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こんにちは!ぬいぺです。
以前東京ドームのキルトフェルティバルにいって、刺繍と運命的な出会いをしました(°_°)
キルト展in東京ドームいってきたんだけど、ものづくりの魅力に釘づけでした🤤
刺しゅうミシンほしい。 pic.twitter.com/vRENbBKjCE
— ぬいぺ@ぬい服型紙職人 (@nuinuipe) January 25, 2020
工業用や職業用、家庭用ミシンなら縫いなれているわたしですが、刺繍ミシンって未知の領域だったんです…。
会場には工業用から家庭用までいろんな種類の刺繍ミシンが実演で刺繍をしていて、じっと魅入ってしまいました(*´꒳`*)気がついたら3時間たってた
刺繍ミシンをみたり触ったりしているうちに、どんどん興味がわいてきました。
ぬいぺ
というわけで、今回は刺繍ミシンの魅力や使い方第一弾として、ジャノメ刺しゅうミシンIJ521についてお伝えします。刺繍初心者のわたしですが、ミシン屋さんでIJ521を貸してもらい、実際に使ってみましたよ♪
刺繍ミシンって店頭でも少ないし、試し縫いをする機会はあまりないと思います。レンタルすれば家でゆっくり使えるけど、お金と時間がかかりますよね(°_°)
刺繍ミシンを知りたい、興味がある、ミシンの購入を考えている人の参考になればと思います(*^^*)
もくじ
刺繍ミシンを貸してくれたソーイングjoyさん
先ほど「ミシン屋さんで刺繍ミシンを借りた」といいましたが、
読者のみなさん
ってみなさん思っていると思います。
ずばり、わたしがミシンを借りたお店はこちらです٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
立川駅から徒歩15分にあるソーイングセンターjoyさん。実は家からめっちゃ近いです。徒歩5分くらい。
joyさんの存在は立川に引っ越してきたときから気になっていたのですが、わたしがチキン野郎でお邪魔する機会がなくて…。
2ヶ月前に勇気を振り絞って来店したら、「めっちゃいいお店でいい人だな!」って思いました(^^)店内にはミシンがズラリ。糸や針なども売っています。
その後キルト展で意気投合し、仲良くさせてもらっています。スタッフさんも気さくで心が広いので、家着のスッピンでお邪魔できるのがありがたいm(_ _)m
わたしもjoyさんも「ハンドメイドやミシンが好きな人にものづくりの楽しさを知ってもらいたい。」という思いが共通しているので、協力してみんなをハッピーにできたらいいね〜!なんて話しています(*^^*)
ちなみに、joyの社長松浦さんはちょっとすごい人なんです。じゃん。
ミシンの選び方の本に専門家として載っているんですよ〜!左の素敵なおじさまが社長の松浦さん、お隣はNHKの番組やハンドメイドの本で引っ張りだこのかわいきみ子先生です(^^)文化のOBでもある
ちなみに松浦さんは元ジャノメミシンの社員で、ミシンについてめちゃくちゃ詳しいです。使い方はもちろん、修理だって自分でできるミシンの博士で神。
そしてめちゃくちゃ優しいです。気になるミシンはなんでも試し縫いさせてくれるし、説明も丁寧。
わたしもある程度ミシンに詳しい自信がありますが、松浦さんには脱帽ですね。自分が知らないことも教えてもらえるので、すごい人と繋がれたなぁ…。とわくわくしています(*´꒳`*)
ぬいぺ
ソーイングjoyはミシン販売はもちろん、お店でミシンをレンタルしたり、遠方からもミシンを送って修理してもらうことができます。九州からの依頼もあるそうな。
かわい先生の他、いろんな先生の洋裁教室もやっていますよ(*^^*)
お店の魅力は一言では語り尽くせないので、別記事でまとめます〜!お楽しみにっ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
ジャノメ刺繍ミシンIJ521の特徴
今回使ったのはこのミシン。ジャノメの刺繍専用ミシンIJ521です。
特徴は
- スマホと連携して使えるミシン(世界初)
- 専用アプリでデザイン調整
- 軽くて持ち運びしやすい
- 刺繍範囲は102mm×102mm
- 刺繍や文字縫いができる
- 刺繍データは260種類内臓
- 文字入力でオリジナルのネーム刺繍ができる
このミシンの一番すごいところはスマホと通信できるところ。専用のアプリをダウンロード(無料)して、簡単に刺繍データを編集することができます。Wi-Fiで繋がるのも画期的(*^^*)
本来刺繍ソフトやUSBを差し込むのが一般的ですが、ミシンとスマホだけあれば刺繍ができるのは…感動しました。ワイヤレスって素晴らしい。
刺繍データの絵柄は260種類ですが、文字の可能性は無限大です。12種類のフォントがつかえます。(漢字・ひらがな・カタカナ1種類+ローマ字・アルファベット11種類)
わたしも自分の名前を刺繍してみました(*^^*)
刺繍ミシンって相場が10万以上なのですが、お値段が4万円代と格安なところもポイントですね。ちょっとした絵柄や入園入学のネームを刺繍するならコスパがいいです。
反対にデメリットは
- 刺繍カードやUSBスロットはないので、ジャノメ刺繍カードソフトは使えない
- あくまで刺繍ミシン専用
- ぶっちゃけ縫いのクオリティは高くない
一番伝えたいことはIJ521は刺繍ミシン専用であり、普通の家庭用ミシンの機能はないことです。直線縫いやジグザグミシン、ボタンホールはできません。
あとは高価な刺繍ミシンとくらべると…できあがりの質は落ちます。
ですがこの刺繍ミシンのすごいところは、やはりその手軽さかなと(°_°)
ジャノメ刺繍ミシンIJ521の使い方
いよいよ刺繍ミシンを使ってみます(^^)刺繍ミシンといっても普通のミシンと違うことは、
- ミシンとスマホを繋げる
- アプリで刺繍デザインを決める
- 刺繍枠に布をセットする
この3つだけ。他の操作は家庭用ミシンと一緒です。
あと糸も違います。上糸にはこのカラフルな刺繍専用の糸を使いますよ〜!(下糸はフジックスシャッペスパンの#90番手の白を使います)
きれいな糸がたくさんで縫う前からわくわくしちゃいますね(*^^*)
刺繍ミシンとスマホを接続する
まずはミシンのセットアップから。電源を入れたりミシンとスマホを接続します。
詳しくは説明書にかいてあります(^^)
アプリで刺繍を選ぶ
スマホやタブレットで 「dot Customizer」のアプリをダウンロードして、起動します。
好きな刺繍模様を選び、大きさや位置などを編集したら、
「模様をミシンに送信」ボタンでミシンに送信して、
ミシンのスタートストップボタンが点灯すると、刺繍の準備OKです。
ちなみに、刺繍の色も好きに変えることができます(*^^*)
下糸と上糸の準備をする
上糸と下糸のセットをします。下糸を巻いたりボビンをセットするやり方は家庭用ミシンと同じです。
上糸の糸通し順序もミシンや説明書に詳しくかいてあるので、安心してくださいね(^^)
ぬいぺ
ちなみに下糸は上糸の色問わず、共通でフジックスシャッペスパン#90のミシン糸(白)を使います。
刺繍枠をセットする
刺繍枠に布をセットします。IJ521の刺繍できる大きさは約10㎝の正方形です。枠より少し大きめの15㎝の正方形の布を用意しました。
枠に布をはめて、ネジをしめて張らせます。
あとはつまみをミシンにはめるだけでおっけー!
今回は厚手のフェルトを使うけど、本来は使う布の裏に接着芯を貼って補強します。
ミシンで刺繍する
いよいよ刺繍をしていきます(*^^*)糸をたるませた状態で糸の端を持ち、スタートボタンを押します。
ぬいぺ
どきどきしながらボタンを押すと…刺繍が始まりました。どんどん猫になってる。
あっという間に猫ちゃんの完成です(=^x^=)よーく見ると上糸が浮いていますが…初めてなのでよしとしましょう。笑
裏はこんな感じです。意外としっかり縫えている。
ちなみに!わたしは最後までいっちゃいましたが、5.6針縫ったところでストップボタンを押してミシンを止め、縫い目の近くで余分な糸をカットするのが正しい使い方です(^_^;)糸絡み防止
ちなみに安くても優秀だなぁと思ったのが誤操作を防ぐ機能です。間違った操作をするとスマホが教えてくれます。最新!
そんなわけで、データや糸を変えていろいろ遊んでみたんですが、楽しいです(*´꒳`*)
縫う動きが面白くて終始針を見つめていました。笑
家からデニムの裏に接着芯を貼った生地を持ってきたんですが、素材が変わると違う印象になりますね。きれいっ!
ちなみにスタッフさんが作ったものですが、刺繍を組み合わせるとこんな素敵な絵柄もできるそうです。
データを組み合わせるだけでもオリジナルの刺繍になりそう。
ぬいぺ
ジャノメの公式サイトで動画がチェックできます(^^)
ジャノメ刺繍ミシンIJ521のまとめ
ジャノメのIJ521を使った感想はわかりやすく、操作しやすかったです。
説明書はカラーで詳しく、スマホとミシンの接続も簡単で刺繍ミシン初心者のわたしでも一人で操作ができました(^^)
最後にIJ521のポイントをまとめます。
- スマホと連動して使えるミシン
- 専用アプリで刺繍図案を編集
- 260種類のデザインと12種類の文字フォント内臓
- 刺繍専用ミシン
- 操作が簡単
- 軽い
ただ、ハイクオリティな刺繍は期待できないですね。縫い目や刺繍の細やかさでは高価なミシンにおよびません。
文字以外の刺繍図案を自分で作ることもできません。(イラストは内蔵されている絵柄だけ)
自分でデータを作りたい人、直線縫いなど普通のミシン機能も欲しい人には向かないと思います。
すでにミシンを持っている、スマホで気軽に刺繍を楽しみたい、ネーム入れメインに使いたい!という人にはセカンドミシンとしておすすめです(*^^*)値段も手頃♪
ちなみにこのIJ521、社長さんが他の刺繍ミシンとくらべるために、ポケットマネーで購入したミシンなので、このミシンはソーイングセンターでは売っていません。↑のネットショップや家電量販店で買えます。
ぬいぺ
家庭用や刺繍ミシンで縫いが綺麗、機能が充実したミシンをお探しの方はjoyさんに相談するといいものを紹介してくれます。遠方の方もOK。
LINEで気軽にお問い合わせもできます(^^)
ちなみにわたし、ゆくゆくは自分で刺繍のデータを作ってオリジナルの刺繍ができたら楽しいな〜!と思っております。
刺繍バリバリ初心者なので、まずは値段も手軽で操作が簡単そうなジャノメのJI521から使ってみよう!と思ったのですが、joyさんにはハイスペックなミシンがいろいろあってですね…。いろいろ試したい!とうずうずしています。笑
↓の作品はjoyのスタッフさんの作品ですが、バッグやポーチなどに飾りで刺繍しても可愛いですね(*´꒳`*)
ちなみに刺繍データを作れるようになると、こんな素敵な刺繍ができます。
これは刺繍専用ソフトでほぼプロの方が作った絵柄なんですが、すごくないですかね。
ここまでのレベルになるには相当技術も時間も必要ですが、かっこいいし…素敵です。
そういえばわたし、最近名刺を作ったんですが、joyのスタッフさんに「これ刺繍できたらよくない?素敵じゃない??」と言われ、発想が神か?と思いました。天才すぎる(°_°)
このイラスト(わたしの顔)を刺繍データにしてミシンで刺繍するために、ちょっとずつ勉強してみます(^^)
また違う刺繍ミシンを使わせてもらったら記事にしてお伝えしますね(*^^*)
初めてコメントさせていただきます。
時々読ませて頂いてました。
私もミシンが大好きです。
キルト展、私も最終日に行ってました。
ソーイングセンターjoyさん、私は八王子店の方にお世話になっています。
電車で40分位かかりますが、近くだったらせっせと通っちゃうと思います。
立川の方も行ってみたいと思ってます。
私のミシンは職業用と家庭用とロックミシンとカバーステッチミシンと刺繍ミシンです。
刺繍ミシンは20年位使ってなくて、動くか試したいと思ってるのですが、なかなか出来ず。
でも、ぬいぺさんの記事を見たら近いうちに出してみようと思いました。
毛糸だまさん、こんにちは♪
毛糸だまさんもキルト展行かれたのですね(*´꒳`*)八王子のjoyさんにも通われているということでびっくりです。
わたしの場合本当に家から近くて、コンビニに買い物に行くついでにふらっと寄れるほどです。笑
5台もミシンを所有しているなんて、すごい!カバーステッチミシンを持っている方を初めて聞きましたよ(°_°)
立川のjoyさん来店の際、もしかしたらわたしもいてミシンを使っているかもしれません♪
刺繍ミシン、動くといいですね。ミシンの故障もjoyさんは丁寧に対応してくれるので、調子が悪ければ相談してみるといいかと(*^^*)