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こんにちは!ミシン大好きぬいぺです。
年も明け、もうすぐ入園・入学シーズンがやってきますね。
入園グッズを作るために、ミシンを購入する人も増えてくると思います(^^)
初心者さんの中に、こんな悩みをもつ人もいるのではないでしょうか?
ダッフィー太郎
そこで今回は、ミシンの練習方法について、わたしの経験をふまえてお話しようと思います。
ミシンがうまくなると、作品のクオリティも上がるし、縫うのが楽しくなりますよ♪
もくじ
これでうまくなった!わたしのミシン練習方法
洋裁のためにミシンを買ったけど、思い通りにうまく縫えない。
ミシンを初めて使うなら、誰でもこんな悩みがあると思います。
縫製を勉強した今は技術が身につき、縫うことを楽しんでいますが、わたしも最初は全然うまく縫えませんでした。
でも大丈夫、練習の数をこなせば、必ず上手になれます。ミシン上達のコツは、正しい知識と経験です。
ミシンでたくさん練習すればするほどうまくなるので、張り切って練習しましょう♪
ミシンの練習の前に気をつけたいこと
ミシンで縫う前にちょっと待った〜!
縫う前の準備はできていますか?
次のことを確認してみてください。
・上糸
・下糸
・針
が正しくセットしてあるでしょうか?
わたしが初心者のときは、ミシンの基本の準備を間違えて、練習の前につまずくことがよくありました。笑
糸かけや針が、説明書どおりにセットできているか、チェックしてみてください(^^)
ミシンが動かなくて困ったとき、コンセントや電源が入っていなかった!ということもよくありました。笑
ミシンの練習方法
いらない布を適当に切って、2枚重ねて縫います。チャコペーパーなどで布に図形を写し取って、その上を縫っていきます。
写真のような線をかけば、角や曲線、直線の練習になりますね。
ぬいぺ
ミシンがうまくなるコツは、とにかくミシンの操作に慣れること。たくさんミシンをふむことで、思い通りに縫えるようになります。
思い通りに縫えると、練習も楽しくなりますよね♪
ミシンの練習の前に気をつけること
ミシンの練習でよくあるコツや困った!を詳しく説明します。
角縫いのミシン練習
直線で縫い進め、角になる部分で針を刺したまま止めます。針が刺さっていることがとても大切です。
押さえを上げて、90度生地をくるっと方向転換します。
押さえを下ろして、まっすぐ縫えば、綺麗な直線が縫えます。
直線をミシンでまっすぐ縫うコツの記事も参考にどうぞ♪
曲線のミシン練習
ミシンの縫いの中でも、曲線がうまくいかない人、多いのではないでしょうか?
それもそのはず。一般のミシンは直線を縫うために作られています。
曲線がうまく縫えないとき、押さえを上げずに直線と同じように縫っていることが多いです。
じゃあ、どうやって縫うのか?というと、カーブに合わせて針を止め、押さえを上げて、方向を変えながら縫っていきます。
緩やかなカーブなら、手で生地を回しながら縫えます。カーブ部分にきたら、押さえを上げて生地の方向を変えます。針を刺したままがポイントです。
押さえを下げて、また縫います。数針縫って、押さえを上げて、生地の方向を変える…を繰り返して縫っていきます。
この練習を繰り返せば、曲線を縫うのも怖くなくなります。
細かくて急なカーブなら、ミシン目を細かくして縫うと、縫いやすいですよ(^^)
カーブの縫い方の記事も参考にどうぞ♪
上と下の生地がずれる
ミシンで縫っていると、必ずぶつかるのが生地の縫いずれです。
印をぴったり合わせていてもずれたり、縫いあがりで下の生地が足りなくなること、ありませんか?
縫いずれの原因は、上の生地は押さえで前の方に進みますが、下の生地はミシンの送り歯で奥側に持っていかれるから、なのです。
ミシンの構造なので仕方のないことなのですが、押されることを見越して、印や縫いあがりをずらして縫うといいです。
縫い始めは裁ち端を合わせ、返し縫いから始めます。
生地にもよりますが、わたしは上の生地を短めに、0.2 ㎝ほど印をずらして縫います。縫い終わると印ぴったりに縫えてます。
力加減は個人差があるので、最初はうまくいかないかもですが、何度も練習すれば自分の感覚がつかめると思います(^^)
プロ直伝!まち針もクリップも使わないミシンの練習方法
ミシンで縫うとき、布を重ねて待ち針やクリップなどで止めて縫う人が多いと思います。
ですが、既製服を縫っている縫製工場は、待ち針やクリップを使いません。
量産になると短時間でたくさんの服を縫わなきゃいけないのと、服に針がまぎれたままお客さんの元に届くと、大変なクレームになるからです。
実際、まち針を使わない方が早く綺麗に縫えるので、効率的です。
今回はわたしが縫製工場で縫っていたやり方を紹介します♪
まち針なし!プロの縫い方
縫い始めは返し縫いをしておきます。
ミシン縫いで重要な縫い始めのポイントの記事も参考にしてみてください♪
先ほど縫いずれの解決方法で書きましたが、印やできあがりで少しずらして持つのがコツです。素材にもよりますが、わたしは上の生地を0.2 ㎝ほど印より短めに持ちます。
下の生地を指で押さえて、張り気味に持ちます。貼らせることで、下の生地が余分に送られるのを防ぎます。
上の生地は押されやすいので、手で奥に押し気味に、軽くそえます。加減が難しいですが、慣れです。笑
ミシンで一気に縫います。
待ち針を使わないと便利なことは、途中で針を抜く手間がないので、長い距離を一度に縫えることです。
わたしは直線なら、20 ㎝くらいだだ〜っと縫っちゃいます。
ぴったり印があっていますね(^^)
初めは、待ち針で止めずに縫うのが怖いかもしれません。が、慣れると何もなしで縫った方が手間も省けるし、作業時間も早くなるのでおすすめです。
短い距離を分けて縫うより、長い距離を一気に縫った方が縫い目も安定して、まっすぐ縫うことができます。
誰でも練習したらできるようになるので、騙されたと思ってたくさんミシンで練習してみてください!
ちなみに、縫製工場に就職したばかりの頃は待ち針を使わないミシン作業に驚きましたが、たくさん練習することで楽に縫えるようになりました。
練習すればするほど、ミシンのスキルがアップしますよ!
ミシンの練習になる簡単に作れるもの
ミシンがうまくなるコツは、たくさんミシンで縫うことです。でも、ただ練習するだけだと飽きちゃいますよね。
練習しつつ作品を作ると、モチベーションにもなってミシンの練習が楽しくなります。
ミシン初心者さんが練習で作るのにおすすめなアイテムを紹介します♪
ランチョンマット
布を長方形に切って、まわりを縫うだけで作れます。直線縫いだけで作れるし、実用的なのがいいですね。
コースター
こちらも直線縫いだけで作れます。小さいので、ハギレで作れるのが嬉しいアイテムです。
雑巾
学校でも家でも絶対使う生活必需品です。笑
うちの母もミシンの練習がてらに作ってくれました。
雑巾は消耗品なので、縫いのクオリティなど気にせずガンガン縫って練習しましょう!
バッグ
入園・入学グッズで作る人も多いのではないでしょうか。ちょっとしたお出かけにも使えます。
ギャザースカート
布を長方形に切って、まっすぐ縫ってゴムを通せば簡単に作れます。簡単だけど見栄えもするのでミシンの練習によいアイテムです。
以上、ミシンの練習で作るおすすめのアイテムでした。まずは基本の直線縫いで作れるものが良さそうです。
曲線も練習したければ、コースターや雑巾など形を丸くして作ってみてください(^^)
こうしてうまくなった!ぬいぺのミシン経歴
簡単にわたしのミシン歴を話すと、こんな感じです。↓
ぬいぺのミシン経歴
大学生時代に洋裁に目覚める(大学は服飾と関係ない学部)
↓
近所の洋裁教室に通う。(月2回2年間ほど)
↓
大学を卒業後、服飾の専門学校に3年間通う。
↓
縫製工場で3年間働く。
↓
【現在】
フリーになり、引きこもってぬい服を縫っている。
最初にミシンを使ったのは大学生くらいです。実家の母の家庭用ミシンを触っているうちに、本格的に服を作りたくなりました。
近所の洋裁教室に通い始め、スカートやシャツ、ジャケットなどを作ります。プロの先生に技術やコツを教わったり、他の生徒さんの創作意欲に刺激をうけて、趣味ながらミシンに夢中になりました。
その後服飾の専門学校に通ったのですが、入学前に若干の知識があったので、授業内容も頭に入りやすかったです。
独学で学ぶのもいいですが、知識のある人に直接聞くのがミシンの上達の一番の近道かな?と思います。
わからないところを人に教えてもらうと、理解度が違うというか、記憶に残りやすいです。
本格的にミシンを上達したい人は、洋裁教室に通うことをおすすめしますよ(^^)
遠くて通えない!という人もいるかと思います。
その場合はミシンの基礎の本を1冊買って、とことん練習してみてください。youtubeで動画を探してみるのもいいですね。
わたしも持っているおすすめの本があるので、参考にしてください♪
洋裁やミシンの基本がまとまっていて、初心者の人でもわかりやすいです。簡単な小物や服の型紙付きで、作り方も詳しくかかれていますよ(^^)
ミシンの練習方法のまとめ
ミシンの練習方法について、いかがだったでしょうか?
長くなったので、今回のポイントをまとめます。
- ミシンで縫う前に上糸・下糸・針を確認する。
- チャコペーパーなどで布に線や図形を写し、縫う。
- 生地の上下で印をずらして縫う。
- 慣れたらまち針やクリップは使わない方が早くて綺麗に縫える。
- 練習しつつ、何か作ってみる。
- 詳しい人に直接聞く。
- わかりやすい本を参考にする。
- youtubeとか動画を観る。
でしたね。
ミシンがうまくなるコツは、とにかくたくさん縫うこと!です。
ただ練習の量をこなすのではなく、うまくいかない原因を考えながら縫うのがポイントです。
練習していくうちに、感覚がわかってくるので、頑張ってみてください。
きっとミシンの縫製技術がアップします(^^)
専門学校へ行けたなんて羨ましいです。
とんやんさん、はじめまして♪
学校に通えたことは周りの環境や人に感謝していますm(_ _)m
大学時代は専門に行くためにバイト三昧でした。笑
いつも、ズレるなぁ…で過ごしていました。こんなにちゃんと原因を考えたことがなく、恥ずかしい&目から鱗です!!
ありがとうございます~(=^_^=)
匿名さん、はじめまして♪
コメントありがとうございます!
お役に立ててよかったです(^^)
色んなミシンのは簡単じゃなくてちょうど入れなかったけどやっぱり気になるけれど不安なってしまいました
五十嵐裕貴さん、こんにちは!お返事遅れてすみません。
いきなりは難しいこともありますが、数をこなせば必ず上手くなりますので、頑張ってください(^^)
はじめまして。教えてほしくてコメントしました。
職業用ミシンで回転みつ巻きラッパを使用しているのですが、みつ巻きの幅を1.5センチ幅で端っこギリギリで縫いたいのに、縫うと1センチあたりに縫い目がきてしまいます。どうしたらうまくできますか。
みかさん、初めまして(^^)
みつ巻きのアタッチメント、難しいですよね。実はわたしもあまり得意ではなくて、アイロンで細く三つ折りにしてステッチすることが多いんです。
一応コツは、布を入れる最初の角を三角にカットすることかな。
調べてみたらこちらのサイトでわかりやすく説明しているので、よかったら参考にしてみてください(*^^*)↓↓
http://www.kateiyou-mishin.com/blog/?p=271