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こんにちは!ギャザーやフリルの入った服を作るのが大好きなぬいぺです。
ふんわりしたスカートや、小さなフリル。かわいく仕上げたいのに、ギャザーを縫うとこんなことで困りませんか?
- 糸を引く途中で切れてしまう
- 均等に寄せたつもりなのに、偏ってしまう
- 縫い合わせるとギャザーが倒れて、タックのようになる
わたしも初心者の頃は、ギャザー寄せに時間がかかって苦手でした。
でも、粗ミシンのかけ方や布の整え方など、ひとつずつポイントを押さえると縫いやすくなります。
この記事では、ミシンでギャザーを寄せる基本と、縫い合わせるときにきれいに仕上げるコツを写真付きで紹介します。
まずは、作品に使う生地のはぎれで試してみてくださいね(^^)
ミシンでギャザーを寄せる基本の縫い方

ミシンでギャザーを寄せる順序をざっと説明します。
- ミシンの設定をする
- 粗ミシンをかける
- 糸を引いて、ギャザーを寄せる
- ギャザーを均等に整える
詳しく見ていきましょう。
ミシンの設定をする
糸調子を弱くします。糸を引いて自然に生地が動く程度がいいです。
ゆるすぎると糸が抜けるし、きついと途中で糸が切れてしまいます。
加減が絶妙なのですが、数をこなせば自分の感覚がつかめてきますよ。素材によって変わるので、はぎれで試すのがいいと思います。

縫い目を荒くします。洋裁用語で「粗ミシンをかける」とも言います。
素材にもよりますが、普通地ならひと針分の縫い目の長さが0.3〜0.4㎝くらいになるように合わせます。厚地なら0.5〜0.6㎝、薄地なら0.2〜0.3㎝くらいが目安です。

上糸と下糸を長めに引き出しておきます。

粗ミシンをかける
まず、糸は10 ㎝ほど長めに出しておいてください。縫い代を1.0 ㎝として、生地にギャザー寄せのミシンをかけていきます。
今回はわかりやすいように上糸に黒、下糸に赤い糸を使っています。

縫い代の1.0 ㎝の中で、1本めは0.5 ㎝幅、2本めは1本めから0.3 ㎝幅で縫います。両端とも返し縫いはしないで、糸を長く残しておきます。


1本だとギャザー寄せの途中で糸が切れてしまうことがあります。2本縫えばもしもの時の保険になりますね(^^)
もう1つの理由として、2本ミシンをかけたほうがギャザーの落ち着きがよく、仕上がりがきれいになります。
糸を引いてギャザーを寄せる
片側の糸を2本一緒に引いて、ギャザーを寄せます。このとき、上糸1本、下糸1本ずつ引っ張るのではなく、片側の糸をまとめて引くようにしてください。(両方引っ張るとギャザーがうまく寄りません。)
ちなみに、下糸(赤)を引くのがおすすめです。理由は次の”【応用】ミシンでギャザーをきれいに縫うコツ”で説明します。

ギャザーを均等に整える
ギャザー寸法が決まったら、ギャザーを均等に整えてできあがりです。これがギャザー寄せの基本になります。

ギャザーを固定したい場合、表の糸を少し引くと、糸が固定されて玉結びの代わりになります。

ここまでが、ギャザー寄せの基本です。
実際にやってみて「この生地だと寄せにくい」「写真だけでは糸を引く加減がつかみにくい」と感じた方へ。
有料noteの「ギャザー縫い方|基本のコツ」では、普通地・厚地・薄地それぞれのポイントや、粗ミシンの本数による違いを、動画も交えて解説しています。
手元の動きを見ながら練習したい方は、こちらも参考にしてくださいね^^
このあとは、寄せたギャザーをきれいに縫い合わせるコツを紹介します!
【応用】ミシンでギャザーをきれいに縫うコツ
さらにきれいにギャザーを縫うコツを伝授します!

ギャザーをきれいに縫うコツは5つあります。
- 印をつける
- 2本粗ミシンをかける
- 下糸を引いてギャザーを寄せる
- 目打ちでギャザーを整えながら縫う
- 縫い代だけアイロンで押さえる
2枚以上の布を縫い合わせるなら、印をつけておきます。

型紙に印がない場合でも、わきと中心に印をするとやりやすいです。
この印を合わせることで、ギャザーをバランスよく均等に寄せることができるので、とても大切です(^^)
基本の縫い方で、ギャザーを寄せたい部分に2本粗ミシンをかけます。

下糸を引いて、ギャザーを寄せます。
なぜ下糸(裏側)から引くのかというと、中表で生地を合わせて縫うことが多いですよね。裏から糸を引いたほうが縫いながら調整できるので、便利なのです(*^^*)

寄せたい寸法より少し短めにしておくのがポイントです。

ぬいぺ
だいたいギャザーを寄せたら、布の印と端を合わせて、まち針でとめます。


ギャザーがバランスよく入るように調整して、さらに間をまち針でとめます。

いよいよ本縫いしていきます。が、その前に大切なことを1つ。ミシンの縫い目を元に戻すことをお忘れなく!今でもうっかりやっちゃいます。笑
ギャザーが押されてくるので、目打ちできれいに整えながら縫っていきます。左側の布のしわがまっすぐになるように、手で整えるのもポイントです。

ミシンで縫うとこんな感じです。1.0 ㎝幅で縫っています。粗ミシンの下ギリギリを縫うことでタックになるのを防ぎ、きれいなギャザーができます。

ギャザーの厚みでふっくらした縫い代をアイロンします。かけすぎるとせっかくのギャザーが潰れてしまうので、必ず縫い代だけアイロンするように気をつけてくださいね。

表に返して、きれいなギャザーのできあがりです♪

スカートなど、筒状のアイテムにギャザーを寄せたい場合、1.5~2.0 ㎝ほど段違いで重なるように、ミシンをかけておくといいです。
端っこはギャザーが逃げてしまい寄りにくいのですが、段差をつけて重ねて縫うことで、均等に入りやすくなります。
縫い目が重ならないように、糸をよけて縫うのがコツです(^^)

ミシンのギャザー押さえ
ミシンに取り付けるだけでギャザーを寄せるアタッチメントもあるので、参考にしてください。
素材によってはうまくギャザーがよらないこともあるので、わたしはあまり使いません。手間はかかりますが、普通のミシンで縫う方が楽だし、きれいにできるかなと。
もし使ってみたい!という方がいれば、ミシンのメーカーや種類によって使える押さえが違うので、お持ちのミシンの説明書を確認して購入するのがいいと思います。
店員さんに相談してもいいですね(^^)
ギャザーの縫い方まとめ
ミシンでギャザーをきれいに仕上げるポイントを、もう一度まとめます。
- はぎれで試して、糸調子と縫い目の長さを調整する
- 布に合印をつけて、ギャザーの偏りを防ぐ
- 粗ミシンを2本かける
- 下糸を2本一緒に引いて、ギャザーを寄せる
- 合印を合わせて、ギャザーを均等に整える
- 本縫いの前にミシンの設定を戻す
- 目打ちで整えながら縫い、アイロンは縫い代だけにかける
一度に全部を意識するのは大変なので、まずは「合印をつける」「粗ミシンを2本かける」から試してみてください。
小さなひと手間ですが、ギャザーを整えやすくなりますよ(^^)
ギャザーやフリルを、もっと自由に使いたい方へ
基本の寄せ方がわかると、スカートだけでなく、袖口や襟元にフリルをつけたり、ぬい服のアレンジにも挑戦したくなりますよね。
そのときに出てくるのが、「生地が変わったらうまく寄せられない」「フリルを縫い付けると形が崩れる」といった、次の悩みです。
そんな場面でも役立ててもらえるように、文化服装学院や縫製工場で学んだ技術と、わたし自身がギャザーの服を作る中で工夫してきたことを、有料noteの「ギャザー(フリル)の教科書」にまとめました。
- 基本編:生地の厚みや縫い代幅に合わせた、ギャザーの縫い方
- 応用編:フリルシャツなどの実例で学ぶ、装飾への生かし方
- 手縫い編:ミシンを使わず、ギャザーやフリルを作る方法
基本編と応用編には動画もあるので、写真ではわかりにくい手の動きも確認できます。
「ギャザーにかかる時間を減らしたい」「フリルのあるぬい服をもっと楽しみたい」という方は、紹介ページをのぞいてみてくださいね^^

ギャザー(フリル)の教科書|基本・応用・手縫いの内容を見る【有料note】
まずはミシンの基本だけ詳しく練習したい方には、「ギャザー縫い方|基本のコツ」単品もあります。
作りたいものや、今困っていることに合わせて選んでもらえたら嬉しいです。ギャザーやフリルのある服作りを、一緒に楽しみましょう♪


