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ぬいぺ
さて、ダッフィーの服の作り方と型紙を紹介する当ブログですが、今回はベストを作ってみました。
ベストといえば、
・縫うところが少ない
・簡単にできそう
というイメージを持つ方も多いと思います。でもベストの作りって、意外と難しいのです。試作でも色々苦労しました。
そこでこの記事ではベストの試作過程で大変だったこと、ベスト作りのポイントなどをわたしの視点から説明していきます。
具体的には
・ベストのディティール
・試作途中経過
・型紙を作る手順
・ダッフィーに試作を着せてみた
の順に書いています。
ぬいぺ
初めてこのブログにきてくれた人は、下の記事も読んでみてください(^^)
ダッフィーのジャニーズ衣装にも！ベストのディティール
冒頭で言ったとおり、今回はダッフィーのベストを試作しました。
なぜベストかというと…
前回嵐のポップコーン風の着ぐるみ帽子を作ったので、コーディネートさせようと思ったからです！！
ぬいぺ
シャツとパンツも作る予定です。笑
ポイントは、
・赤のストライプ模様
・前あきでボタン仕様
・腰よりちょっと上の真っ直ぐライン
です。裏側は見えなくてわかりませんが、着せやすくするために裏布をつけました。ベストはTシャツやシャツなどの上に着て、重ね着する服ことが多いと思いますが、裏面がツルツルだと滑りが良くなり、着せ替えしやすいのです。
「なんだ、めっちゃシンプルじゃん。」
そんな声が聞こえてきそうですね。
ところが、裏布をつけると作り方がちょっと複雑になり、縫う順番がとても重要になってくるのです。
Tシャツやパンツを作るより難しいかも？
ダッフィーのベスト！試作途中経過とポイント
なぜ裏布をつけると作り方がややこしくなるのか？
それは表に返すところに理由があります。
ベストの作り方は前身頃と後見頃の表布と裏布の肩線をそれぞれ縫い、中表に合わせます。この表布と裏布の周りを縫うのですが、表に返すために返し口を開けておくことが大事なのです。後ろ裾、袖ぐりの一部、脇部分の、写真の赤いラインを縫わないでおけば、簡単に表に返すことができます！
※写真は試作中の型紙です
私がやった失敗は、裾と脇だけあけて返そうと思ったら、肩線が狭くて表に返すことができませんでした。人間の服であれば返せるのですが、ダッフィーサイズだと肩線が狭すぎて表側を引き出せないのです。。。
ぬいぺ
色々おどかしましたが縫いあける場所が正しければ難しくないので、安心してください。笑
型紙を作る手順
ベストの型紙は以前作ったダッフィーのシャツの型紙を応用して作りました。
元になったダッフィーのシャツの型紙と作り方はこちらをご覧ください♪
さて型紙の操作ですが、以下のように改造しました。
前後で共通しているのは、
・肩線を外側で0.4 ㎝狭くした
・脇で袖ぐりを1.0 ㎝下げた
・脇で裾を0.5 ㎝狭くした
です。（前身頃に右前身頃と書いてありますが、左右で共通です。）
前身頃は真ん中で2.5 ㎝下げて、肩線から自然につなげています。ちょっとカーブ気味です。後ろ中心で0.5 ㎝下げて、衿ぐりを大きくしています。
※写真の赤線は型紙アレンジの大体のラインを示したもので、本物の型紙とは異なりますので、ご注意くださいね。
試作をダッフィーに着せてみた
ベストができたのでダッフィーに着せてみました。布は試作なので家にあった残布と裏布を使っています。表布はシャツや薄手のアウターがつくれる厚さ、裏布はジャケットに使われるような薄手です。
試作なので、ボタンがついておらず、まち針でとめています。
袖ぐりを広くしたのでゆとりがあり、インナーの上から着せてもぱつんぱつんにならなさそうです♪
ぬいぺ
実はリバーシブル
このベスト、実はリバーシブルにもなるのです！縫い代が見えないので、裏表どちらでも着せることができます。1着で2度楽しめるのです♪
着まわしがきく
ベストと言えば、Tシャツやシャツに合わせたり、スーツの中に着たり、色々着回しがきくアイテムだと思います。ジャニーズアイドルやディズニーキャラクターの衣装でよく見かけるし、ウェルカムドールのダッフィーに着せている友達もいました。
シンプルだけど合わせやすくてリバーシブルにもなるダッフィーのベストの作り方と型紙は次の記事であげるので、しばしお待ちください～！
