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こんにちは!最近合皮のものづくりにはまってます、ぬいぺです。
先日ミシンで合皮を縫うコツについてかいたのですが、ミシンを持っていない人もいますよね。
ミシンがなくても手縫いで合皮を縫いたい人もいると思います。
そこで今回は、手縫いで合皮を縫う方法について、説明します(^^)
合皮を手縫いするための材料と道具
合皮を手縫いするための材料と道具は、いたってシンプルです。
材料
・合皮
・糸
合皮と糸を用意します。
合皮の厚さは用途によりますが、初めて合皮を扱うなら柔らかくて薄いものがおすすめです。手芸屋さんやホームセンター、100円ショップでも売っています。
糸は普通のミシン糸で縫えます。合皮はハリがあるので少し太めのミシン糸や、ボタン付け用の手縫い糸など、合皮や用途に合わせて選ぶといいです。
革用の手縫い糸も売っています。
道具
・手縫い針
・チャコペン
・目打ち
・両面テープや接着剤
手縫い針は普通の生地のもので縫えます。ですが、皮革用の手縫い針もありまして、こちらのほうが縫うのが楽ちんです。
普通の針と何が違うのか?というと、革用の手縫い針は、先がナイフのように尖っています。皮通りがいいので、普通の縫い針よりもスムーズに縫えます(^^)
手縫いで目検討だと、均等な幅で縫うのが難しいので、チャコペンで縫い線に印をします。裏に線をかいておくと、ガタつかず早く縫えます。
生地が重なっている部分は、針が通りにくいので、あらかじめ目打ちで穴をあけておきます。
合皮はアイロンがかかりにくいので、手で折り目をつけたり、両面テープや接着剤で縫い代を張り合わせるのも効果的です。
ぬいぺ
合皮の手縫いの縫い方
実際に、合皮の手縫いの縫い方について、具体的にみていきます。
ダッフィー太郎
ブーツの詳しい作り方は、こちらからどうぞ!
関連記事:ダッフィーのブーツ!作り方と型紙
合皮の手縫いの縫い方
並縫いで合皮を縫い合わせていきます。普通の生地と同じように、最初と最後はひと針返し縫いをして、縫い目は細かめがよいです。
指ぬきをはめて縫うと、指が痛くなりません。
縫い代を割るならアイロンを使いますが…合皮はアイロンがききにくいです。両面テープや接着剤を貼って、縫い代を落ち着かせます。
ミシンでステッチする部分も手縫いだと時間がかかるので、ステッチなしで両面テープを貼りました。
その後もパーツを縫い合わせる、両面テープで貼る、を繰り返して形にしていきます。
ブーツの後ろなど、どうしてもステッチが必要なところは、最初に目打ちで穴を開け、縫い目を作って本返し縫いをします。
わたしはここだけステッチにして、他は並縫いか接着テープを使いました(^^)
テープががベトベトするので、縫いにかかる部分はテープをよけて貼ると良いです。
ブーツの上を折り、靴底を縫い合わせ、
最後にマジックテープをつけて完成です♪
マジックテープと合皮の手縫いは厚みがあり硬いので、根気と指力がいります。笑
マジックテープのとげとげにあたって糸が切れやすいので、太めの縫い糸がよいです。
ちなみに、両面テープだとはがれたのですが、瞬間接着剤でつけるとうまくいくような気がします。
手縫いのブーツができあがりました(*^^*)
ぬいぺ
今回紹介した縫い方は、服作りのような縫い方で、合皮でも縫えるようにわたしがアレンジしたものです。
革製品を使って財布やベルトを作る本格的なレザークラフトとは、材料や縫い方が違いますので、ご注意くださいm(_ _)m
まとめ
合皮の手縫いの縫い方について、いかがだったでしょうか?
ミシン縫いとは違って、手縫いだとDIY感覚でできるので、また違う楽しさがありました(^^)
近づきがたい合皮ですが、意外と手軽に使えるので、気になった方はぜひ使ってみてください。
最後にポイントをまとめておきます。
- 合皮は普通の針と糸で縫える
- 皮用の針だとさらに縫いやすい
- チャコペンで縫い線をかくと、きれいに縫える
- 厚みのある部分は目打ちで穴をあけておく
- 縫い代は両面テープや接着剤で落ち着かせる
ミシンで合皮を縫うコツをまとめた記事もあるので、読んでみてください♪
関連記事:合皮(レザー・皮革)の生地の縫い方のコツ