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ダッフィーサイズの基本のシャツの作り方と無料型紙です。
シャツの型紙はすでにあげていますが、デザインや作り方をリニューアルしました。
今までの作り方よりも簡単だけど、しっかり見栄えのするシャツになっているので、ぜひチェックしてみてください〜!
もくじ
【ダッフィーサイズ】基本のシャツのポイント
いたって普通なシンプルデザインのシャツです。えり腰付きのシャツカラーになっています。
身頃に見返しをつけました。接着芯を貼ることで見た目の美しさが上がります。
えりにも接着芯を貼っています。
袖とすそにはステッチを2本入れましたが、本数や幅はお好みでOKです^^
面ファスナーでとめる仕様です。上になる方の裏に対になる面ファスナーがついています。
飾りボタンをつけました。
型紙の枚数を減らして作りやすくしました。王道なアイテムなのでコーディネートしやすいかと◎
シンプルなので、アレンジもしやすいかな?と思います。
アレンジといえば、このシャツをアレンジして↓のフリルシャツを作りました。
作り方など今後案内するので、「作ってみたい!」と思われた方がいたら楽しみにしていてほしいです^^
パンツはスーツパンツの型紙を使っています。こちらも無料なので、お気軽に作ってみてくださいね〜!
Sサイズのダッフィーに着せています。
ぬいぐるみにはトイスケルトンをいれてカスタムしています。また、購入時期や個体によって少し着用イメージが違うことがあります。
【ダッフィーサイズ】基本のシャツの材料
わたしが使った材料とおおよその分量です。
- TCブロード白…112㎝幅を長さ50㎝
- 接着芯…90㎝幅を長さ25㎝
- ボタン…直径1.0㎝を3つ
- 面ファスナー…オスメスセットで1㎝×9㎝
TCブロード
TCブロードは綿とポリエステルが入っているので、綿100%よりもハリがあり、シワになりにくい素材です。
シャツやブラウスなど、薄手のお洋服はもちろん、衣装や小物、インテリアに幅広く使われています。
ぬいぺ
色も豊富で安価なのが嬉しい♪
面ファスナー
ぬい服作りでいつもお世話になっているこれ!数年前からヘビロテしています。
オスメスセットで2mとたっぷり、薄くておすすめです。値段は1000円しないくらいで、たくさんお洋服を作る人ならお得だと思います。
接着芯はシャツ用であれば大丈夫。何を買っていいかわからない人は、店員さんに「シャツに使える接着芯はどれですか?」と聞いてみてください。あとはネットでググっても◎
補強や変形防止のためなので、あまりこだわらなくて大丈夫です。あんまりこだわると疲れちゃうからね。
【ダッフィーサイズ】基本のシャツの道具
わたしが使用しているミシンはこれです。10年以上愛用しています(^^)
家庭用ミシンも使ってみたけど、使いやすさ、作品の仕上がりの綺麗さから結局これに落ち着きました。
ぬいぐるみの服だし、家庭用ミシンでも難なくこなせるのでは?と思っていたのですが、小さいパーツだからこそ職業用ミシンの方が融通がきくことも多いですよね。
ぬいぺ
家庭用より大きくて重いし、お値段が高いので無理強いはできませんが、できるなら職業用ミシンをおすすめしたいm(_ _)m
【2023最新】職業用ミシンはこう選ぶ!職業用ミシンのおすすめと選び方
とはいえ「いきなり職業用なんて買えない!」という方がほとんどかと。
いろいろな視点からミシン選びのコツをかいた記事があるので、こちらも参考にしてください。これを読めば自分にあうミシン選びのポイントがわかるはず٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
【最新】ミシン初心者におすすめ20選!ミシンの選び方【2023】
ミシンがなくても、時間はかかるけど手縫いでも作れます(*^^*)
【ダッフィーサイズ】基本のシャツの無料型紙
型紙のダウンロードと注意事項についてです。
型紙ダウンロード
ダッフィーサイズの「基本のシャツ」の型紙です。
型紙を切り取って使ってください。点線が出来上がり線、実線が縫い代込みの線です。
型紙は実物大になっています。A4サイズで印刷してください。うちにはプリンターがないのでコンビニ(セブン、ファミマ、ローソン)のコピー機を利用してまして、実物大で印刷できます。
型紙に3㎝のめもりがついているので、型紙を印刷したら確認してください。3㎝で印刷されていたら、ご自宅のコピー機でも大丈夫です。
ダウンロードボタンから型紙を保存してください。型紙のデータはPDF形式となっています。
型紙のダウンロードはこちらからどうぞ↓
TwitterやInstagramなど、SNSのリンクから直接開くとなぜか型紙のダウンロードボタンが反応しません。
お手数ですが、型紙をダウンロードの際はSafariやChromのブラウザから新規でページを開くよう、お願いします。
“ぬいぺ” と検索すると、すぐ出てきます!
型紙はスマホから直接ダウンロードできて、コンビニのコピー機で印刷できます。
型紙の詳しい印刷方法はこちらからどうぞ。
【型紙無料】型紙印刷方法|ダッフィー服作り方(スマホVer.)
【型紙無料】型紙印刷方法|ダッフィー服作り方(USBVer.)
いろいろなぬいぐるみに合わせて型紙を使えるように、型紙の拡大縮小倍率をまとめた記事もありますので、参考にしてください。
型紙の販売、コピー、転載について
・型紙の販売、コピー、転載は禁止ですm(_ _)m
・このブログの型紙を使って作った服の販売は、大歓迎です。ただし、トラブルがないように、自己責任でお願いします。
・ネットなどで服を販売するときは、このブログへリンクを貼ってくれると嬉しいです。
・作品を作ったら、ツイッターなどで「@nuinuipe」と入れて、作った作品を紹介していただけると、とても嬉しいです!
ぬいぺ
【ダッフィーサイズ】基本のシャツの作り方
裁断する
布を裁断します。写真は表が上になっています。
前後の見返しとえりの裏に全面芯を貼っています。
貼らなくても作れますが、芯を張ると伸び縮みや変形の防止、形がピシッと決まって美しく仕上がるのでおすすめです^^
前身頃にはボタンがかかる部分(幅2.5㎝くらい)に部分芯を貼っています。
身頃の肩を縫う
前身頃と後身頃の肩を中表(内側同士が表)になるように合わせて、
0.5㎝で縫い、
縫い代をアイロンで割ります。
見返しを縫う
前後の見返しを中表で合わせて、肩を0.5㎝で縫います。
身頃と同じようにアイロンします。
ここで一つ謝らなければいけないことがあります。
左身頃の見返しにマジックテープをつける工程を飛ばして進めていました。
みなさんは写真↓の位置に、左身頃の見返し(表)に面ファスナーを縫い付けて進めてくださいm(_ _)m
面ファスナーの位置やサイズは参考なので、お好みに合わせて変更してOKです!
えりを縫う
中表でえりを合わせて、クリップでとめたところを0.5㎝で縫います。
あらかじめ角に印をしておくと縫いやすいです^^
丸の部分はパンクしないように縫い目を細かめにします。わたしはひと針の縫い目の長さを0.1㎝くらいにしています。
角は縫い代をカットします。
表に返すのですが、縫い代を割っておくとやりやすいです。
角は目打ちを使って整えながらアイロンします。
あまり突っつきすぎるとパンクするので、気をつけてください。
お好み幅でステッチします。わたしは0.1㎝幅くらいですが、もっと太くてもOK。ステッチの本数を増やしても素敵です。
あいている部分を仮止めします。幅は0.3~4㎝くらい。0.5㎝以下になるように縫ってください。
裏にしたい側を上にして、写真のように立てながら縫うと、表側にえりが返る分のゆとりが入るので、おすすめです。
身頃にえりと見返しをつける
身頃とえりをそれぞれ表を上にして、印を合わせて重ねます。
クリップでとめたところを0.5㎝以下の幅で仮止めします。
さらに上に見返しを中表で重ねます。
前端とえりは0.5㎝で、すそは1.0㎝で縫います。
えりぐりのカーブ部分は切り込みを入れて、
えりと同じく、角はカットします。
ひっくり返してアイロンします。
立体的な部分なので、アイロンが当たるところを平らにして、何回かに分けてアイロンするのがおすすめです^^
前端はまっすぐになるようにピンと張らせてアイロンします。
えりぐりのアイロンの写真で「何を下に置いてアイロンしているんだ?」と思った人もいるかも知れません。
ぬいぐるみの服用に仕上げ馬を作りました。木の靴べらにキルト芯を巻いて、その上からさらにカットしてアイロンマットを巻いています。全部100均で揃う材料です。
小さいお洋服用の仕上げ馬はなかなか売っていないので自作したのですが、なかなか使い勝手がよかったです^^1つあると便利かも
ステッチする
えりぐりと前端をステッチします。わたしはえりと同じく0.1㎝幅くらいで縫っています。
ここもみなさんのお好みの幅で大丈夫です♪
袖を縫う
裏を上にして、袖口を1.0㎝でアイロンして、ステッチします。
ステッチの幅はお好みで大丈夫です。わたしは0.5㎝と0.7㎝の2本縫っています。
身頃と中表で合わせます。肩、前の印、後の印、両端をとめて、
0.5㎝で縫います。
縫い代は袖側に倒します。袖側に倒したほうが袖がふっくらするからです。
身頃側に倒すと、袖がしぼんだような形になります。とはいえ、身頃側にステッチをしたい場合など、仕様によって変えてOKです^^
袖下とわきを縫う
袖下とわきを中表で合わせ、
0.5㎝で縫います。
縫い代を割ります。
写真は仕上げ馬を使っていますが、アイロンを乗せる部分を平らにすれば、すそ下側と袖口側から2回に分けてアイロンすると、仕上げ馬がなくてもできます。
すそを縫う
すそを1.0㎝でアイロンして、
お好みの幅でステッチをします。
マジックテープをつける
右身頃にマジックテープをつけます。わたしは下になる右身頃にループ側であるメス(柔らかい方)をつけています。
ちなみに、上になる左身頃にフック側であるオスをつけました。
先ほど説明したように、みなさんは見返しの肩を割った時点でつけていると思いますが、わたしは忘れたのでこの工程でつけています。
手縫いであればなんとかいける!表に響かないように、下に定規を当てています。
上は結構ざっくり縫いましたが、着脱するときに力がかかる部分なので、手縫いなら細かめで本返縫いがよさそうです。まぁとりあえずつけばよし!(大雑把)
ボタンつけ
ボタンをつけて、完成です!お疲れ様でした〜♪
作っているシャツは男の子用なので、左前が上になる仕様です。
一般的に女の子用は右前上が多いので、女の子に作る場合は男の子とは逆で、
右前を上
左前を下
のように作ると、違和感がないですよ^^