【必読】ぬい服作りってこんなに楽しいっ!

100均で買えない優れた生地トイクロス!ぬいぐるみの服作り方

トイクロスとは?

こんにちは、ぬいぐるみの服の型紙作ってます、ぬいぺです。

ぬいぺ

ダッフィー太郎

こんにちは、助手のダッフィー太郎です。

このブログではダッフィーをメインに、ぬいぐるみの服の作り方と型紙を紹介しています。

今回は、

ダッフィー太郎

フェルトの他にぬいぐるみの服を作るのにいい生地があったら知りたいなぁ。

こんな悩みに答えまして、初心者の人でも簡単に扱いやすい生地の”トイクロス”について紹介していきます。

トイクロスを初めて耳にする人もいるかと思いますが、ぬいぐるみの服はもちろん、ダーツやエプロンシアター、布絵本など、子どものおもちゃにもよく使われている馴染みある生地なんです。

フェルトと同じく切りっ放しでもほつれないので、初めて服を作る人も扱いやすいところが特徴です。

残念ながら100均ではトイクロスは売っていないのですが、フェルトよりも柔らかい生地で作りたい!という人にはおすすめです。

初めてこのブログにきてくれた人は、下の記事も読んでみてください(^^)

【ぬいぐるみの服におすすめな生地】トイクロスって?

トイクロスはマジックテープでくっつく不思議な布です。生地の表面が柔らかくてふわっとしている面に、マジックテープのオス面(とげとげな面)がくっつくのが特徴です。トイニットやマジッククロスとも言われています。

トイニットと呼ばれることもあるけど、伸縮性はなく、伸びないよ。

ぬいぺ

風合いはソフトで柔らかく、切りっぱなしでもほつれません。フェルトよりも柔らかいので、より縫いやすそうです。

素材はポリエステル100%なので、家で洗えるのも嬉しいところ。

カラーバリエーションも豊富で15種類ほどあり、明るくてはっきりとした色がそろっています。

ダッフィー太郎

最近はパステルカラーのトイクロスもあるんだよ。作るのがもっと楽しくなるね。

トイクロスの特徴まとめ

  • マジックテープのとげとげとくっつく
  • 切りっぱなしで使える
  • フェルトよりも薄くて柔らかい
  • カラーが豊富

100均でトイクロスは売っている?

ダッフィー太郎

ところでぬいぺさん、トイクロスも100均で売ってるの?

100均ではね、トイクロスは売ってないみたい。100均に売ってれば嬉しいんだけどね…。そのうち売ってくれないかなぁ。

ぬいぺ

というわけで、残念ながら100均でトイクロスの取り扱いはないようです。

なぜ売っていないのか考えてみたのですが、

  • 特殊な素材
  • 材料や加工でお金がかかるので、安くできない
  • マイナーな素材なので、需要がない

が理由の気がします。

ぬいぐるみの服やぬいぐるみ本体、子どものおもちゃに使われることが多いトイクロスですが、手芸やハンドメイドの作品で使う人はまだ少なくて。

100均はよく変われる商品を大量に仕入れて安く売っているので、需要の問題かなぁ。とも思います。

ぬいぐるみやぬいぐるみの服作りがもっと主流になって買う人が増えれば、100均でも売られるかもですね。

ちなみに、トイクロスはユザワヤやオカダヤの手芸屋さんやネット通販で買うことができます。値段の目安は100 ㎝幅×50 ㎝で600円前後なので、買いやすい金額ではないでしょうか?

何としても100均でぬいぐるみの服を作る生地が欲しい!使いやすい生地がいい!」という人にはフェルトがおすすめです。

100均のフェルトについてまとめた生地があるので、こちらもご覧ください♪

ぬいぺ

フェルトとトイクロスの違い

フェルトとトイクロスの違いとは?

ぬいぐるみの服やぬいぐるみ本体、マスコットやおもちゃ作りに使われるフェルトやトイクロス。使いみちが似ているのでフェルトとトイクロスの違いに悩む人もいるようです。

フェルトとトイクロスの違いについて簡単に説明します

ぬいぺ

 

素材

フェルトは繊維を絡めてシート状にした不織布で、生地の方向がありません。服を作るならたてやよこを気にせず型紙をおいて裁断できます。生地の裏と表がないのも扱いやすく、冬っぽい素朴な温かみが人気です。

トイクロスの一番の特徴はマジックテープのとげとげ側が生地にくっつくことです。生地に裏表があり、表面は起毛していて裏面はツルツルしています。服に装飾をしたいときに工夫できる素材ですね。

ちなみに、UFOキャッチャーの景品のぬいぐるみもトイクロスが使われているものが多いです。

トイクロスでオリジナルのぬいぐるみ本体を作ってる人もいるよ。

ぬいぺ

ダッフィー太郎

イメージとしてはトイクロスは年中、フェルトは冬っぽい感じがするよ。

生地の厚さ

フェルトは1〜3㎜の厚さのものまで厚さがいろいろあります。手芸用であれば1㎜、小物やDIYであれば2.3㎜を使うのがいいでしょう。

フェルトは繊維を絡ませて作っている不織布なので、織物の生地よりもハリがあるのが特徴です。

トイクロスはフェルトよりも柔らかい風合いで、生地も薄手です。

表面が起毛しているので厚く見えますが、触ってみるとふわふわとして柔らかく気持ちいいです。柔らかくて薄手なので縫いやすい生地でもあります。

繊維

フェルトは動物の毛を集めてできている素材です。

メインは羊毛ですが、水に濡れると縮むという弱点があります。最近は濡れても縮みにくい、手洗いもできるウォッシャブルフェルトが主流で、手芸屋さんでも100均でもよくみられます。

トイクロスは化学繊維でできており、おもにポリエステルやナイロンを使っています。化学繊維は洗濯をしても縮まないところがうれしいです。

折り目が気になる場合は低音のアイロンをかければ元に戻ります。

フェルトとトイクロスの違いのまとめ

 

素材:フェルトは冬っぽい。トイクロスはUFOキャッチャーのぬいぐるみの素材。

厚さ:フェルトは厚くてハリがあり、トイクロスは薄くて柔らかい。

繊維:フェルトは羊毛or化学繊維、トイクロスは化学繊維のみ。

100均で売ってないならトイクロスはどこで買える?

100均で売っていないトイクロス。ではどこで買えるのでしょうか?

安心してください。手芸屋さんの生地コーナーに売っています。ユザワヤやオカダヤなどの大型な手芸屋さんなら色や種類も豊富です。

もし、「近くに手芸屋さんがない!」という人がいたら、通販でも買えます。むしろ通販の方が種類が豊富かもしれません。

通販だと送料がかかるのがネックですが、まとめて買ったり他の材料のついでで買うと無料になることもあるので、頭の片隅においておくといいですね。

↓のサイトはトイクロスの種類が豊富なので、おすすめです。

ぬいぺ


参考
トイクロスシュゲール

【ぬいぐるみの服におすすめな生地】トイクロスの使い方は?

ダッフィー太郎

トイクロスの使い方が知りたいなぁ。

ぬいぐるみの服の作り方をベースに、トイクロスの裁断から縫製までの使い方を簡単に説明します。

STEP.1
アイロンする
生地を広げて、全体をチェックします。折り目やしわがあったら、低音のドライアイロンでささっとアイロンします。化学繊維なので水通しをしたり、スチームをかけなくて良いです。
STEP.2
裁断する
地の目や型紙を合わせて、裁断していきます。起毛素材ですが、普通の生地と同じように切って大丈夫です。 
STEP.3
縫う
切れたら縫っていきます。ほつれない生地なのでほつれ止めもいりません。 
STEP.4
アイロン&縫う
縫いとアイロンを繰り返し、どんどん作っていきます。
STEP.5
完成!
 

ざっとこんな感じです。

今回はぬいぐるみの服をイメージしての使い方ですが、マスコットや子どものおもちゃにも使われています。

エプロンシアターや布の絵本を作ったり、工作みたいな使い方も人気です。オリジナルで小さなお子さんのおもちゃを作れるのも魅力ですね。

トイクロスの代用できる生地ってあるの?

トイクロスに似た生地ってあるのでしょうか?トイクロスの代用できる生地を2つ紹介します。

サンフレッシュ

柔らかい起毛素材で、薄くて軽いポリエステル100%の生地です。裁断や縫製時にほつれないので、お裁縫が初心者の人でも扱いやすいです。

トイクロスよりも少し薄めで柔らかい生地なので、より薄手の生地を探している人にはこちらが良さそうです。

ぬいぐるみやぬいぐるみの服を作るのにぴったりですが、熱を逃がしにくく保温性があり、乾きやすいので赤ちゃんの服にも良く使われています。

色は4色あったのですが、ほとんどが廃盤となり黒のみの販売可能です。

ダッフィー太郎

黒以外で使いたい時、他の似ている生地ってあるのかな?

フレンチパイル

黒以外で似ている生地なら、フレンチパイルがあります。トイクロスよりも色は少なめですが、カラー展開が豊富です。白、肌色、薄ピンク、水色、黄色など、パステルカラーを中心に8種類あります。

こちらも裁断や縫製時にほつれないので扱いやすい生地です。素材感はトイクロスに似てますが、さらに薄く柔らかくした感じです。

かわいらしい色が多いので、幼稚園など子どもたちのおもちゃや手作り絵本にも使われています。

見た目はトイクロスとほぼ同じです。

ぬいぺ

サンフレッシュ

  • ポリエステル100%
  • 優れた保湿性
  • 高い吸湿性、速乾性
  • 風合いが良く、薄くて軽い
  • 裁断、縫製時にほつれない
  • ぬいぐるみや服を作るのに適してる
  • トイクロスよりも薄め
  • マジックテープとくっつく

フレンチパイル

  • ナイロン100%

  • 色が豊富

  • 柔らかい手触り

  • 耐久性がある

  • 裁断、縫製時にほつれない

  • ぬいぐるみの服を作るのに適してる

  • トイクロスより薄め

  • マジックテープとくっつく

珍しい生地なのであまり売られていませんが、こちらのショップで買うことができるので、興味を持った人はのぞいてみてください♪


参考
サンフレッシュ生地手芸の店 もりお!


参考
フレンチパイル生地手芸の店 もりお!


長くなりましたが、トイクロスについての内容、いかがだったでしょうか。

トイクロスの魅力は色が豊富、柔らかくて縫いやすい、ほつれないところだと思います。

フェルトは冬のイメージが強いですが、通年使える素材としてもポイントが高いです。

フェルト以外でぬいぐるみの服の素材を探している人が、ぜひトイクロスを使ってみてください♪

4 COMMENTS

メイママ

ぬいぺさん!はじめまして!!

娘の大好きなステラ・ルーのお洋服の型紙あるかな~??と探してたら、たどり着きました(^-^)v

縫い物は好きで、多少作ってみたりしてますが、洋服の型紙は作れない私なので、とても参考になります。

一つ願いがあるのですが…
もし、お手隙になって気が向いたらって時がやって来たらで構わないのですが、
ステラ・ルーちゃんのパジャマかネグリジェの型紙を作っていただけませんか?

それまで、修行して待ちます(^_^)/

インフルが流行る時季ですが、お気をつけてお過ごしくださいね(^-^)

返信する
ぬいぺ

メイママさん、はじめまして(^^)

お返事おくれてすみません。
型紙が参考になるという感想、とてもうれしいです。ありがとうございます(*^^*)

ステラ・ルーちゃんのネグリジェやパジャマの型紙という意見もありがとうございます♪今後の参考にさせていただきますねm(_ _)m

メイママさんもお体に気をつけてお過ごしください(*^^*)

返信する
ぬいぺ

ルーちゃんさん、こんにちは♪

パジャマが人気なのですね。今後の型紙の参考にいたします。
ご意見ありがとうございます(*^^*)

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です