【必読】ぬい服作りってこんなに楽しいっ!

【ぬい用】レースアップ(編み上げ)ブーツの作り方と型紙【ダッフィーサイズ】

ぬいぐるみ用レースアップブーツの型紙と作り方

ダッフィーサイズのレースアップブーツの作り方と型紙です(*^^*)

【ダッフィーサイズ】レースアップ(編み上げ)ブーツのポイント

こんなブーツが作れます。

「工程が少なくて簡単、家庭用ミシンや手縫いで作りやすい、でもしっかり可愛い!」をテーマに試行錯誤しました(^^)

レースアップブーツを履いたダッフィーとシェリーメイ

「工程を少なく」ということで、最初は前あてのパーツを1枚にしたのですが…

改良前と改良後のレースアップブーツ

足にフィットせずしわになってしまったので、切り替えを入れることでスッキリさせました。

改良前と改良後のレースアップブーツ

前あてに切り替え

リボンで縫い目が目立たない♪

ぬいぺ

後ろでマジックテープ仕様なので、着脱が簡単。リボンを結び直す手間いらずです(^^)

レースアップブーツ後

ハトメって本格的で素敵だけど、個人的に結構めんどくさいので…。ハトメをつけなくてもかっこいい…!を目指しました。時短にもなり最高です〜。

もちろん、ハトメをつけても可愛いです(*^^*)

レースアップブーツ前斜め

メイちゃんのブーツ(ベージュ)はダッフィーのブーツの合皮にくらべてペラッペラ(合皮の厚さが半分くらい)なのですが、

レースアップブーツを履いたダッフィーとシェリーメイ

ペラッペラでもいい感じに可愛くできた…?いいかんじ!と思っています。

シェリーメイのレースアップブーツ

できあがりはダッフィーのブーツとあんまり変わらないですね。

柔らかくて薄い合皮でもキまります(*^^*)

ダッフィーのレースアップブーツ

丈は少し長めです。お好みの長さにカットしてアレンジしてください〜!

長さを見せるためとはいえ、スカートめくってごめんね…。

シェリーメイのレースアップブーツ

同じ素材で小さい子用に作ってみました。

薄くて柔らかいので、小さいサイズでも作りやすかったです(*^^*)

レースアップブーツを履いたぬいスターレン

レースアップブーツを履いたぬいスターレン

小さくても本格的です、かっこいいっ!

小さいぬい用のレースアップブーツ

小さいぬい用のレースアップブーツ

お好みでファーをつけたり、アレンジをしても◎

小さいぬい用のレースアップブーツ

ダッフィー、シェリーメイのサイズ

Sサイズのダッフィー、シェリーメイに着せています。

ぬいぐるみにはトイスケルトンをいれてカスタムしています。また、購入時期や個体によって少し着用イメージが違うことがあります。

【ダッフィーサイズ】レースアップ(編み上げ)ブーツの材料

  • 合皮
  • マジックテープ
  • リボン(靴ひも用)

合皮

黒は厚さ1ミリ程度で柔らかなウレタン合皮を使っています。ベージュは黒の半分くらいの厚さで、より薄く柔らかいです。

どちらもユザワヤでカット売りしているものを買いました(^^)

ぬい用ブーツに使った合皮

100円ショップで買うこともあります♪

ぬいぺ

マジックテープ

普通のマジックテープでもいいのですが…。

これを見つけて以来、ずっと使っています。薄くて使いやすい、ミシンで縫っても糸切れしない…!

リボン

ダッフィーサイズは幅3ミリのリボンを使っています。小さいブーツのひもは幅1ミリです。

【ダッフィーサイズ】レースアップ(編み上げ)ブーツの道具

わたしが使用しているミシンはこれです。10年以上愛用しています(^^)

家庭用ミシンも使ってみたけど、使いやすさ、作品の仕上がりの綺麗さから結局これに落ち着きました。

ぬいぐるみの服だし、家庭用ミシンでも難なくこなせるのでは?と思っていたのですが、小さいパーツだからこそ職業用ミシンの方が融通がきくことも多いですよね。

ぬい服講座で毎回職業用を使っていますが、生地の厚みも楽々縫えて気持ちいい!と生徒さんも驚いています。

ぬいぺ

家庭用より大きくて重いし、お値段が高いので無理強いはできませんが、できるなら職業用ミシンをおすすめしたいm(_ _)m

職業用ミシンのおすすめと選び方 【2023最新】職業用ミシンはこう選ぶ!職業用ミシンのおすすめと選び方

とはいえ「いきなり職業用なんて買えない!」という方がほとんどかと。

いろいろな視点からミシン選びのコツをかいた記事があるので、こちらも参考にしてください。これを読めば自分にあうミシン選びのポイントがわかるはず٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

初心者おすすめミシン 【最新】ミシン初心者におすすめ20選!ミシンの選び方【2023】

ミシンがなくても、時間はかかるけど手縫いでも作れます(*^^*)

【ダッフィーサイズ】レースアップ(編み上げ)ブーツの型紙

型紙の詳細です。

型紙について

  • 縫い代つき
  • データ販売(ダウンロード形式)

ダッフィー(シェリーメイ)サイズの型紙になります。拡大縮小すれば、他のぬいぐるみも着用できます(^^)

縮小の目安はこちらです。

  • ジェラトーニ:91%
  • ステラルー、クッキーアン、リーナベル:87%
  • ぬいもーずサイズ:45~50%
  • ぬいスターサイズ:42%

です。

ぬいぐるみは個体差があり、調整が必要なこともあるのでご了承くださいm(_ _)m

型紙はデータでの販売なので、ダウンロードして何度でもお使いいただけます。

型紙購入

型紙のデータはSTORESで販売しています。下のリンクから購入できます。

STORES

【STORES】型紙販売ページ

縫い代つきの型紙になっていて、数字の縫い代が含まれています。切ってそのまま使えます♪

型紙はA4サイズで印刷してください。型紙に3㎝のめもりがついているので、型紙を印刷したら確認してください。3㎝で印刷されていたら実物大になっています。

型紙の販売、コピー、転載について

・型紙の販売、コピー、転載は禁止ですm(_ _)m

・このブログの型紙を使って作った服の販売は、大歓迎です。ただし、トラブルがないように、自己責任でお願いします。

・ネットなどで服を販売するときは、このブログへリンクを貼ってくれると嬉しいです。

・作品を作ったら、ツイッターなどで「@nuinuipe」と入れて、作った作品を紹介していただけると、とても嬉しいです!

みんながどんな服を作ったか見てみたい!

ぬいぺ

 


【ダッフィーサイズ】レースアップ(編み上げ)ブーツの作り方

裁断する

布を裁断します。

今回は合皮なので、裏を上にして型紙を置き、裁断しました。

各パーツの印部分に切り込みをいれ、印をつけています。靴底は”かかと”と”つま先”が分かりにくいので、かかと側に”かかと”とかきました(*^^*)

レースアップブーツの裁断

レースアップブーツの裁断

MEMO

試作を重ねた結果、”ブーツA上”の型紙が変わっています。

↑の写真は長方形ですが、実際の型紙はカーブがかった形になっていますm(_ _)m

ブーツA上のパーツ

Bのパーツは紐を通す部分に目打ちなどで穴をあけ、チャコペンで印をしてから型紙を外します。

紐穴の印をつける

紐穴の印をつける

ちなみに、合皮に針を刺すと破けてしまうので…型紙はまち針でとめず、テープのりを使って型紙を合皮に貼っています。

このテープのり、貼って剥がせるのでめちゃくちゃ便利!型紙作りにも大活躍です♪

ぬいぺ

MEMO

型紙に布のたて方向を示す矢印がかいてありますが、合皮で作る場合は気にしなくていいです。

合皮はたてもよこもないので、好きな方向、角度で配置してOKです(^^)

わたしはできるだけ余白がないように、パズルみたいに敷き詰めています♪

ぬいぺ

Bパーツを作る

Bパーツの前側を0.5㎝で折ります。

カーブになっているので、数カ所切り込みを入れると◎

縫い代が0.5㎝なので、深さ0.3㎝くらいで入れています(*^^*)

ブーツBを作る

0.5㎝で折り、アイロンをかけるのですが…

ブーツBを作る

合皮は溶けてしまうので、当て布をして軽くかけます。中温のドライでOK。

ブーツBを作る

きっちり折り目がついていなくても、なんとなくで大丈夫です(^^)

ブーツBを作る

次は折ったところをステッチします。縫い始めは糸が絡みやすいので、上下の糸を出して手で押さえながら縫うと糸だんごになりにくいです。

ブーツBを作る

糸を切らずに続けて縫うと、糸の節約になってよき…!

ブーツBを作る

合皮は滑りにくいので、押さえの裏にメンディングテープを貼って縫っています。

お手軽に自分で加工できるので、みんなもぜひやってみてほしい(*^^*)

合皮の縫い方のコツ

合皮の生地縫い方のコツ・ミシン編 合皮(レザー・皮革)の生地の縫い方【ミシン編】

靴底とBを縫う

靴底とBを縫い合わせます。

まず、靴底の”かかと”とBの切り込み(印)を合わせ、クリップでとめ、

ブーツBと靴底を縫い合わせる

ブーツBと靴底を縫い合わせる

つま先側の靴底の印とBの先を合わせ、真ん中もとめます。

ブーツBと靴底を縫い合わせる

ブーツBと靴底を縫い合わせる

もう片側も同じようにとめます。左右対称になるように進めるのがおすすめです(*^^*)

ブーツBと靴底を縫い合わせる

とめたところを0.5㎝でミシンで縫います。カーブのコツはこまめに押さえをあげて方向を変え、針直前で生地が平らになるように整えながら縫うことです。

ブーツBと靴底を縫い合わせる

さらに逆側のBを合わせます。

ブーツBと靴底を縫い合わせる

さっきと同じくかかとの切り込みを合わせとめ、つま先側も同じようにとめ、0.5㎝で縫います。

ブーツBと靴底を縫い合わせる

ブーツBと靴底を縫い合わせる

マジックテープつける

後中心にマジックテープをつけます。マジックテープの大きさは1.0×3.5㎝です。

つける場所は下から1.0㎝、上から0.5㎝くらいにしました。とまればいいので、場所や大きさは大体で大丈夫です(*^^*)

マジックテープは内側になるほうに”ふわふわ面(メス)”、外側に”とげとげ面(オス)”をつけています。

マジックテープをつける

糸の色を合皮と同じ色にすると、もっと馴染むよ♪

ぬいぺ

Aの上下を縫う

Aパーツの上下を中表で合わせ、とめたところを0.5㎝で縫います。

ブーツAを縫う

ブーツAを縫う

縫い代は2枚まとめて上側に倒します。アイロンをしなくても自然に倒れてくれるので、手で倒すだけでOKです*\(^o^)/*

ブーツAを縫う

以下、写真が改良前の型紙になっていますが、↑のパーツで進めて大丈夫です!

ご不便おかけしてすみません…!!

靴底とAを縫う

靴底とAのつま先を合わせ、左右も自然に馴染ませとめ、0.5㎝で縫います。

ブーツにリボンを通す

Bの最初に印をした部分に穴を開けます。

リボンの先はテープを巻いて、通しやすいように補強しました。リボンは80㎝でカットしています。(幅は0.3㎝)

まず、内側から外側へリボンを通し、

それぞれ一つ上の穴に、斜めになるように通します。

上まで繰り返すと、写真↓のような状態に。

ぬいにはかせて調整しながらリボンを結べば、完成です♪

リボンが長ければカットして調整します。テープも取っちゃってください!

リボンを通すとき、一番下を両方通してから、真ん中にテープを貼るなど目印をつけておくと、左右で同じ長さにしやすいです。

リボンの真ん中にテープを貼る

リボンの真ん中にテープを貼る

レースアップ(編み上げ)ブーツを小さいぬいに作るコツ

小さいぬいぐるみに作りたい人も多そうなので、コツを簡単にまとめておきます!

42%に縮小して型紙を切ります。印や縫い代を付け直すとスムーズに作れました(*^^*)

小さいぬいにブーツを作るコツ

折ってアイロンする工程はローラーを使っても◎。

縫い代を開いたり倒したり、折り目をつけるときに便利なアイテムです。

小さいぬいにブーツを作るコツ

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手で折り目をつけてもいいよ!

ぬいぺ

マジックテープは0.8×2.5㎝でカットしています。

小さいぬい用ブーツのマジックテープの大きさ

丸い部分はひっくり返すとガタガタが出やすいので、縫い代を細くカットすると丸さが出やすいです(^^)

小さいぬいにブーツを作るコツ

小さいぬいにブーツを作るコツ

小さいぬいにブーツを作るコツ

もっと全体の縫い代をカットしてもよかったかも。

最後に!多少縫い目がガタガタでも気にしない!履けば!なんとかなる!!大丈夫!!!見えない!!!

小さいぬいにブーツを作るコツ

ブーツの裏

(少し縫い込んでるけど、気にしない♪)

ひもの長さは30㎝でカットしました。ひもの先に”裁ほう上手”を少しつけると、ほつれ止めになってよかったです(*^^*)

小さいぬい用のレースアップブーツ

これ↓はスウェード(豚皮)で作っています。

厚みがあるので、途中のステッチは省きました。縫い代分の0.5㎝をカットして、切りっぱなしで作っています。

素材によってアレンジしてみてくださいね(*^^*)

ブーツのアレンジで切りっぱなし

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