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こんにちは!ぬいぺです。
今日はレースの縫い方や付け方、種類についてシェアします(*^^*)
わたしが普段やっている方法なので、みなさんのソーイングライフの参考になれば嬉しいです٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
写真をたくさんのせているので、表示でエラーになることがあります。
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もくじ
レースの種類
レースにはいくつか種類や特徴があります。代表的なのはこちらっ。
- エンブロイダリーレース
- ラッセルレース
- リバーレース
- トーションレース
エンブロイダリーレース
エンブロイダリーレースは刺繍の技法によって作られるレースの総称です。昔は職人さんが手作業で刺繍をしていましたが、最近は機械加工ができるので、大量生産が可能になりました。
このレースはさらに3種類に分けられます。
- チュールレース
- 綿レース
- ケミカルレース
チュールレースはネットレースとも呼ばれます。チュールやネットなど、網み目のレースに上から刺繍をかけたものです。
【おすすめ用途】
ウエディング、お洋服、下着、ドールやぬい服
綿レースは綿生地に表から刺繍を欠けたレースです。白や生成のナチュラルな素材をよく見かけますね(^^)
【おすすめ用途】
入園入学グッズ、お洋服、ポーチやバッグ装飾、ドールやぬい服
チュールや綿レースは土台の生地をいかし、そのまま残しています。
ケミカルレースは溶ける生地に刺繍をしてから下生地を溶かし、刺繍糸だけを残したレースです。刺繍だけ浮き上がった感じが重厚感があってゴージャスです(^^)
【おすすめ用途】
ウエディング、アクセサリー、ポーチやバッグ装飾、アップリケ
ラッセルレース
ラッセルレース編機という機械で糸を編んで作られたレースです。薄く平らに仕上がるので、女性用のインナー素材にも使われています。
【おすすめ用途】
ウエディング、お洋服、ランジェリー、インナー、ドールやぬい服
リバーレース
糸を撚って作るレースです。ラッセルレースと似ていますが、複雑かつ繊細に表現できて、ラッセルレースより高級です。
【おすすめ用途】
ウエディング、高級ランジェリー、ドールやぬい服
トーションレース
糸を組んで作るレースです。イタリアのトーション地方で発祥したことから名付けられました。
【おすすめ用途】
お洋服、小物、ドールやぬい服
他にもモチーフレースやはしごレース、ポンポンレースなど、アレンジ多用な今っぽいレースも増えてきました(*^^*)
…それぞれレースの特徴を簡単に説明したけれど、正直言葉だけじゃわからないですよね。いろんなデザインがあるし、パッと見似ているものが多いので…。
ぶっちゃけわたしも「レースだけをみて名前を答えよ。」と言われたら、自信がありません。
お店で実物レースと商品名を見れば納得ですが、レースだけでは判別できないこともあります。
「どんなレースを使えばいい?」とか「どうやって選べばいい?」など質問を受けることがありますが、わたしは”感”で選ぶことが多いです٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
レースの種類というよりは、色や幅、レースの柄で選ぶことが多いかな。
学校の課題でレースを装飾するときも、布とレースをあわせて「これだ!」っていうものを使っていましたね。
どんなレースでも、正直可愛くつけられたらいいかな?と思うので、レースの種類よりも形やつける部分にフォーカスして、縫い方を説明していきます(^^)
いろいろなレースの縫い方・付け方
布端にレースをつける縫い方
レースをつける部分で特に多いのが、小物の端の装飾やスカートのすそかな?と思います。
↓の写真はぬいぐるみ用のお洋服でレースをつけたものです٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
まずは布の端にレースをつける方法を説明しますね!
裏側にお好きな幅で縫い代を折ります。このとき、布のほつれが気になる場合、ジグザグミシンやロックミシンであらかじめかがっておくとよいです。
布とレースをどちらも表を上にして、
レースの上に布を重ね、とめます。
布のきわにミシンをかけて、縫い合わせます。
スカートのように円形(筒状)の布に装飾する場合、片側のレースの端をちょっこと裏に折っておきます。
布とレースを写真のようにあわせてとめます。
レースの縫い目が見えない程度にのせると見栄えがいいと思います(*^^*)
このままきわをぐるっと縫います。
ぐるっと縫ったら、最初の折ったレースの下に少し重ねてカットします。
重ねる幅はお好みですが、わたしは折った分と同じくらい重ねています。
今回は布を筒にした状態でレースをつけましたが、レースをつけてからわきを縫い、筒状にしてもいいですね。
特に、かがり縫いやロックミシンで布端の始末をしたい人は、このやり方がいいと思います(^^)
ケープの見頃のすそなど、お洋服ができあがってから装飾したい場合も同じように、レースの端を裏側に折っておきます。
もちろん、布にレースを縫い付けてからできあがりになるよう裏側に折ってもかまいません。
わたしのやり方の一例なので、他に縫いやすい方法があればそちらでOKですよ(^^)
↓のような幅が広くて布面積が多いレースの場合、わたしは消えるチャコペン(100均)で印をかいたりします。
印がぎりぎり隠れるように布をのせ、ステッチして完成です。
フリルレースの縫い方・作り方
幅の広い綿のフリルレースはそのまま縫い付けても素敵ですが、ギャザーを入れてアレンジすることもできます。
お好みの位置に粗ミシンをかけ、ギャザーを寄せます。
ギャザー寄せした上部分をアイロンで押さえて、全体を落ち着かせます。
ある方はロックミシン、またはジグザグミシンや裁ち目かがりで布端の始末をします。(わたしはロックミシンでカットしながらかがっています)
ミシンがない人はかがらず、切りっぱなしでもかまいません(*^^*)
するとどうでしょう。先ほど使った市販のレースと同じようなものができました。
手を加えないレースとギャザーを寄せたレースだと、同じ素材でも変化があっておもしろいです٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
ぬいぺ
レースの真ん中にギャザーを寄せる縫い方
写真↓のように真ん中が開いているレースの場合、そのままつけても可愛いのですが、ギャザーを寄せてフリルっぽくするのも素敵です。
ギャザー寄せの粗ミシンを1本かけ、
ギャザーを寄せて布とあわせ、同じ縫い目を縫えば簡単にフリルっぽくなります。
レースだけじゃなく、リボンで作っても可愛くなりますよ(*^^*)
リボン状のレースの縫い方
リボンみたいな帯状のレースの場合、端を縫い付けます。(オレンジの点線部分を縫いました。)
レースがめくれないように、できるだけ端を縫うのがコツです。
縫う位置をしっかり決めたいときは、チャコで印をしてレースを置くと、曲がらずに縫えます。
幅が広いレースの場合も同じですが、形にあわせて縫うラインを変えます。
下がギザギザしていたので、点線部分を縫いました。
裏はこんな感じです。
真ん中が浮く場合、お好みでもう1本縫い目をたしてもいいですよ(^^)
はしごレースの縫い方
はしごレースは縫う前に、上下の布の縫い代を裏側に折っておきます。
レースのテープ部分に布を重ねて、ステッチして縫い付けます。
ポンポンレースの縫い方
点線部分を1本縫うだけでOKです。
レースというよりテープと言ったほうが近いかな?
モチーフレースの縫い方
お花などのモチーフがつながっているレースです。
真ん中の点線部分を一本白い糸で縫っているのですが…
拡大すると、こんな感じです。お花の真ん中のピンク部分も貫通しています。
糸がめり込むので、白い糸でもパッと見目立ちません(^^)
一つ問題があるとすれば、生地の厚みでしょうか。
レースのモチーフは糸がたくさん重なっているので、厚く、針が折れることがあります。
わたしは職業用ミシンで#11番手の針を使ったのですが、鈍い音の時があり怖かったです。(折れはしませんでした)
ミシンや針によっては折れることがあるかもしれないので、様子を見た方がよさそうです。
ぬいぺ
ちなみに、刺繍のような大きなモチーフはきわを縫ってつけます。
平らにした布の上に、モチーフを置いてまち針でとめます。
裏はこんな感じです(^^)
全部白い糸で縫っていますが、意外と目立ちません。
100円ショップでこういう↓お花のレースを見つけたのですが、サイズが小さく、真ん中にビーズがついていたので、ミシン縫いができませんでした。
こういうときは、「裁ほう上手」という接着剤にお世話になっていますm(_ _)m
モチーフじゃない普通のレースでも、小さいアイテムを作るときに接着剤を使うことはよくあります。
どちらも真ん中を接着剤でとめていますが…
ミシンで縫うなら点線部分あたりを縫うと、目立ちにくいです(*´꒳`*)
今回はレースのいろいろな縫い方やつけ方をご紹介しました。いかがだったでしょうか?
レースはきれいで可愛いし、見栄えもするのでわたしもたくさんストックしています。100円ショップや手芸屋さんでお気に入りを見つけたら、つい買ってしまうほどです(*^^*)
紹介した縫い方はわたしのやり方の一例なので、他にやりやすくてきれいな縫い方があれば、そちらを参考にしてかまいません。
完成した作品がきれいであればそれでいいと思うし、「これ!」という正解がないのがお裁縫の魅力だなぁ。と思います٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
はじめまして ミシン選びに迷いに迷っている者です(初心者)
練習して上手になってそのご褒美にいいミシンを買うつもりだったのですが・・・
、どうせ練習するなら 新しいミシンをかってそれで練習するほうがいいのでしょうか?
おでんくんさん、はじめまして♪
今後ミシンを新しく買う予定があるなら、わたしだったら新しくしてから練習しようかな?と思います。
今あるミシンで練習してもいいのですが、ミシンはクセもあるので、「せっかく慣れたのになんか勝手が違う」ということもあるので。。
でも、人によっては金銭的な理由や他の予定もあると思うので、無理して急ぐ必要はないと思いますよ〜!
初心者さん向けにミシン選びを詳しく解説した記事もあるので、よかったら参考にしてくださいね(*^^*)
【最新】ミシン初心者におすすめ15選!ミシンの選び方【2021】
はじめまして。
前スリットの入ったスカートを、レースを使ってリメイクしたいと思っています。
スリットのままでもかわいいですが、大胆なスリット入りなので体形を隠したいというのが一番の理由です。
ラッセルレースを使う予定ですが、どのようにすれば上手にレースを取り入れられるでしょうか?
コロンコロンさんへ
返信が遅くなってすみません。
デザインや好みにもよりますが、わたしはどんなレースでも傷がつかない限り、ミシンで上からおさえるようにステッチしてつけることが多いです(^^)
ミシン目はカジュアルな印象が強いので、フォーマルなお洋服なら手縫いで裏からまつることが多いですね。
時間はかかりますが、縫い目が目立たない仕上がりになりますよ♪