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簡単ジャケットをスタンドカラーにアレンジする方法です(*^^*)
もくじ
【簡単ジャケット:スタンドカラーの型紙アレンジ方法】ポイント
型紙をアレンジすると、このようなジャケットが作れます。
もとのジャケットはこれです。
えりと前見頃、見返しをアレンジしました。後見頃と袖はそのままです。
【簡単ジャケット:スタンドカラーの型紙アレンジ方法】詳しいやり方
使う型紙は
の「型紙ダウンロード」項目からダウンロードできます。
見頃の型紙アレンジ
見頃のえりぐりのできあがり線から、1.0㎝下げたところに印をします。
基本のジャケットを、写真の青い線のように上へ垂直に延長します。
2点と肩を画像のようなカーブで結びます。
縫い代をつけて、完成です♪
すみません、えり付け止まりが新しくなります。
1.5㎝内側に入ったところに印をして、本当の完成です。
ぬいぺ
見返しの型紙アレンジ
肩2.3㎝、すそ7㎝を画像のように滑らかな曲線で結びます。
青の線で囲った部分を切り抜いて、型紙の完成です。
スタンドカラーの作図
この作図はわたしが立体裁断で作った型紙を図面と数値化したものです。
型紙→作図の順番で起こしているので、変に細かい数字が出てきたり、紛らわしい部分もありますがご了承くださいm(_ _)m
まず紙に適当に”L”みたいな線を引きます。
写真の寸法を測り、1本線を引きます。
4.6㎝の右側に、0.7㎝の短い線を引き、
画像のように結びます。
定規などの角を使い、90°で2㎝の線をかきます。
下の線と並行の線を引き、
上えり部分の丸い角をかきます。(フリーハンドでOK!)
微妙な差ですが、角はなめらかな線で結び直すと縫いやすい型紙ができます(^^)
左の端から6.2㎝を測り、上に伸ばします。これが肩の合印になります。
まわりに0.7㎝で縫い代をつけて、
完成です♪
すみません、一つ忘れていました。
縫い代をつける前に、↓の写真の◎の長さが同じになっているか、測って確認します。
もし、前見頃よりえりが長いときは、短くします。
逆に短い時は、長くします。
後見頃はアレンジがないので、前側の調整だけで大丈夫です(*^^*)
早めに作りたい人
という人もいるかと思います。
型紙の販売もはじめたので、「さくっと作品を作りたい!」人はこちらもご活用くださいm(_ _)m
【簡単ジャケット:スタンドカラーの型紙アレンジ方法】縫い方
裁断と接着芯
えり1枚と左右の見返しの裏に、接着芯を貼ります。(なくてもOK)
さらに前見頃の見返し部分にも芯を張ると、前端がゆがまないまっすぐきれいなジャケットになります(^^)
えりを縫う
えりを中表に重ねます。
後中心(“わ”)と先端をとめ、
その中間もとめます。
クリップでとめたところをぐるっとミシンで縫います。
丸み部分はあらかじめチャコペンで印をしておくと縫いやすいです(*^^*)
角の縫い代を細くカットします。
簡単ジャケットと同じように、縫い代をできるところまで割ると表に返しやすいです。
次は少し高度ですが、できる人は芯を貼っていない側に細いステッチ(コバミシン)をします。
幅は割れ目から1~2ミリくらいです。もっと太くてもOK。
1本縫い代を押さえることで、アイロンもしやすいし内えりか外えりの目印にもなります。
ステッチがある側が体につく方なので、縫い目も目立ちません。
ミシンの押さえが入る部分なので、わたしは角から3~4㎝あけて縫っています。
表に返してアイロンしたら、えりの下部分を0.5㎝幅で仮とめしておきます。
えりを見頃につける
えりを見頃にのせ、後中心をとめます。
えりは芯を貼った側が下です。
肩の縫い目とえり付け止まりに合わせてとめ、
0.5㎝で縫います。
見返しを見頃につける
見返しを裏にして、見頃にのせます。
ここからは「簡単ジャケットの見返しつけ」と同じやり方です(^^)
見返しがついたら、写真のように切り込みを入れます。
わたしは0.5㎝ほどの深さ、間隔は1.0㎝で入れています。
深く切りすぎると服が裂けるので注意です!縫い代(0.7㎝)以内におさめるのがベスト。
おすすめは0.5㎝まで。
切り込みの後でほつれ止めのロックミシンやジグザグミシンをかけると、縫い代が開いて見頃に馴染みやすくなります。
えりの縫い代が見頃側に倒れるので、開いたほうがひきつり防止やしわが出来にくく、お洋服の仕上がりがきれいです(*^^*)
その他の作り方は簡単ジャケットと同じです。