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ぬいのお洋服を作っていると、
ぬいお洋服作り隊
ぬいお洋服作り隊
などなど、もっと自由にアレンジしたくなることも多くあるのではないでしょうか?わたしもフォロワーさんや講座の受講生さんから幾度と質問を受けたことがあります(^^)
そこで今回はわたしがやっている
・見頃や袖の丈直し
・切替の入れ方
を紹介します。
以前Twitterでツイートした詳細版です(*^^*)
いつもこんな感じで丈直ししてるよ!
(①紙に適当に貼る②好きな長さを足す③元の線と並行につなげる)テープは鉛筆もかけるメンディングがおすすめ😋 pic.twitter.com/JBc0qvfeyV
— ぬいぺ@ぬい服の先生 (@nuinuipe) January 26, 2022
【型紙アレンジの基本】丈直し【ぬいぐるみの服】
型紙は「簡単ジャケット」を使っています。(↓ページからダウンロードできます)
袖の丈直し
袖はシンプルに、足したい長さを袖すそに並行して追加すればOKです。
短くする場合も単純に削ってあげてOK。
要するに、長くしても短くしても、袖下の縫い合わせる長さが同じになればいいです◎
見頃の丈直し
まず足したい側に、適当に紙を貼ります。
上から書けるように、セロハンではなくメンディングテープがおすすめです(^^)
ぬいぺ
最近講座の生徒さんから、テープのりも使いやすい!と教えてもらいました。
写真のように長くしたい丈分をすそに追加して(今回は5㎝)、
元の線と並行になるように線を引きます。
写真では伝えきれないのですが、カーブ部分は少しずつ定規とペンをずらしてかいています。
この場合、すそが元の型紙より広がっているのがおわかりでしょうか?
これでもいいのですが、すその幅は変えたくないな〜。という方のためにすそ幅を変えないやり方も紹介します。
もとのわき側のすそ下を直下する線をかき、5㎝の長さで印をします。
わき上と↑の印を結ぶ線を引きます。
並行にすそ線を引くと、すそ幅を変えずに丈を伸ばすことができました(*^^*)
後見頃も同じように丈を伸ばします。
わき線のパターンチェック
以上で丈直しは完了!なのですが、これをしたらさらに型紙の質がよくなる技を紹介します(^^)
ぬいぺ
まず、わき線を重ねて合わせます。(頑張って透かします)
すそで前後2~3㎝くらい、ルレットという印つけ用の道具でギコギコします。(ちっちゃいピザ切るみたいなやつ)
調べたところ、ルレットは100円ショップの手芸コーナーでも売っているようです。
ルレットを直で使うとテーブルに傷がつくので、カッターマットなどを下に敷くのがおすすめ。
紙を外すとギザギザの印がついています。
このように、元の赤い線とピッタリ同じであればラッキーですが、
↓の緑の線のように、すそラインが全然違うこともあります。
(わかりやすいように極端に差をつけてかいたけど、実際はもっと微々たる差が多いかな)
この場合、すそラインを引き直します。
前後のつながりがいいカーブにしたいので、黄色の点線で描き直しました。
ズレた分の中間をとって、前後の長さを合わせることで、きれいなすそ線になりました(*^^*)
紙が重なっている部分は写らないので、ルレットで印をつけます。
ミシン目に上から線をかいて、
型紙をカットして、完成です♪
内側に出来上がり線をかいておくと、縫うときによりわかりやすいですね(^^)
【型紙アレンジの基本】切替と縫い代【ぬいぐるみの服】
見頃の切替アレンジ
こんな風に切替を入れる型紙アレンジです。
余談ですが、左右でステッチありとなしで縫ってみました。
ステッチが入るとカジュアル感が増した気がします。
型紙の好きな位置で✂️、紙に貼ってお好みの縫い代を足して、中表で縫うと、どこでも好きに切り替えアレンジできる。
同じ型でも切り替え線入れたかったり、布を変えたいとき、あるよね☺️(印刷ミスってちょっと色が汚いのは見逃してもろて) pic.twitter.com/TNls8JbiJy
— ぬいぺ@ぬい服の先生 (@nuinuipe) February 2, 2022
まず、お好みの切替ラインを元の型紙にかきます。
わたしはDカーブルーラーという定規を使っていますが、フリーハンドでも全然ありです。
さりげないコツですが、切替の入りと最後の角度が90度になるように引くと、お洋服の仕上がりがきれいです(^^)
デザインによっては例外もたくさんあるので、なんとなく覚えておく程度で大丈夫です。
一発でかくのは難しいので、わたしは何回かに分けて、定規を置き直してかきます。
せっかく頑張ってかいた線ですが、ここでスパッと切り分け、
縫い代をつけるため、紙に貼ります。
出来上がり線をはっきりさせるために、わたしは縁取ることが多いです(^^)
出来上がり線の外側に、縫い代をつけます。
すそのカーブ同様に、カーブ部分は定規を少しずつずらしながらかいています。
無理に直線にせず、点線で取ってもいいです(^^)
距離が長い場合、中間に合印をつけておくと、縫うときの目印になって楽です。
袖の切替アレンジ
切り替えたい部分をカットして、
見頃と同じように縫い代をつければ完成です
横でまっすぐ切替のデザインは多いですが、縫い代さえ足せば簡単にアレンジができます(*^^*)
最後に紹介した袖切替は簡単すぎて、参考にならなかったら申し訳ないm(_ _)m