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こんにちは!ぬいぺです。
最近は引きこもっているおかげで片付けをする意欲がわき、汚部屋がちょっとマシになりました٩(๑❛ᴗ❛๑)۶笑
さて、今回はフリルの作り方やコツをお伝えします。
わたしはフリルとか可愛いディティールが好きなのですが、目的もなく無駄に作ることが癒しだったりします。
ミシンはもちろん手縫いでもOKなので、TVやyoutubeをみながらちくちくやってみてください٩( ᐛ )و
家にあるはぎれでできるので、暇つぶしに作ったり練習するだけでも楽しいですよ(^^)
もくじ
フリルの種類
今回説明するフリルの種類は次の3つです。
- ギャザーフリル
- 円フリル
- リボンフリル
ギャザーフリルはバッグやポーチなどの装飾に多く使われているディティールです。
名前の通りギャザーを寄せるように作るフリルで、いちばん一般的なフリルだと思います(*^^*)
メイちゃんのトレンチコートのえりとヨーク、そでに使っています٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
円フリルはこんな感じ。ざっくりいうと型紙が円形で、ドレープ感が強いです。
これはわたしが学生のときに作ったジャケットなのですが、前身頃の切替にはさんでいます。
リボンフリルは市販のリボンにギャザーを寄せるだけの簡単に作れるフリルです。わたしが勝手に命名しました(^^)
ぬいのシャツに装飾としてつけたのですが、簡単にできるしお気に入りです(*´꒳`*)
ギャザーフリルの作り方
まずは一般的なギャザーフリルから。
個人的に素材で作り方を変えているので、それぞれ紹介します〜!
普通生地で作るフリル【シーチングやプリント生地など】
付けたい寸法より長めに長方形に生地をカットします。
わたしは2 倍の長さにしました(^^)
長くするほどフリルのボリュームが増すので、お好みで減らしたり増やしたりしてください。
ぬいぺ
フリルの布を裏を上にして、上下の縫い代を折ります。
横の縫い代が気になる人は、4辺すべて折ってもいいです(*^^*)
縫い代のほつれが気になる場合はほつれ止めを塗ったりジグザグミシンをかければOK。(あとで詳しく説明します。)
フリルの下になる側をお好みの幅でステッチします。
上側は粗ミシンをかけ、糸は長めに残しておきます。手縫いの人は細かめになみ縫いをしたり、ステッチ部分は布用接着剤で貼るのもOKです(^^)
手縫いの基本やコツをまとめた記事もどうぞ!
ちょっと手間ですが、2本縫うとギャザーが落ち着いて縫い付けがやりやすいですよ!
粗ミシンの幅も好みですが、わたしは写真の幅で縫っています(^^)
糸をひっぱり、土台の幅にギャザーをよせます。
表と裏の糸を両方引いてしまうとギャザーが寄せにくいので、どちらかの糸を引いてください。わたしは表側の2本をひっぱりました。
付けたい部分にギャザーが均等になるようにまち針でとめて
2本の糸の間を縫って、完成です。
ギャザー寄せの糸は縫い終わったら抜いてOKです(*^^*)
ちなみに真ん中にギャザーをよせれば、左右対称のフリルにアレンジ可能です٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
薄くて透ける素材で作るフリル【シフォンやオーガンジー】
シフォンやオーガンジーなど、透け感のある素材は縫い代が目立つしほつれやすいので、生地を重ねるのがおすすめです。
使用例はこんな感じ。縫い込んでえりや袖の装飾に使うことが多いです(^^)
普通生地と同じように生地を長方形にカットし、外側が表になるように半分に折ります。
粗ミシンを2本かけ、ギャザーを寄せて縫い付ければOK!
もっと詳しいフリルの作り方は↓の記事にかいてまして、ぬいぐるみ用のトレンチコートの作り方と型紙(300円)ものせています。
シェリーメイとステラルーサイズのトレンチコートです٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
【シェリーメイ・ステラルーの服】トレンチコートの型紙と作り方【有料型紙】
普通生地と同じように、縫い込まないフリルもひと手間かければ作れます。
ちょっとめんどうかもですが、わたしがきれいに作れる!と思った方法をご紹介しますね(*´꒳`*)
まず外表が表になるように半分に折り、一度両端を中表に合わせて、
写真のように真ん中あたりを5~8 ㎝ほどあけて、縫い代幅でまわりを縫います。
あき口は縫い代幅で折り目をつけ、
表に返してアイロンで整え、あいている側をステッチして押さえます。
ぬいぺ
お好きな幅で粗ミシンをかけ、ギャザーを寄せたらフリルの完成です(*^^*)
縫い付けるとき、薄い素材は貼り跡が残りやすいので、ギャザー寄せのすぐ下を縫うのがおすすめです。
気にならなければギャザー寄せの糸は抜かずに残しておいてもOK!
円フリルの作り方
円フリルの特徴はギャザーなしでフリル感を出せるところです。
円フリルの作り方や型紙展開は奥が深いのですが、ここでは初心者さんでも作りやすい簡単な方法を説明します。
ぬいぺ
布に円をかきます。ぬい服や小物など小さいものを作るなら、コンパスで円をかいて型紙を作ると早いです。
写真はA4の紙にかいていて、外側の円の直径は18 ㎝です。
型紙ができたら、布を裁断します。
内側と外側の縫い代を裏側にアイロンし、
外側をステッチして、内側を縫い付ければ完成です♪
付け部分にギャザーを寄せていないので、ギャザーフリルと比べると控えめでシャープな印象ですね。
ちょっとフリル感が足りない気がするので、もう少し円の直径を小さくしてもよかったかな?と思いました。
内側にギャザーを寄せてもボリュームがでますよ(^^)
フリルの長さが足りない場合、同じ形で布を裁断して継ぎ足し、縫ってアイロンすればOKです。
【簡単アレンジ】市販のリボンで作るフリル
最後は市販のリボンを使って作る簡単フリルです(*^^*)
作り方は本当に簡単で、リボンにギャザーを寄せるだけ!
縮めたリボンだけみるとダンゴムシみたいで見栄えがよくないですが、ぬい服につけると可愛いかったです(*^^*)
縫い代の始末もいらないので楽チンです。しかも、可愛いくてクオリティが高く見えるので、最高(°_°)
チュールとかメッシュなど、ほつれない素材でもイケます(^^)ただ長方形に切ってギャザーを寄せるだけ。
白のチュールは幅を変えて2枚重ねて作っていますが、ボリュームや立体感が出て素敵٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
フリルって可愛かったりエレガントなイメージですが、素材を変えるだけでかっこよかったりスポーティーな印象になると思いました。
ぬいぺ
【フリルの作り方】縫い代の始末
縫い代をアイロンで折る以外にも、いろいろなやり方があります。
ほつれ止めをつける
ほつれが気になる部分にほつれ止めを塗ります。
ほつれ止めは素材によっては乾くとシミになったり目立つことがあるので、残布で試してから使うのがおすすめです。
巻きロックをかける
ロックミシンを持っている人で巻きロックができるなら、巻きロックもぜひ試してもらいたいです。
巻きロックは布端を細くこまかくかがる機能ですが、装飾としても使えます。むしろ装飾として使う人がほとんどなんじゃないかな。
学生時代にフリルたっぷりのワンピースを作ったのですが、すその始末に使いました。
これはショーでモデルさんに着てもらった写真なのですが、歩くとたっぷりのフリルが揺れて可愛かったです٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
(遠目で小さくて申し訳ないm(_ _)m)
【番外編】ジグザグミシンorロックミシンをかける
ジグザグミシンやロックミシンで処理する方法もあります。(写真はロックミシンで縫ったものです。)
ロックミシンって見えない部分の縫い代始末に使うんじゃないの?と思う方もいるかもですが、わざと見える部分に使うとアクセントになるんですよ。
数年あっためていますが、余裕ができたら自分用にこういうディティールを使ったフリルのシャツでも作ろうかと思っています。
薄手のブルーデニムで糸の色を生成にしたらカジュアル可愛いシャツができそうです(*^^*)
ロックミシンの詳しい使い方をまとめた記事もあるので、読んでみてください♪