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こんにちは!食パンよりフランスパン派のぬいぺです。
フランスパンはトースターで焼く前に霧吹きで水をかけると、ふんわりもちもちになりますよ〜(*^^*)試してみてね!
さて、今回は家庭用ミシンの裁ち目かがりとジグザグ縫いについて詳しくお話します。
裁ち目かがりって家庭用ミシンをお使いの方なら聞いたことあるんじゃないかな。布端の生地がほつれないように処理する方法です。
同じく家庭用ミシンでお馴染みのジグザグ縫いも、布がほつれないようにかがる縫い方なんですが、設定やできあがりがちょっと違うんです。
わたしなりにポイントをまとめたので、よかったら参考にしてくださいね(^^)
もくじ
裁ち目かがりとは?ジグザグ縫いと何が違うの?
ミシンを使っている方なら、裁ち目かがりやジグザグ縫いという言葉を耳にしたことがある方、多いんじゃないでしょうか?
結論から言うと、裁ち目かがりとジグザグ縫いはどちらも生地がほつれないように始末する機能です。
もっと詳しく言うなら、裁ち目かがりはジグザグ縫いの種類のひとつです。要するに、縫い方はほぼ同じ。
では何が違うのか?同じならそれでいいじゃん。と思うかもしれません。
ぶっちゃけわたしも初心者時代はそう思っていて、他に覚えることたくさんあるから余計なこと言わないで〜!って思っていました。笑
ちなみに、できあがりは↓の写真のように同じになりますが、やり方がちょっと違います。
結論から言うと、同じような縫い目でも↑のように縫うには裁ち目かがりの方が楽で早いです。どちらも難しくはないし簡単ですが、ジグザグミシンの方が一手間多いかな。
今回新しいミシンをお迎えして、自分で試して勝手がわかったので、知識をみなさんにシェアしますね〜!(*^^*)
ちなみにわたしが使っている家庭用ミシンはこれ↓で、このミシンを使いながら説明していきます♪
このミシンを選んだ経緯や他におすすめのミシンは↓にまとめています。
どのミシンが人気?ミシンの人気ランキングとおすすめ【プロに取材】
裁ち目かがりとジグザグ縫いの違いは押さえ
裁ち目かがりとジグザグ縫いの大きな違いはアタッチメント(押さえ)の種類になります。
しつこいですが、ミシンの縫い方や設定は同じ。
ジグザグ縫いは基本押さえ、裁ち目かがりは裁ち目かがり押さえを使いますよ〜!(ちなみに裁ち目かがりは基本押さえでもできますが、裁ち目かがり用のアタッチメントを使った方が断然きれいでした。)
たとえばわたしのミシンの場合、どちらも模様は”07″で、表示画面は写真のように設定します。縫い目の幅やあらさも同じでOK!お好みでどうぞ。
設定はお持ちのミシンで違うかも?なので、説明書をチェックしてくださいね〜!
ちなみに、裁ち目かがりは一般的に3万円以上のミシンにある機能で、値段の安いミシンにはないかもしれません。その場合はジグザグ縫いを使って布端の始末をします。
次で詳しい縫い方の説明をしますね♪
裁ち目かがりとジグザグ縫いの縫い方
布端の始末でおすすめの縫い方の順番は次のとおり。
- 裁ち目かがり
- ジグザグ縫い
結論からいうと、ジグザグ縫いより裁ち目かがりがおすすめです。
理由はズバリ、綺麗で楽だから。
ジグザグ縫いでは直線縫いと同じ基本押さえを使います。
裁ち目かがりはかがり専用の押さえを使うので、クオリティが高いんですよね。
ぬいぺ
裁ち目かがり機能があるミシンを持っていたら、ぜひ裁ち目かがりを使ってください(*^^*)
アタッチメントの付け方
めちゃくちゃ基本なのですが、アタッチメントの付け方から。
まず、ミシンの押さえを上げた状態にします。
後ろの黒いボタン押し、押さえを外します。
つけたい押さえを溝にはまるようにおきます。
押さえを下げて、ガチャンとはまれば完了です♪
裁ち目かがりの縫い方
まずはおすすめの裁ち目かがりのやり方から。
画面を裁ち目かがり用に設定して、押さえを裁ち目かがり用に付け替えます。
あとは最初から最後まで縫うだけ。返し縫いはとくにしません(^^)
こんな感じに縫えます。
ジグザグ縫いの縫い方
ジグザグ縫いも裁ち目かがり同様にミシンをセットします。押さえは基本押さえ(直線縫いと同じ)でOKです。
上から下まで縫えばいいのですが…
できあがりをご覧ください。布端を縫うと、裁ち目かがりより幅が狭くなってしまうんです。
わたしのやり方がよくないのかな?と思い、縫い幅や目の大きさなど設定を変えてみましたがダメでした。もし読者の方でいいやり方があれば教えてください。m(_ _)m
ちなみにいろいろ試した結果、端ではなく少し内側を縫うといい感じにできました。
かがりたい部分より、1.0 ㎝以上開けるのがおすすめです。
はさみで余分な布をカットします。
するとあら不思議!裁ち目かがりとほとんど同じように縫うことができました(*^^*)
ぬいぺ
地縫いをかねた裁ち目かがり
より丈夫な方法で、地縫いをかねたかがり縫いもあります。
ミシンの設定は↓のように合わせ、1本縫うだけ。押さえは裁ち目かがり押さえを使います。
地縫いを入れることで丈夫になるので、ほつれやすい生地にむいています。
でも、普通のジグザグ縫いや裁ち目かがりより糸が増える分、地縫い部分が縮みやすくなるんですよね。
なのでよほどのことがない限り、普通のジグザグ縫いや裁ち目かがりで十分かな?と思います。
ぬいぺ
【ニットの場合】トリコット縫い
ニットやほつれやすい生地に適した縫い方です。写真のように設定して、押さえは基本押さえを使います。
縫い代を少し多めにとって縫い、余分な部分を縫い目のギリギリで切り落として使いますよ(^^)
刺繍みたいで可愛いので、布端の始末以外にも飾り縫いとしても使えそうだなぁって思いました♪
一番のおすすめはロックミシン
家庭用ミシンでできるいろいろな布端の始末を紹介してきましたが、わたしの一番のおすすめはロックミシンです。
ロックミシンがおすすめの大きな理由は、
- かがり縫い専用なので縫い目のクオリティが別格
- ミシンの押さえや設定を変える必要がない
などなど。
ロックミシンの値段は高めですが、かがり縫い専用なので家庭用ミシンと比べ物にならないくらい質がいいんですよね。
ロックミシンを10年ほど愛用しているわたしですが、家庭用ミシンをお迎えしてさらに実感しております。
家庭用ミシンは直線縫いもかがり縫いも同じミシンを使うので押さえを変える必要がありますが、ロックミシンはその手間も省けますよ〜!
たまにしか使わない人なら必要ありませんが、ミシンでよく縫い物をする人ならコスパがいいのかな?と思います(*^^*)
ちなみに、ロックミシンのすごいところはかがる幅も微妙に変えられるんです。
人間用の服なら広い幅で、ぬいぐるみの服など小さいものは狭い幅で作ったりしています(^^)
このダイヤルを回して、簡単に変えられますよ〜♪
ロックミシンにはカッターがついていて切りながらかがるので、布端ぴったりで縫えるのが魅力です。
他にも巻きロックができたり、いろいろなアタッチメントが使えます。
ロックミシンって何?もっと知りたい!という人は↓の記事にまとめたので、参考にしてくださいね。
わたしの使っているロックミシンについて詳しくかいています(*^^*)
ロックミシンとは?おすすめはこれ!ロックミシンの機能や選び方も解説【2023最新】
裁ち目かがりとジグザグ縫いのまとめ
裁ち目かがりとジグザグミシンについて、いかがだったでしょうか?
10年ほど前に初めて家庭用ミシンを使ったとき、わたし自身違いが全然わからなかったので、同じような方の参考になれば幸いです(*^^*)
最後に、記事の内容を簡単にまとめておきますね♪
- 裁ち目かがり、ジグザグ縫いはどちらも布端の始末に使える
- きれいで楽なのは裁ち目かがり
- 裁ち目かがりがなければジグザグ縫いで代用できる
- ニット生地はトリコット縫いがおすすめ
- 一番きれいで丈夫に縫えるのはロックミシン
ミシンについていろいろ知りたい!という人は↓の記事をどうぞっ。ミシンのお悩みから選び方までわたしが解決します!
こんばんは
彩と申します
ブロード生地でジグザグかけたら、
布が寄ってしまいます。
どうしたらいいでしょうか?
私は先日ミシンが壊れてジャノメJP510買い替えました。よろしくお願いします。
彩さん、こんにちは♪
ブロード生地は薄手なので、ジグザグがうまくかからないことがあります。
解決策として考えられるのが、
①裁ち目かがり押さえを使う
本文中にもかいたのですが、ジグザグ縫いと裁ち目かがりでは、裁ち目かがり用の押さえを使った方が仕上がりがきれいでした。
おそらくJP510でも同じ押さえなので、試していただければ!と思います。
②縫い代に接着テープを貼る
ジグザグをかけたい縫い代に接着テープ、または細く切った接着芯を貼ると、布がしっかりします。
③縫い代に捨てミシンをかける
ジグザグミシンをかける前に、縫い代の端に捨みミシンをかけると丈夫になり、布を巻き込みにくいです。
もしくは細めに裏に折り込んでも効果的だと思います。
素材にあった一番やりやすい方法を試してみてくださいね(*^^*)