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どうも、ぬいぺです!
みなさんはミシンでステッチをきれいにかけられますか?
ステッチはお裁縫で王道といってもいいくらいよく出てくるし、縫う機会も多いと思います。
表から目立つ縫い目なので、曲がっていると気になってほどいたり、失敗するとつらいんですよね。。。
ぬいぺ
でも仕事で縫ったり、趣味でいろいろ試しているうちに、今ではステッチが大好きになりました(^^)
そこで今回は!ミシンでステッチをきれいにかけるコツをお伝えします。
家庭用&職業用ミシンでそれぞれ縫ってみたので、参考にしてくださいね٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
もくじ
ステッチとは?なんの意味がある?
お裁縫する人
ステッチの役割は次の3つです。
- 縫い代の安定
- デザイン
- 補強
デニムのすそやTシャツの袖など、普段着でも見ることが多いステッチ。
縫い代が重なる部分にかけることが多いステッチですが、厚くなった部分を落ち着かせたり、安定させる役割があります。
同時にデザインの意味もあるかな。デニムにあえて違う色の糸を使っていることも多いですよね。(ブルーに生成りの糸を使ったり)
一般的に生地の色と同系色の糸を選びますが、正反対や目立つ色を使うとアクセントになって素敵です(*^^*)
ぬいぺ
縫わなくても完成するけど、あえてもう1本ステッチすることで強度がUPしたり。
絶対にステッチをかけないと作品が完成しない!わけではないですが、時短効果もあります。
手縫いで裏からまつり縫いでもいいのですが、時間がかかるので…。ミシンでステッチするとあっという間にできるのがメリットですね。
ステッチをきれいに縫うコツ
ステッチをきれいに縫うコツはずばり!
押さえに目印をつける、です。
ステッチのコツ【家庭用ミシン編】
まずは一番使っている人が多い家庭用ミシンから!設定は針が真ん中にある状態の普通の直線縫いです。
押さえの端に布をあわせると、0.8 ㎝のステッチがかけられます。
押さえの真ん中にあわせると、0.5 ㎝くらいです。わたしはカラフルなテープを三角に切って目印にしています(^^)
ぬいぺ
さらに真ん中に印をすると、0.2~0.3 ㎝幅のステッチがかけられます。
普通の直線縫いの押さえで工夫をすればお好み幅のステッチがかけられますよ〜!ぜひお試しあれ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
もっと太い幅でステッチしたい場合、ミシンについているメモリにあわせればOK。
ちなみに、家庭用ミシンは針の位置が変えられるのですが、針を左に動かして押さえの端にあわせると1.0 ㎝で縫えます。
もちろん針は真ん中でミシンの”10″メモリであわせてもいいので、やりやすい方法でOKです(^^)
ちなみにちなみに。わたしの家庭用ミシンはジャノメの「JP310」というミシンです。(今はコロナで在庫が品薄かもしれない)
押さえは直線用の”A”を使っていますが、メーカーやミシンによって押さえ幅が違うことがあるので、縫う前に定規ではかってみるのがおすすめですm(_ _)m
ステッチのコツ【職業用ミシン編】
職業用ミシンは家庭用ミシンより押さえ幅がせまいです。端にあわせると約0.5 ㎝。
もっとせまい幅でステッチをかけたいときは、家庭用ミシン同様目印をつけます。
ちなみに職業用ミシンでは”段押さえ”という特殊な押さえが使えます。0.1~1.0 ㎝のいろいろな幅があります٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
わたしが使っている段押さえは0.2 ㎝です。普通押さえより安定感があるし、押さえに段差がついているのでステッチがずれにくい!
縫製工場時代から仕事で使っていましたが、「ステッチで失敗してほどく」という作業がめちゃくちゃ減りました…。ほとんど1回で成功。
えりぐりなどカーブのステッチにも便利なんですよね。0.2 ㎝幅以外にも0.3、0.5 ㎝もそのうちほしいなぁ。。
段押さえは職業用ミシンと工業用ミシン専用のアタッチメントです。
家庭用ミシンには対応していないのでご注意くださいm(_ _)m
ミシンによって非対応のアタッチメントもあるので、購入前にご確認くださいね!
ちなみに、0.1~3 ㎝の端っこギリギリのステッチを縫製業界では「コバステッチ」と呼んでいますよ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
【家庭用&職業用ミシン】共通のステッチのコツ
太いステッチを縫うならミシンのメモリを目印にしてもいいのですが、「ステッチ定規」という救世主もいます。
↑はミシンにセットするタイプのステッチ定規です。後ろのネジでお好みの間隔を調整できます。
「マグネット定規」という磁石タイプもあります。わたしは持っていないけど、学生時代友達が使っていたなぁ。
直線以外にもチャコペンで点をかき、結ぶように厚紙を当てるとジグザグなステッチもできます。
厚紙を丸くカットすればカーブでも使えます(^^)
【ミシンでステッチ】まとめ
最後にステッチのコツをまとめると、
- 押さえに目印をつける
- 便利な道具を使う
- 表からステッチする
- 縫い目の幅をチェック
押さえに目印をつけたり、ステッチ定規などの道具は詳しく紹介しましたが、他にもちょっと気を付けるだけでよくなるポイントがあります。
基本的にミシンの糸調子は表が整いやすいので、わたしは表面を上にしてステッチしていますよ(^^)
縫い目の幅も要チェックです。せますぎると縫い目が詰まって見えるし、大きすぎるとほつれの原因になるので適度な幅になるよう設定するのがおすすめ。
ぬいぺ
ステッチが苦手な人へ【為せば成る】
ステッチって結構苦手な人が多いと思います。とくにお裁縫を始めたばかりの人はミシンに慣れていないし、均等な幅で縫うのは大変ですよね。
今ではブログで縫い方を紹介したり、講師の立場であるわたしも最初は全然できませんでした。
ぬいぺ
でも専門学校や縫製工場などいろいろ縫っているうちにコツがつかめたので、数をこなすのが一番だなぁ。と実感しています。1着目はうまくいかなくても3着、5着と縫えば確実にレベルUPしますよ!
自分で一から上達するのは大変ですが、最近はネットやSNSで便利な情報がたくさん落ちている時代です。わたし以外にも洋裁に詳しい人はたくさんいるので、自分がやりやすい方法に出会ってその技を盗んでどんどん上達しちゃいましょう(*^^*)
ぬいぺ