記事内にプロモーションを含むことがあります
ぬいぺ
ダッフィー太郎
このブログではダッフィーを中心にぬいぐるみの服の作り方と型紙を紹介しています。
先日こんな悩みを聞きました。
ダッフィー太郎
手縫いしてると誰もが経験する悩みではないでしょうか?私もよく糸を絡ませて、イライラしながらやり直したことがあります。笑
今回は手縫いの糸が絡まる原因と、絡まりにくくなるコツ、をお伝えします。
手縫い専用の糸がおすすめの理由や、私が手縫いに使う糸も紹介してるので、参考にしてください。
ぬいぺ
初めてこのブログにきてくれた人は、下の記事も読んでみてください(^^)
糸が絡まる3つの原因
手縫いで糸が絡まる主な原因は、下の3つです。
- 糸がうねった状態のまま使っている
- 糸が長い
- ミシン糸で手縫いしている
糸がうねった状態のまま使っている
「糸を切ってそのまま針に通して使う。」という方も多いのではないでしょうか?写真のように糸にくせがついたまま手縫いすると、絡まる原因になります。
このうねりをとってから縫うと絡まりにくくなり、スムーズに縫うことができます。詳しいやり方は次の手縫い糸が絡まらない方法で説明します。
糸が長い
「糸を足さなくていいように長めにする。」というやり方もありますが、ちょっと注意です。糸が長いほど、糸は絡まりやすくなります。
糸を変えるのに時間がかかるのでは?と思うかもしれません。でも、糸が絡まってからほどいたり、やり直しする方がタイムロスになります。
ぬいぺ
ミシン糸で手縫いしている
手縫い糸に比べてミシン糸は絡みやすいので、専用の手縫い糸で縫うのがおすすめです。
詳しくはミシン糸より手縫い糸がおすすめな理由で説明します。
他にも、縫っているときに生地や針を見ずに糸を引いて絡ませたり、劣化や乾燥した古い糸を使ったことが原因で絡まったりすることがあります。
ダッフィー太郎
手縫い糸が絡まらない方法
・糸のうねりをとる、指で弾く
2.両手で糸を張らせてもつ
4.完成!
糸を切って両手で張らせて持ちます。私の経験上、糸の長さは30〜50㎝くらいがやりやすいです。
張らせた糸を指で「ペンペン」と音がなるようにはじくと不思議なことに、うねりが消えて糸がまっすぐになります。はじくことで糸が伸びて、絡みにくくなるんだとか。
うまくはじけない!という人はアイロンをかける方法もあります。
2.左手で糸を引いてアイロンする
ダッフィー太郎
うまくはじけないけどアイロンがない場合には、↓のことを気をつけるだけでも違います。
- 糸を短め(30〜50 ㎝)で使う
- 手縫い専用の糸を使う
- 針と糸の動きを見ながら縫う
ぬいぺ
ミシン糸より手縫い糸がおすすめの理由
糸は強度をあげるために、数本を組合わせてねじって作られています。
これが「撚り」といいまして、手縫い糸の方が撚りが戻りにくいので、ミシン糸に比べて絡まないのです。
ミシン糸と手縫い糸の違いは?
ミシン糸と手縫い糸の違いは撚りの方向で見分けます。
ミシン糸は、ミシンで縫うときに目とびや糸切れを予防するために、左撚りにしています。
手縫い糸は、手の動きに合わせて糸がよじれないように、右撚りになっています。
撚りの方向を変えるのはミシンと手縫いそれぞれで、縫いの最中に糸の撚りが戻りにくいからなのです。
手縫いでミシン糸を使うと余計に絡まる理由はここにあります。
でも、手縫いでミシン糸を使うのがダメではありません。
ぬいぐるみの服に小さいボタンや飾りをつけるときに、細いミシン糸を使った方が便利なこともあります。
ボタン1つつけるのに、わざわざ手縫い糸を買いたくない!という人もいると思います。少しならミシン糸で代用したいですよね。
ダッフィー太郎
糸についてはこちらに詳しく書いてあります。
関連:株式会社フジックス
いろいろな手縫い糸
手縫い糸は色々な種類があります。メーカーによって色や太さ、素材も違うので迷ってしまうかもしれません。
ぬいぐるみの服の手縫いであれば、「手縫い糸」とかかれているものであれば問題ないので、お店の糸コーナーをのぞいてみてください。
ぬいぺ
手縫い糸は厚紙にまかれているカードタイプが多くて、私もよく使っています。
これ以外に普通のミシン糸のように、巻きになっているタイプもあります。巻きタイプの方がくせがついていないので、絡まりにくいかもしれません。
とはいえほとんど違いはないので、手に入れやすいほうでいいと思います。
ダッフィー太郎
人気の手縫い糸はこちらからチェックできます↓
まとめ
手縫いの糸が絡まる原因と対策について、いかがだったでしょうか?最後に糸を絡まらないように縫うコツについて、まとめます。
- 糸のうねりをとる
- ちょうどいい長さの糸で縫う
- 手縫い用の糸で縫う
ちょっとの工夫で手縫いが楽しくなります♪
ぬいぺ
ダッフィー太郎