の使いやすいように様々なモード切替が可能となっています。どういうことかというと、自分で切り替えをカスタムできる、ということですね。
ミシンにはいろいろな機能がありますか、よく使う機能はいくつかに絞られるので、自分の使いやすいように設定できるのは嬉しいですね(*^^*)
これはお店の人に聞かないとわからなかった…!
PS202XとPS202Xの共通機能
PS202XとPS202Xの共通機能をざっくりあげるとこちらです。
・軽量でコンパクトなコンピューターミシン
・糸のセットが簡単
・3ステップ針穴糸通し
・液晶ディスプレイ搭載
・全自動ボタン穴かがり
・ドロップフィード
・押えを固定
・針停止位置切り換え
・一針縫い機能
・手元が明るいLEDライト
軽量でコンパクトなミシンということは、先ほどお伝えしました。そのほかの機能について、詳しくみていきましょう〜♪
糸のセットが簡単
本体に糸通しのガイドが書かれているので、それを確認しながら簡単に糸のセットができます。わたしもミシン初心者の頃は糸のセットに時間がかかっていましたが、最近のミシンはガイドが載っていて使いやすいしありがたい(*^^*)
「下糸クイック」という機能がついていて、ボビンを入れ矢印にそって糸を通すだけで、下糸を引き出さなくてもすぐに縫い始められるんです。下糸がうまくセットできなくてメンタル落ち込むことがあるので、、、この機能はミシン初心者さんに嬉しいと思います。
3ステップ針穴糸通し
PS202XとPS202には、針穴への糸通しを助ける3ステップ糸通しがついています。針の穴は細く、糸を通すのが苦手…!という方も少なくないので、これもありがたい!
フックに糸を引っかければ、レバー操作でするっと糸が通るので簡単です。
液晶ディスプレイ搭載
コンピューターミシンの特徴である、液晶ディスプレイ搭載でしっかりミシンの操作をサポートしてくれます。
お好み調整
模様の選択、押さえの種類、縫い目の長さ、振り幅がひと目で確認できて、ボタンで調整できるのでソーイングの幅が広がります。
縫い始めと縫い終わりに、自動返し縫いや止めぬいをするように設定もできます(^^)
スピードコントロール
ミシンのスピードをコントロールできます。「速く縫いたいけど、縫い始めはゆっくりがいい」と感じたことはありませんか?
PS202XとPS202には「ゆっくりスタート」というスピードを速く設定しても、縫い始めはゆっくりと縫ってくれる機能がついています。
ゆっくりでもパワーは落とさず縫ってくれるのが嬉しいです。カーブ縫いなどで大活躍しますよ〜!(*^^*)
エラーメッセージ
押さえやボタン穴かがりレバーのおろし忘れなど、音と液晶画面で教えてくれます。誤操作はミシンの故障につながることもあるので、「違うよ!」とミシンが教えてくれるのはありがたい…!
ミシンを長く使える機能の一つだと思います。
全自動ボタン穴かがり
ソーイングをしていると、ボタンの穴かがりをしたくなること、あると思います。穴かがりって聞くだけで「めんどくさ…」ってなりませんか?わたしは今でも思うし、なります。笑
PS202XとPS202のすごいところは、「全自動ボタン穴かがり」がついていることです。設定は超簡単。なんと、つけたいボタンをセットするだけ。
押さえの台座にボタンをセットすれば、ピッタリのボタン穴かがりが自動でできます。
ミシン初心者さん
ドロップフィード
送り歯が下がることで自由に布を動かせます。
普通直線縫いや模様縫いは送り歯と押さえで布をはさみ、縫っていくのですが、「送り歯を下げて、自由に布を動かして何ができるんだ…?」と感じたそこのあなた、いい質問です。
布送りをしないステッチ縫いに便利なのです(*^^*)例えば、キルトのフリーモーションや手縫い風のステッチなど。
最初は操作が難しいですが、慣れてくると楽しいですよ!自分の描いた絵を下絵にして、オリジナルの刺繍ができたりします。
押え固定ピン
厚地を縫うとき、「厚さで布が全然進まない…!」「生地が進まないので縫い目がめちゃくちゃ小さくなる」なんてことはありませんか?
厚物を扱えば、誰もが一度は経験することだと思います。(わたしも何度もありました。。)
PS202XとPS202には、「押え固定ピン」という機能がついているんです。ボタンを押すだけで押えが固定するので、縫い目が揃います。
押さえを水平にキープすることで、厚物もスムーズに縫い始められるんです。
段ぬいもこのように↓ズレずにきれいに仕上がりますよ(^^)
厚地でメジャーな素材、デニム生地を縫うときに活躍しそうですね(*^^*)
その他嬉しい便利機能
針停止位置切り換え
布をターンさせやすい針下停止と、布を取り出しやすい針上停止をお好みで選べます。
これ、結構大切な機能です…!
一針縫い機能
ボタンを押せば、「あとひと縫い」してくれます。
縫いすぎた!を防いでくれますね。ミシン前面の手元のスイッチで行えます(^^)
LEDライト
ミシンの作業を明るく照らしてくれます。
自然光に近いので、目にやさしい明かりです。
絶対おすすめ!フットコントローラーとワイドテーブル
付属品で絶対!と言っていいほどおすすめなのが、フットコントローラーとワイドテーブルです。一体なんぞや?というと、
フットコントローラー:縫い始めや縫い終わり、ミシンの速さを足下で操作
ワイドテーブル:作業スペースをより広くするためのテーブル
要するに、ミシン操作をより快適にしてくれるアシスタント…と言ったところでしょうか。
フットコントローラーの最大のメリットは、なんと言っても両手があくところ。両手が使えるので、曲線など繊細な縫い目も綺麗に仕上がります。
ワイドテーブルは、付属の補助テーブルをはずしてワイドテーブルに交換すると、バッグや洋服など大きいアイテムを縫製するときに作業がしやすくなります。
わたしもミシンを買ったときから10年以上使い続けていますが、今となってはこの2つを使わないミシンライフは想像できないです。まさに相棒。笑
お店によって付属としてついてきたり、別売りになるアイテムなので、購入希望の際には確認するのがおすすめです(*^^*)
(フットコントローラーはおまけでついてくることもありますが、ワイドテーブルはほぼ別売りな店舗が多いです。)
ブラザーミシンPS202XとPS202、どっちがおすすめ?
PS202XとPS202で悩んでいる人
PS202Xのミシンのほうが耐性やミシンの速度が上がり、ふところスペースも広くなりました。モード切替機能も増えてカスタマイズ可能!
価格は高くなりましたが、その価値はあると思います。
そのほかの便利機能は共通なので、お値段を安くおさえたい人はPS202の旧モデルがいいかな?
PS202X(新モデル)がおすすめな人
- お値段より効率重視!
- 長くミシンを使いたい
- 洋服など大きいアイテムも作りたい
- 新しいミシンがいい!
という人にはPS202Xがおすすめ(*^^*)
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PS202(旧モデル)がおすすめな人
- できるだけ値段はおさえたい
- ミシンの出番は少ない
- 小物メインで作る
- キルト生地用のぬい模様がほしい
という人にはPS202がおすすめです(^^)
(2024/11/20 17:15:09時点 楽天市場調べ-詳細)
PS202XとPS202はどっちがオススメ?違いの比較まとめ
今回はブラザーのコンピュータミシン、PS202XとPS202の違いを比較しながら、機能や特徴を紹介しました。
PS202XとPS202の違いを振り返ると、
・価格
・アルミダイキャストフレーム採用
・ぬい模様
・デザインの違い
・ミシンの速度
・ふところサイズ
・モード切替機能が増えた
でしたね。
その他の機能は同じで、PS202X、PS202どちらも初心者さんが使いやすく作られています。
ちなみに、テストする女性誌「LDK」で年間ベストバイ(1位)を受賞しました。受賞の理由は
- ボタンホールが縫いやすい
- 下糸の引き上げ不要
- 誤操作を教えてくれる
縫製、操作、機能面すべてで◎をもらっていますよ〜!
LDKは”使う人目線”で商品をテストし、正直な評価を載せる雑誌です。広告・ステマなし!
使った人の本音は信憑性がありますよね(^^)
お値段や機能など、微妙に違うところもあるので、この記事が読んでいる方のミシン選び参考になれば嬉しいです。
1度じゃ決まらないと思うので、何度か読みこんでいただけたら…!
納得のいくミシンが見つかるように願っております♪
PS202X(2021年新モデル)
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PS202(2011年旧モデル)
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